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【告知】舞台『プリンス・オブ・マーメイド』上演 海の素晴らしさと問題点を伝えるSDGsイベントも同時開催

【告知】舞台『プリンス・オブ・マーメイド』上演 海の素晴らしさと問題点を伝えるSDGsイベントも同時開催

#SHOW CASE
  • 海の豊かさを守ろう

8月5日(木)から8月8日(日)にかけて、「こくみん共済 coopホール/スペース・ゼロ」にて、海と人との共生をテーマにした「海の音楽劇『プリンス・オブ・マーメイド』〜海からの2000年後のおくりもの〜」が上演されます。物語の舞台は、2000年前に争いによって人魚と人間が共に暮らしていたティヤム王国が海に沈み、人魚と人間は離れて暮すようになった世界。海の底から響く鐘の音に導かれて海賊王バッカーナに囚われていたティヤム王国の末裔ルナと出会った人魚の王子カイの、愛と冒険の物語です。2000年という歳月をかけて世界中の深海をめぐる大河「深層海流」や、クジラたちが発する音を3000km先まで伝える海の層「サウンドチャンネル」など、劇中では海の素晴らしさや大切さを伝えるとともに、世界的に問題視されているプラスチックごみによる海洋汚染問題や、海面温度の上昇による異常気象などの問題を提起する内容にもなっているとのこと。出演者・スタッフも第一線で活躍している人々が揃っており、海の魅力が味わえること間違いなしです。

また、同じく「こくみん共済 coopホール/スペース・ゼロ」内、ギャラリー展示室にて、海のSDGsプロジェクト「海のエデュケーショナルパーク」が開催されます。このイベントは、海洋関係者・海のスペシャリストによる講演会・展示会で、「海と人が共に生きる海の未来を考える」というテーマに沿って海についてより詳しく知ることのできるプロジェクトとなっており、海の素晴らしさや大切さなどの良い面だけではなく、海洋汚染問題や海面温度の上昇などの問題点についても伝えることで、海への理解や関心をより高められる内容になっています。

ところで皆さんは、海についてどんなことをご存知でしょうか。思いつく限り挙げて下さいと言われたら、「海水は塩分を多く含んでいる」「日本は海に囲まれている」「たくさんの魚がいる」など、実は海に関して知らないことの方が多いことに気付かされるのではないでしょうか。

中には、珊瑚礁の破壊といった具体的な事例が真っ先に思い浮かぶ方もいるかもしれません。まさに、たくさんの問題を抱えているのが海の現状です。SDGsにもこうした海の問題は取り上げられており、17ある目標のうち14番目は「海の豊かさを守ろう」というものです。

そして、その中の具体的なターゲットは、「2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する」など、海の生態系や水質、資源、環境を守り、持続可能なものにするための技術の運用、搾取の禁止等を求めるもので構成されています。

では、これらのターゲットの達成のためには、何が必要でしょうか。大事なのは、個人の行動の集合により解決できる問題に取り組むために、まずは人々の意識を変えることです。当イベントは、こうした部分でSDGsの達成や環境問題の解決に大きく貢献するものとなるでしょう。人が普通に生きているだけで知ることのできる知識には、限りがあります。情報が多すぎて、それを全部拾っていては疲れてしまうでしょう。ですが、私たち一人ひとりに地球環境への責任があります。そして、興味・関心を持って能動的に動けば、知識を吸収することができるのです。まずは知って、意識を変える。それがSDGsの達成に繋がっていくのではないでしょうか。

地球の七割を占めながらも、未だ大部分が謎に包まれている海。 その海の魅力や”現在地点”を観劇の楽しさと共に学ぶことが出来る当イベント。この夏、読者の皆さまにとっても有意義で素敵な体験となるかも知れません。

<海の音楽劇『プリンス・オブ・マーメイド』〜海からの2000年後のおくりもの〜公演概要>
【公演日時】2021年8月5日(木)〜2021年8月8日(日)全7回公演
【会場 】こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
【チケット一般発売日】6月6日(日)各プレイガイドにて
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