（写真：google drive内「過去開催の様子」より引用）

「夏休みの自由研究がまだ終わっていない！」「思わぬハプニングで自由研究が台無しになってしまった…」夏休み終了が迫ったこの時期、お子さんがそのような悩みを抱えていることもあるかと思います。

そんな自由研究のお悩みを1日で解決するCreemaクリエイターによる人気企画「Creema 自由研究 駆け込み寺」が、今年は8月30日(月)に開催されることになりました。今回で3回目を迎えるこの自由研究のお手伝い企画は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、初めてオンラインで開催されます。
今年のテーマは“身の周りから考えるSDGs”。使えなくなったものに新たな価値を加える「アップサイクル」や、災害が起こったときに身を守る「防災」、身近な「自然生態」について考えるワークショップです。

近年「SDGs（Sustainable Development Goals）」が注目を集め、それに伴いニュースなどでも関連用語が聞かれるようになりました。しかし、「SDGs」について77％の方が「聞いたことはある」「知っている」と答えたものの、約70％が「SDGsを意識した取り組みはできていない」「何をしたらいいのかわからない」という結果でした（Creemaが行ったアンケート調査による）。

一見、国や企業が取り組むような大きな目標が目立つSDGsの課題ですが、実は「廃棄物の発生防止や再利用」、「災害へのリスク管理」など、個人でできることも数多くあります。「Creema自由研究駆け込み寺2021」では、自由研究を解決しながら、ものづくりを通して「自分にできるSDGsとは何か」を考えることができるのです。

今年のワークショップのトピックは全部で3つ。それぞれについて簡単にご紹介します！

①防災ポケットを作って、避難するときをシミュレーションしてみよう！
「防災ポケット」とは、避難時に使う移動ポケットのこと。避難グッズを入れるカバンに入れておき、災害時に肌身離さず持っていたいものを入れることができます。今回は着られなくなった洋服を再利用して作る防災ポケットを作ります。
最も関連性のあるSDGsの目標は、目標12「つくる責任 つかう責任」の12.5「2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。」と、目標13「気候変動に具体的な対策を」の13.1「全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性（レジリエンス）及び適応の能力を強化する。」の2つです。

②ウニランプを作ろう！  
自然素材のウニ殻にヒトデや貝殻、珊瑚砂などを組み合わせ、LEDランプを灯す「ウニランプ」を作ります。色々な種類のウニ殻や、五角形を基本とした不思議な形、海で出会ったウニ殻のことや豆知識を見聞きしながら、世界に1つだけのオリジナルランプを作ることができます。
自然素材を用いたものの作り方を知るという点で、目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の9.4「環境に配慮した技術で、インフラや産業を改善しよう」もが最も関連性のあるSDGsの目標と言えます。

③着られなくなったお気に入りの服をアップサイクルして、時計を作ろう！
小さくなって着られなくなったお気に入りの洋服を、時計にアップサイクルするワークショップ。持っているものを長く使うことの大切さや、物を生まれ変わらせる楽しさを体感することができます。クリエイターがアップサイクルを始めたきっかけや、どのようにして作品が生み出されるのかについても知ることができます。
最も関連性のあるSDGsの目標は、目標12「つくる責任 つかう責任」の12.5「2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。」です。

3つのワークショップについてご紹介しましたが、この全てのワークショップに共通して関連しているSDGsの目標があります。それは目標12「つくる責任 つかう責任」の12.8「2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。」です。お子さんの自由研究のお手伝いになるだけでなく、親御さんにとっても学びのきっかけとなると思います。より良い未来を目指すために、「Creema自由研究駆け込み寺2021」でSDGsについて学び、自分たちにできることを親子で話し合ってみませんか。


「Creema自由研究駆け込み寺2021」公式サイトはこちら