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“ラブ フォー トゥモロー”を掲げ、 真のサステナビリティに挑戦するロンハーマンの取り組みとは

“ラブ フォー トゥモロー”を掲げ、 真のサステナビリティに挑戦するロンハーマンの取り組みとは

#SHOW CASE
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を

最近よく耳にするようになった言葉、SDGs。持続可能な世界の実現のために設定された17の国際的な目標のことで、それぞれの目標ごとにより具体的なターゲットが設定されています。
このあたりまでは既に知っているという人も多いでしょう。それでは、私たちは具体的に何をすればいいのかと考えると、ターゲットを読み込んでも個人で取り組むには難しいと感じる方も多いかもしれません。
そこで今回は、SDGsの達成のためにさまざまな取り組みを展開している企業をご紹介。SDGsへの関心が高まるにつれて、企業でもSDGsの達成に向けて事業内容を改善したり、新たに抜本的な省エネに取り組んだりするところが増えてきました。

「そうなんだ、それはいいことだと思うけど、でもそれって私には関係なくない…?」

と思う読者の方もいらっしゃるかも知れません。ですが、これらは決して他人事ではなく、私たち一人一人がSDGsに取り組んでいる企業のことを知り、そこから商品を買ったりサービスを受けたりすることで社会に貢献することができます。

衣食住に関わるあらゆる事業を展開しているロンハーマンは、SDGsに積極的に取り組む企業の一つです。ロンハーマンは、ブランドのサステナビリティに関する公約を発表しており、「事業戦略を推進する上で、社会・環境への還元を最大化するとともに、真の持続可能な事業を探求する」という考えの下、環境・コミュニティ(地域社会)・客・チームメンバーの4つに焦点を当て、それらを相互に作用させて「真のサステナビリティ」の実現に取り組んでいます。

SDGsは、環境や人間の平等な権利の保護を通じて、ずっと先の未来まで続くような持続可能な世界を目指しています。ロンハーマンの公約は、「12. つくる責任つかう責任」「13. 気候変動に具体的な対策を」などを軸に、8,14,15にある働きがいの充実や海・陸の生態系の保護など、SDGsの複数の目標の達成に貢献するものです。
SDGsの17の目標は大まかなものですが、先に述べたターゲットの方を確認してみると、例えば12番の目標には「2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する」「特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する」などとあります。
これに対してロンハーマンでは、「余剰在庫をなくすために2023年までに店舗でのセールを廃止する」「2030年までにCO2の排出量を実質ゼロにする」といった目標を掲げています。目標達成に向けて、店舗の電力を再生エネルギーに転換し、自社発電の検討を進めたり、環境保護のためにオリジナル商品にサステナブルな素材を100%使用するといった具体的な取り組みを打ち出しています。
これらの抜本的な改革は、当然、簡単なことではないはずです。

また、“実質ゼロ”や“100%”といった具体的な数値目標も掲げており、SDGsの目標達成に向けて本気で取り組んでいることが伝わってきますね。
こうした企業の姿勢は、普段なんとなく買い物をしているだけではあまり思い至らない部分でもあるかもしれませんが、企業側が理想とする社会への想いを持ってさまざまな取り組みを展開していることを知れば、サービスの受け取り方も変わってくるのではないでしょうか。
SDGsについて考えるとき、現状を詳しく知ったり、自分にできることを考えたりすることも、もちろん必要不可欠なことです。、ですが、せっかく考えるなら、企業側の取り組みに目を向けてみるのも大事なことなのかも知れませんね。

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