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剛力彩芽と学ぶ「情報とSDGs」 ニュースキュレーションアプリ・グノシーの取り組み

剛力彩芽と学ぶ「情報とSDGs」 ニュースキュレーションアプリ・グノシーの取り組み

#RADIO

女優、剛力彩芽さんと持続可能な開発目標「SDGs(エスディージーズ)」を学ぶニッポン放送の特別番組『SDGs MAGAZINE』。2021年9月23日の第18回放送は「SDGs週間(Global Goals Week)」にちなんで3人のゲストを招く“70分拡大版”となった。番組では毎回、SDGsにまつわる人や企業、SDGsに繋がる様々な取り組みを紹介しており、今回はスマートフォン向けのニュースキュレーションアプリを提供する株式会社グノシーの代表取締役会長グループ最高経営責任者・木村新司さんをゲストに招き、剛力さんが情報とSDGsの関係性に迫った。

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世界では、2015年の国連総会でSDGs(持続可能な開発目標)が採択された9月25日を含む約1週間を「SDGs週間(Global Goals Week)」とし、SDGsに関わる意識変容・行動変容を促すイベントが各国で開催されている。9月17日から26日までの「SDGs週間」に際し、番組が放送されているニッポン放送でも「ニッポン放送SDGsウィーク」として様々なSDGs特番や特集が組まれている。今回は『SDGs MAGAZINE』も、その一環として放送され、まずゲストとしてニュースアプリ「グノシー」を展開する株式会社グノシーの木村会長が出演した。

剛力 「木村さんはシンガポールにいらっしゃるということで。本日は、リモートでのご出演となります。どうぞ宜しくお願いします。シンガポールは、いかがですか」

木村 「時差は日本と1時間しかないので、リモートワークでも働きやすいですね。コロナは広がっていますが、気候は安定していて、シンガポールにいると季節が分からず日本が恋しくなります」

剛力 「シンガポールのコロナの状況はどうなのでしょうか」

木村 「コロナは、厳しくなってきてしまっているという状況ですね、今。シンガポールは政府の規制がすごく厳しい国なので、先日までレストランが全部閉まっていたりとか、罰則が厳しかったりするので、守らなかった外国人がビザを剥奪されて帰らされたりとか、そうしたことも結構起こっています。みんな、びくびくしながら違反しないようにしているところもありますね」

シンガポールに拠点を置く木村さんはスマートフォンのニュースアプリなどを提供する株式会社グノシーの創業に参画した人物。同社は提供するアプリ「グノシー」で、ネット上に存在する様々な情報を独自のアルゴリズムで収集しユーザーに届ける情報キュレーションサービスを展開している。

木村 「グノシーという会社は情報キュレーションアプリ、ニュースのアプリケーションを提供しています。どのようなアプリかといいますと、情報やニュースがいっぱいある中で、それを独自のアルゴリズムによってコンピュータで収集し、人が順番を決めるのではなく、機械で順番を決めて、それぞれの人に最適なニュースを届ける仕組みになっています」

剛力 「そんなグノシーさんが、どのような形でSDGsに取り組んでいるのか。正直、情報キュレーションサービスの中でSDGsというものをどう届けていくのだろうというのは、すごく気になるのですが・・・」

木村 「会社全体としては、情報が爆発的に世の中にあふれ、偏ったり、社会的な課題が伝わっていなかったりという問題があると思います。それを、ニュースによって正しく伝えていきたいなと考えています」

剛力 「ニュースの順番を機械が決めるとなると、そうした情報を見ない人、興味のない人には。そのニュースが届かないということはないのですか」

木村 「それはあります。ただ、見るのが興味のあるニュースばかりになってしまうとタコつぼ化するというか、興味あることだけ、偏ったニュースばかりが流れてきてしまうわけなので、そういうことにならないように、われわれが選んだ一般的に知っていた方がいいニュースと、その人が興味あるものとを、バランスよく伝えていく必要があるかなと思っています。そうすることで、SDGsの掲げる持続的な成長とまではいかないかもしれないですが、社会がバランスのいい形になっていくための役割を果たしていければと思っていますね」

剛力 「それは、すごく大事なことですよね」

また、グノシーには「政治」「スポーツ」「エンタメ」「社会」「国際」などニュースをカテゴリに分けて見られるタブが設けられており、その一つとして2019年から「SDGs」のタブも新設された。

木村 「会社としてSDGsの情報にアクセスできる状況や土台をつくっておかなければいけないという思いがありました。多くの皆さんに読んでもらえるものになるかは分からないのですが、まず最低限の情報は取れるようにしたというところが一番かなと思っています」

剛力 「常にSDGsに関連した情報が見られる」

木村 「そうですね」

剛力 「反応は、いかがですか」

木村 「これは、なかなか難しくて、やはりエンタメやスポーツに一般の方々は興味があるんですね。SDGsを直接的に求めてこのメディアを見るという方は、なかなかいらっしゃらないのかなと思います。ただ、テレビやラジオの番組と同じで、特集を組んだりとか、こうしたタブをつくったりとか、露出を増やしていく、知るきっかけをつくっていくところから、興味を持って深くかかわっていったり、行動が変わっていったりする。そうしたところの役に立てたらなと思っていますね」

剛力 「確かに、もう今SDGsというワードを見ない日はないくらいですし、SDGsというワードを知らないと方もだいぶ減ってきたように思います。目にする機会が増えるのは大事ということですね」

アプリの利用者増やニュースのクリック数アップに直結するものではないかもしれないが、SDGsの理念や情報を地道に届けることに意味があると考えるからこその取り組みといえる。同社の提供する「グノシー」「ニュースパス」などのアプリは、国内累計6360万ダウンロードを数える(7月13日発表の決算より)というから、SDGsと社会の大きな「接点」の一つになっているのは間違いない。

また、ネットニュースと聞いて剛力さんは“自分ごと”として気になる点があるようで「情報って見出しのつけ方一つで捉え方が変わるじゃないですか。その辺で気を付けていることはあるんですか」と木村さんに尋ねた。

木村 「これは難しい問題で、見出しの書き方次第でクリックされるのは事実です。もちろん、その記事とタイトルの内容が正しければいいのですが、正しくないのにアクセスを増やすためにそうしているニュースメディアとかも、すごく多くなってしまっているなと思っています。芸能人の方のニュースも、タイトルが変わるだけですごくアクセスがあったりもする。あまり、そうならないような形にする必要はあると思いますし、われわれはトップのニュースについては人の手でタイトルを書くなど、質のコントロールというのをやっていて、変にクリックを生むためとか、面白そうなタイトルなのに本当の中身は違う・・・みたいなものは上に来ないようにしています」

剛力 「それは、いいことですね。興味を惹かれるのはすごく分かるんですけど、やはりちょっと違った形で伝わるのは、発信する側としては嫌ですよね」

木村 「われわれ自体はコンテンツをつくっていないので、ユーザーとコンテンツをつくっている方の間に立って、そこのレギュレーションコントロールというか、ここまでは駄目、ここまではいいのではないか・・・というところのバランスをとっていく役割をやれたらなと思っています」

剛力 「最後に、2030年に向けた提言を伺いたいのですが」

木村 「われわれ会社としては、充足感のある人生を送れるための、質の高い情報を提供できるような形をつくっていきたいと思っています。それによって、ニュースアプリという形も変えていかなければいけないですし、情報の提供の仕方をもっといい形にしていきたいと思っています。情報の提供の仕方が変わってきて、すごく困られている方もたくさんいらっしゃると思うんです。そこを変えていきたいなと思いますね」

剛力 「今や、ネットで情報を見るというのは必要不可欠なものになっていますからね。これから情報の収集の仕方をどんなふうにグノシーさんが変え、また新たなものを提供してくれるのか、すごく楽しみにしています。ありがとうございました」

木村 「ありがとうございました」

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