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SHOW CASE

自宅にいながら海外旅行!“おうち時間“を有意義に。SDGsも学べるよくばりパックツアー


この記事に該当する目標
15 陸の豊かさも守ろう
自宅にいながら海外旅行!“おうち時間“を有意義に。SDGsも学べるよくばりパックツアー

ワクチンの接種が日本でもようやく始まる中、未だに新型コロナウイルスは収束したとは言えない状態が続いています。特に飲食や旅行などの外出は、まだ大きく制限されており、行きたい気持ちを我慢している人も多いでしょう。一方で、コロナが流行してからの一年強の間に、オンラインのコンテンツは驚くべきスピードで充実して います。オフラインと全く同じ、とはいきませんが、オンラインで少しでも楽しむ手段は皆さんもいくつか思いつくのではないでしょうか。

 そうしたオンラインの取り組みの一環として、株式会社ジャルパックはオーストラリアのクイーンズランド州政府観光局、ゴールドコースト観光局の協力のもと、オンラインツアー『かわいいコアラと野生動物の保護活動~カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリ―~』を開催しています。
人気観光地であるオーストラリアのゴールドコーストにあるカランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリ―とZoomを繋ぎ、コアラを始めとした様々な動物の姿を見ることができます。おうちにいながらも海外気分を味わえるライブ中継によって現地の様子を体感 できるプログラムです。

 カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリ―は、自然や野生動物の保護を行っているオーストラリア最大級の野生動物保護園です。例えるならば、動物園とテーマパークの間のような子どもから大人まで人気のスポットです。園内部にはカランビン・ワイルドライフ・ホスピタルが併設されており、毎年約600匹ものコアラや動物たちを受け入れ、無償で治療し野生に返す活動をしています。
活動の詳しい内容や実際に治療を受ける動物の様子などの紹介もツアーに盛り込まれており、興味のある人にとっては特に、貴重な機会となるでしょう。こうした取り組みはSDGsの目標15ターゲット5「多様な生物とその住処を保護し、絶滅の危機から救おう」に対応し、生態系の保護に大きな役割を担っています。

 ツアー内容は、ただオンラインで観光するだけではありません。自然や動物の保護は、近年注目されているSDGsにおいても重要な項目です。SDGsの観点からも重要な保護活動についての説明が行われ、質問タイムも設けられます。
そもそもSDGsとは、持続可能な世界の実現を目指した国際的な目標のことで、大きく17個に分かれています。そのうち、15番「陸の豊かさも守ろう」で、陸上生態系の保護・回復及び持続可能な利用の推進などを目指す目標です。
カランビン・ワイルドライフ・ホスピタルからの動物保護活動の案内は、SDGs目標達成へ向けて非常に貴重なものであります。「陸の豊かさも守ろう」の目標に対しては、「2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する」などの具体的なターゲットが設定されています。

 生態系の保護が大事なのはわかるけど、自分は普段動物と関わることもないし、環境保護を心がけるくらいしかできることなんてない、と思う人もいるかもしれません。実際に、絶滅の危機にある動物を個人がどうにか種として保護するのは難しいかもしれません。
しかし、だからといって何もできないわけではありません。まず興味を持ち、こうした野生動物の保護に取り組んでいる組織やその仕組みについて知る。そして広めたり、実際にそこをオンラインで訪れたりするだけで、保活動の支援に繋がり、結果的に救うことができる 動物もいるのです。
また、ターゲットの中には、a「生物多様性と生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる資金源からの資金の動員及び大幅な増額を行う」というものもあり、野生動物を保護する上での非常に重要な資金問題にも向き合っていく必要があります 。
今回のツアーでは、カランビン・ワイルドライフ・ホスピタルでの動物の保護・治療費を、実際に園ではどのように賄っているのか、などについても学べるそうです 。

なかなか海外旅行のできない状況が続いていますが、まずはオンラインで、家族や友人と旅行気分を味わいながら、SDGsについて興味や理解を深め、話し合ってみるのもいかが でしょうか。
予約はこちらから(2021年6月22日23:59まで)

画像提供:カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー