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今知っておきたい!防災対策最前線を走るアキュラホームの防災住宅って一体何?

今知っておきたい!防災対策最前線を走るアキュラホームの防災住宅って一体何?

#SHOW CASE
  • すべての人に健康と福祉を
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を

すっかり暑さも落ち着き、もう9月ですね!皆さんは、9月が何の月がご存知でしょうか。9月は台風シーズンと言われ、大雨や水害などに見舞われることが増え、関東大震災など過去には大きな地震が起きた月であるため、「防災月間」とされています。災害についての認識を深め、万が一の事態に備えて準備をする月です。

特に今年は、8月にも大雨による洪水や土砂災害などの自然災害が多く見られました。災害大国でもある日本だからこそ、万が一への備えをしっかりして、安心して暮らせるように準備をしていきたいですね。

今日は、災害時にライフラインが止まっても「水」を確保してくれる、アキュラホームの「超防災の家」と、複合災害から地域を守ってくれる住宅展示場「災害時支援施設」をご紹介します!

災害支援の最前線で得たアイデア「井戸のある家」

木造住宅を手がけている日本の住宅メーカーのアキュラホームでは、阪神淡路大震災の時から、幾度となく災害支援を行ってくる中で得た教訓を生かして、災害対策に力を入れた住宅の開発を行っています。

住宅に井戸を設置するというアイデアは、アキュラホームの社長をはじめ社員が東日本大震災の支援をしながら着想を得たもの。洗濯やお風呂、そして暖を取ったり料理をしたりするためには水と電力が必要だと実感し太陽光発電と蓄電池、そして井戸がセットになった住宅を開発したそうです。

防災最前線の暮らしとは?

では、太陽光発電と蓄電池、そして井戸があることで、どうやって安心して暮らせる生活を実現してくれるのでしょうか?

まず、災害時に最も多くの人々がストレスを抱えるものが、断水と言われています。つまり、ライフラインが止まった時に水を確保できる手段を持っておくことが大切です。水が本当に必要な時、非常用水の確保のためにすぐに活用できる井戸があれば、とても心強いのではないでしょうか。

災害対策は普段からしておくことが大切ですが、井戸を活用できるのは災害時だけではないそうです。実は、井戸から汲み上げる地下水は外気温度の影響を受けないため、年間を通して 15°C程度であるとか。そのため、“夏は冷たく、冬は凍結することなく温かい水”として使用可能とのこと。夏は打ち水として利用することを推奨されており、打ち水で撒かれた水は蒸発する際に地面の熱を奪うため、周辺温度を 2°C程下げるようです。

新しすぎる!災害時に地域を守ってくれる住宅展示場とは?

災害時に必要となってくるのは、地域や周りと連携して助け合うことです。

また、新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、今は「ウイルス×災害」という複合災害への対策の必要性も叫ばれています。

つまり、災害時には地域と連携しながらも、ウイルスへの対策も行っていく必要性があるということです。40年以上「家守り」の精神で、災害時には救助活動を幾度となく行いながら様々な教訓を得てきたアキュラホームは、ウイルス対策も行いながら地域同士で助け合えるような取り組みも始めました。

その始まりは2019年。日産自動車と連携を結び、展示場に日産リーフ(電気自動車)の設置をスタート。その車を蓄電池として使えるようにすることで、災害時の一時避難施設として活用できる取り組みを、展示場としては日本で初めて開始したことでも話題に。

では災害時には、それを具体的にどう活用できるのでしょうか?

まず、展示場の屋根に設置した太陽光パネルで発電。そして、日産の電気自動車に蓄電することでスマホを充電できるのだとか。またその電気は暖房、冷房の供給にも使用できるそうです。さらに最近では、展示場に防災井戸の設置も進めており、電気に加えて災害時に必要となる生活水の供給を行えるように整備を進めています。

また2020年9月の防災月間から、より地域が災害時に助け合ってお互いを守れるように、地域共助の賛同者募集を開始。企業だけでなく、太陽光搭載のオーナーや防災井戸を設置しているオーナーに対して、地域での電力や井戸水を分け合えるようにしてくれるかの賛同者の募集を開始しました。

40年の災害への取り組みから生まれた「家守り」の精神

東日本大震災から10年をむかえた今年、防災の日9月1日(水)に合わせて新発売された、過去40 年にわたる災害への取り組みから生まれたのが新商品「超防災の家」。災害時にも電気と水を供給でき、感染対策も兼ね備えた施工により家にウイルスをなるべく持ち込まずに生活ができるのは新しいですね。「超防災の家」を含め、災害時支援の輪は広がり、全国の地域工務店・取引業者・個人など、先月までに合計3,297 組の賛同を集めています。また、これからの展望として、それらの避難施設を、「災害時の帰宅困難者の一時避難ステーション」として活用できるようにする予定しています。

「ウイルス×災害」の複合災害に備えて、昨年7月からウイルス対策に適応した住宅を提案し始めているそうです。ドアノブやスイッチなどはウイルスシード加工がされており、10分程で99.9%のウイルスを不活化させることができるとか。その他にも、ウイルスが生き残れないような空調システムや衣類についたウイルスを吸い取って外へ排出してくれるシステムも導入。コロナ禍でも安心して避難できる環境を積極的に整えています。

安心して暮らすために

今日は、災害対策の最前線を行くアキュラホームの「超防災の家」と「複合災害に備える住宅展示場」「超防災の家」をご紹介しました。SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」のターゲット11.5には、「水害などの災害によって命を失う人や被害を受ける人の数を大きく減らす」があり、アキュラホームの取り組みは誰もが安心して暮らせる街の実現と災害時の人命の救助に大きく貢献しています。

今回ご紹介したアキュラホームの取り組みですが、今月の防災月間に合わせて様々なイベントを予定しています。9月18日(土)には「災害に強い住まいルームツアー」を全国開催、9月25日(土)には「災害時安心安全な住まいと暮らしを学ぶマイホーム勉強会」、9月28日(火)から9月30日(木)には「超防災の家」の実物大耐震実験を実施する開催予定です。

災害対策で大切なのは、もしもは必ず来ると自覚して、出来る準備はしっかりと行っておくことです。この機会に今一度、災害時の避難場所やライフラインが止まった時の対策を見直してみてはいかがでしょうか。


アキュラホーム「超防災の家」

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