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SDGsを学ぶニッポン放送・特別番組『SDGs MAGAZINE』 パーソナリティ卒業に際して剛力彩芽が今、思うこと

SDGsを学ぶニッポン放送・特別番組『SDGs MAGAZINE』 パーソナリティ卒業に際して剛力彩芽が今、思うこと

#RADIO

ニッポン放送の特別番組『SDGs MAGAZINE』。2022年の第3回放送となった3月18日は、番組のスタートからパーソナリティを務めてきた女優、剛力彩芽さんの“卒業回”となった。20年3月に『なるほどSDGs~10年後の未来へ~』のタイトルで始まってから、多くの有識者ゲストを迎えてきた同番組。まだまだSDGsというワードが世の中に浸透しきっていない中で、聴取者とともにその意義、意味を学んできた剛力さんは、最後にこの2年間を振り返り、SDGsが目標達成の期限に定める「2030年」に向けた思いを明かした。

番組の前半で20年の開始当初からの内容を振り返った剛力さんは「いろいろやってきたね」と、しみじみ。そして、スタジオ収録やオンラインで出演してもらったゲストに尋ねてきた「2030年への提言は」との恒例の質問に、この2年間を振り返りながら自ら答えた。

剛力 「毎回、強い想いや願い、知識を持ったさまざまなゲストの方にお話を伺い、さまざまな提言を伺ってきました。そんな皆さまからの話を受けて、最後に私、剛力からの提言をしたいと思います。私の提言は…すごくシンプルに『考え続けること』です。

正直、私はこうやって月に1回のペースで専門分野の方や、SDGsに取り組んでいる方にお話を伺うことで、学ばせていただいたことがたくさんありました。この2年間は、ちょっと試してみようと思うような環境が自然とあったように思います。私は、番組で勉強したり、素晴らしい方々の知識をいただいたりしているので、ここからはむしろ発信していかなくてはいけない側だと思うんです。

となると、SDGsのことだけではなく、地球のことだったり、人のことだったりとかを常に考え続ける、考え続けていけば、いつかそれが自然になっていくと思っています。最初の頃はエコバッグを持っていかなきゃ、マイボトルを持っていかなきゃと、すごく意識してやっていたけど、考え続けたおかげで、それが自然とできるようになりました。身になったというのは。すごく大きいことでした。

ただ、ここからは意識的に自分が考え続けていかないと、気付いたら離れていってしまう可能性がある環境になります。そこは、せっかくこの2年間で、たくさん得たものがあるので、忘れずに考え続けて、皆さんにお届けできるようにしたいと思います。ここでお会いした方々にも『頑張っているね』と言ってもらえるような状況でいたいなと、すごく思います。
でも、本当に一人一人が考えることで何か少しでも変わる、本当に小さいことかもしれないけど、変わっていくのかなと思います。ぜひ、皆さんも考えるということを忘れないでもらえたらうれしいなと思います」

そんな剛力さんが、SDGsに関連する一曲として最後に自ら選び、ラジオを通じてリスナーに届けたのはシンガー・ソングライター、絢香さんが2月1日にリリースしたニューアルバム「LOVE CYCLY」の1曲目に収録されている「もっといい日に」だった。

剛力 「『未来を感動で満たすのはありがとうという言葉』という歌詞があって、確かに『ありがとう』という言葉は、いろいろなことにつながっていくなと思いました。一人一人が人のことを思って行動できたら、何かちょっとずつでも変わっていくのかな、と。絢香さんの声も、生き方も、すごく私には心強くて、助けられていますし、元気になる。パワーをもらっています。ぜひ、皆さんにもこの曲を聴いてもらえたらなと思って選びました」
さらに、剛力さんは、感謝の思い、今後への決意にあふれた次のような言葉で番組を締めくくった。

剛力 「『SDGs MAGAZINE』。2年間やってきましたが…何か、あっという間だったなと思います。本当に、普通だったら会えない方に、この2年間でたくさん会えました。本当に勉強させていただいたのは間違いないので、やっぱりこれを絶対に無駄にはしたくないし、さらに自分なりにいろいろ勉強して皆さんに発信していけたらいいなと思います。

ただ、ここに蟹江先生がいないのは悲しいですね、私は。最後に会いたかった。でも、いつか別の場所で蟹江先生とお仕事できるように、『剛力を呼ぼう』と言ってもらえるように、知識を持てたらいいなと思います。本当に蟹江先生はレギュラーでしたね。初回から本当に助けていただいて、学ばせていただいて、ありがとうございました。

ゲストで来ていただいた皆さまも、まだ私が全然何も知らない中で、本当に温かく助けていただいて、楽しく学ばせていただきました。SDGsというものが難しいという思いは、もう1ミリもないです。多分、まだ難しいと思っている方、壁が高いと思っている方も少なくはないと思うので、『楽しく挑戦できることがたくさんあるよ』ということを伝えていきたいと思います。
もちろん難しいこともあるとは思います。世界的な問題もたくさんありますからね。だけど、楽しく学べることもたくさんある。そういうところから入っていったらいいんじゃないかと思いますし、そういう部分をどんどんと伝えていけるような人になっていきたいと思っています。また、皆さんともどこかで、このSDGsというものを通してお会いできたらいいなと思いますし、まだまだ私もどこかでたくさん伝えていけたらいいなと思っております。
本当に、楽しかった! さまざまな方とたくさん交流できて、ちょっとは成長したかな…と思います。本当にありがとうございました」

特別番組『SDGs MAGAZINE』は4月以降も装いを新たに継続する。剛力さんは「そうですよ、持続可能な番組ですからね。SDGs です。楽しみですね」と後継者にバトンを託しつつ、自身も引き続きSDGsを考え、学び、発信していくことを強く誓っていた。

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