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あなたの「声」が世界を変えるきっかけに!「Indeed Rainbow Voice 2021」がスタート!

あなたの「声」が世界を変えるきっかけに!「Indeed Rainbow Voice 2021」がスタート!

#SHOW CASE
  • ジェンダー平等を実現しよう

国連の掲げる「SDGs」の17の目標の5番目には、「ジェンダー平等を実現しよう」という目標があることをご存知でしょうか?ニューノーマルな働き方というように、新型コロナウイルスの影響を受け、働き方も今までの様式から大きな変化がありました。しかし、働き方に変化が起きても働いている人に関しては、未だに性別などを理由に格差や差別が存在しています。そこで、この目標達成を就労の面からサポートしようと立ち上がったのが、世界 No.1 求人検索エンジンと言われるIndeedです。そしてこの度、目標達成のために「Indeed Rainbow Voice」(https://jp.indeed.com/cm/rainbow)というプロジェクトを発足したとのこと。

SDGs MAGAZINE編集部では詳細を探るべく、この「LGBTQ+」の人々が働きやすい社会を実現するために生まれたプロジェクト「Indeed Rainbow Voice 2021」について取材してきました。

――すべての人が「自分らしく」働くことができる世の中の実現に向けて

LGBT関連の教育事業等を手がける認定NPO法人ReBitによる2019年の調査では、同性愛者や両性愛者の42.5%、トランスジェンダーの87.4% が、新卒就活時に性的指向や性自認に由来した困難などに直面していると報告されています。こうした報告を目にすると、SDGsの5番目の目標である「ジェンダー平等を実現しよう」の達成には、もう少し時間がかかりそうだと感じる方も多いのではないでしょうか。
「Indeed Rainbow Voice 2021」では、LGBTQ+を取り巻く仕事や職場に関する悩みや想いを「声」として特設サイトにて募集。その「声」を通してプロジェクトへの参加者と共に、LGBTQ+当事者の方々の仕事に関する想いや意見をより顕在化させていきます。そうすることで、「ダイバーシティのある働き方」として多種多様な人々が違いを認め合い、互いを尊重しながら、全ての人々が生き生きと働けるような社会の実現を目指していくということです。
では、具体的にはどのようなコンテンツがあるのでしょうか?

――『Indeed Rainbow Voice』プロジェクト内容

1.LGBTQ+の方々の想いを「Rainbow Voice」として集める
LGBTQ+の方々を取り巻く仕事や職場、就職活動などにおける想いや悩み、意見等を「Rainbow Voice」として集めます。

2.社会で活躍しているLGBTQ当事者や企業の担当者に相談できる「Rainbow Voiceオンライントーク」
2021年6月3日(木)・4日(金)、社会で活躍しているさまざまな立場の当事者や、ダイバーシティ推進企業の担当者、および、ダイバーシティ推進企業で実際に働く当事者が、トークパートナーとなり、LGBTQ+の方々の想いや意見を聴き、悩みにお応えする「Rainbow Voiceオンライントーク」を開催します。オンラインで、非公開、かつ、少人数で実施するため、日頃なかなか人に想いや考えを支えることができなかったような方でも、話をしていただきやすい環境になっています。トークパートナーとして、元バレーボール選手の滝沢ななえさんや東京レインボープライド共同代表理事、杉山文野さんらが参加します。

3.誰もが違いを認め合い、互いを尊重しながら働ける社会の実現に向けた
「Rainbow Voiceアフタートーク」セッション

2021年6月下旬頃、LGBTQ+のみなさまから寄せられた声をもとに、トークパートナーの方々と共に、誰もが違いを認め合い、互いを尊重しながら働ける社会の実現に向けて話し合う「Rainbow Voiceアフタートーク」セッションを開催します。その模様は後日、Indeed公式YouTubeチャンネルにて公開予定です。さまざまな当事者の仕事や職場に対する想いや意見、企業の取り組みなどが視聴できます。

――すべてのはじまりは「知ってもらう」こと、「知ろうとする」こと

今もどこかで、自身のセクシャリティが原因で働くことに困難を感じている人々がいるのではないかと思います。すでに、「Indeed Rainbow Voice」では「専門学校の最終学年になりました。そして、就職活動が本格的に始まりました。行きたい就職先の候補は決まっているのですが、私のFTX(編集部注釈:「Female to X-gender」の頭文字。身体の性が女性で性自認がXジェンダーである方を示す呼称)のキャラクターが世間体的にどう受け入れられるかが不安です。」といった声や「私は相手によって女子を演じたり、男子を演じてみたりすることは出来ますが、髪型をロングにすることや、レディーススーツを着る事はとても心苦しいです。それでも面接では、いわゆる世間からみた“普通の女子”として行かなくてはならずとても嫌でした。」などの声が寄せられているということです。
様々な「声」聴くだけではなく、「声」を発することもできる「Indeed Rainbow Voice」という場。この機会に、是非あなたの「声」を世の中に発信してみませんか?

『Indeed Rainbow Voice』実施概要

・実施期間:2021年4月23日(金)~6月30日(水)
・「Indeed Rainbow Voice 2021プロジェクト」特設サイト:https://jp.indeed.com/cm/rainbow

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