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斎藤佑樹がユニクロでSDGs特別授業を体験!

斎藤佑樹がユニクロでSDGs特別授業を体験!

#SHOW CASE

昨年プロ野球選手を引退した元日本ハムの斎藤佑樹さんが、地元の子供たちと一緒に、ユニクロ銀座店10周年特別授業に参加しました。SDGsの概要や、ユニクロが提案する「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」のレクチャーを受け、授業終了後には視覚障がい者向けのサポートプログラムを体験しました。授業の内容や子供たちの反応、ユニクロ店舗におけるサステナビリティとはどんなものなのか、イベントを通して見ていきましょう。

2022年3月17日(木)、次世代教育の一環として、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と共に2013年から取り組んでいる、学生を対象とした参加型の学習プログラム「“届けよう服のチカラ”プロジェクト」の特別授業がユニクロ銀座店で行われました。特別授業には斎藤さんがゲストとして登場。現在、ユニクロのLifeWearのCMにも出演している斎藤さんは、近隣の小学生25名と共に授業に参加しました。イベントでは、リサイクルやサステナビリティについての解説やクイズが出題され、子供たちも斎藤さんも、積極的にコミュニケーションをとりながら参加していました。

小学生も興味深々SDGs「つくる責任つかう責任」

今、モノで溢れかえっていると言われる現代で、「生産者の責任と消費者の責任」が問われています。これはSDGs12番目の目標の「つくる責任つかう責任」に該当します。授業を受けた子供たちは、どう捉えたのでしょうか。

「このマークを見たことがある人?」の問いかけに「SDGs!」と、元気な声をあげる子供たち。SDGsの概要や、ユニクロが考える「つくる責任つかう責任」についてレクチャーがありました。授業の中盤では「つくる責任つかう責任」に関する動画が流れ、子供たちも斎藤さんも真剣な面持ちで見入ります。動画の内容は、大量生産・大量消費のサイクルでは地球が何個あっても続かないと言うことや、分別やリサイクルなどの取り組み、持続可能な方法でモノやサービスを作り続けていく必要があることなどが挙げられました。

また司会者からの「服はなんのためにあるでしょう?」の質問に、「体温を保つため」「怪我から体を守るため」との声が上がります。さらに、服を着ることで所属やどんな仕事をしているか、宗教や応援するチームなど、人が人らしく自分の気持ちや個性を表すことができると司会者が告げると、「そっか!そうだよね」と納得する子供たち。「体を守る」=「命を守るチカラ」が服にはあり、ユニクロはそのチカラを大事にしていきたいとメッセージを伝えていました。

斎藤佑樹さん、私物をリサイクルボックスへ

全国のユニクロ店舗には、「RE.UNIQLOリサイクリングボックス」が設置されています。斎藤さんは私物の服をトートバッグに入れて持参。取り出す際には、子供たちから「ユニホーム?」と声をかけられ「そんなにハードルあげないでね」と笑顔で答えつつ、「ユニクロで買ったカーディガンです」と、リサイクルボックスへ入れました。授業の終盤にご自身の今後の活動について聞かれると、「ユニクロさんでは洋服を、というところだと思うんですけど、僕たち野球選手としては、グローブとかボール、バット。長く多くの人に野球を楽しんでほしいという思いがあるので、なにかサステナビリティに活用できないかなということを考えています」と語りました。

当たり前のことでも、改めて「命を守るチカラが服にはある」と聞くと、子供たちと同じように「そうだよね」と心に沁みてくる方もいるかもしれません。ものを大切に扱うことや、リユースやリサイクルを心がけることで、たくさんの人の「命を守るチカラ」が働きます。また、「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」では、集められた子供服を難民キャンプなどに寄付されています。今回参加していた子供たちの未来、そして世界中の人々の未来のためにも、斎藤さんの野球を通じてのサステナビリティや、ユニクロでの取り組みに今度も期待が高まります。ユニクロに足を運んだ際は、リサイクルボックスの配置場所をチェックしたり、着無くなった服を入れてみるなど、手軽にできる貢献活動の第一歩を踏み出してみるのも、いいかもしれません。

ユニクロのサステナビリティ
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/

「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/society/youth/school/power_of_clothing/

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