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【国内初の量販店流通】常温で120日間保存可能な「ずっとおいしい豆腐」が販売開始

【国内初の量販店流通】常温で120日間保存可能な「ずっとおいしい豆腐」が販売開始

#SHOW CASE
  • つくる責任つかう責任

本来食べられるはずのものが捨てられてしまう「食品ロス」。
現在も世界を騒がせている新型コロナウイルスの影響で、多くの飲食店では食材が余ってしまっています。
また生産者においても食材が出荷できず廃棄せざるを得ない状況が発生しており、昨今の食品ロスの課題は増えている状況です。

SDGs目標12には「つくる責任 つかう責任」という項目の中には「2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する」というターゲットが設定されています。
この目標達成のためには、この食品ロスを減らすことが必要不可欠です。

日本における「食品ロス」問題のキーワードの1つとされているのが、「賞味期限」です。

“おいしく食べることができる期限”を示す賞味期限ですが、日本においては出荷後の管理環境が製造元では把握しきれないという理由から、実際の期限よりも2割ほど短く設定されていることがほとんどだそう。

そして、賞味期限を過ぎてしまった食品の多くが廃棄されており、食品ロスにつながってしまっているのが現状です。

そんな中、近年では、一部商品の賞味期限を「年月日」の表示ではなく「年月」の表示に変更する企業や、これまでよりも賞味期限が長く長期間の保存が可能な商品を開発し販売する企業が増えていたりと、賞味期限にまつわる「食品ロス」問題を解決しようとする動きも活発化しています。

今回は、そんな食品ロス問題の解決に寄与する、「ずっとおいしい豆腐」(さとの雪食品:徳島県鳴門市大津町)をご紹介します。

豆腐はこれまで冷蔵保存が義務付けられており、常温管理で長期の保存は難しいという常識がありました。ですが、2018年に「無菌充てん豆腐」の常温販売が認められたことを受け、常温で120日間保存可能な「ずっとおいしい豆腐」が誕生しました。

こちらの商品は、豆腐づくりに最適な性質と安全性を備えた国産大豆のみを使用。保存料は一切使用していないため、安心して食べることが出来ます。加えて、特殊紙容器で製造をしているため、同社商品(充てん豆腐300g)の容器と比較し、プラスチック使用量60%削減など、環境にも配慮しています。

また、国内の量販店で、豆腐が常温流通するのは初めてです。常温保存可能という特長を生かし、食品スーパーの冷蔵ケース以外での販売も可能になりました。従来、豆腐が流通し得なかったところで豆腐を購入することができるようになります。

商品名:ずっとおいしい豆腐
価格 :オープン価格
原材料:大豆(国産)/凝固剤(塩化マグネシウム(にがり))
内容量:300g
賞味期限:製造日を含む120日間
販売店:全国の食品スーパー、一部ドラッグストア、オンラインストアなど
特設サイト:https://zutto.satonoyuki.co.jp/
オンラインストア:https://www.shopping-satonoyuki.com/

「ずっとおいしい豆腐」は、コロナ禍で一定的な集客が見込みづらい飲食店の方々にとっても、食材を長期的に備蓄することが可能となります。

また、災害に備えて普段から多めに購入し消費した分を買い足していくローリングストックにも最適です。
いざという時でも普段から食べ慣れているものが、非常時の食卓に並ぶことで安心して食事を摂ることができますね。

常温で持ち運びできるという点から、キャンプや登⼭といったアウトドアでの利用も可能。常温でも味に変化はないのでそのまま食べることもできますし、簡単に調理をすることでキャンプ飯のレパートリーを増やすこともできます。

「ずっとおいしい豆腐」は、これまでになかったシーンでの豆腐の新しい楽しみ方も可能にしていますね。

新型コロナウイルスの影響で、注目を集めた「食品ロス」問題。生活を見直すきっかけにもなるこのタイミングで、120日間の長期常温保存が可能な「ずっとおいしい豆腐」を一度試してみてはいかがでしょうか。

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