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モノ選びの新たな常識、サステナブルマーク!ネスプレッソ取得の「B コープ™」に注目

モノ選びの新たな常識、サステナブルマーク!ネスプレッソ取得の「B コープ™」に注目

#SHOW CASE
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • つくる責任つかう責任

2022年4月、ネスプレッソが国際認証「Bコープ™」を取得したことが発表されました。「Benefit Corporation」を意味するBコープは環境や社会に対する透明性や説明責任などにおいて高い基準を満たした企業に与えられる国際認証のこと。複雑かつ厳格な審査を経て、真に公益性があると認められた企業のみが取得できるもので、信頼性の高い国際認証として世界的に認められています。取得した企業は現在までに70か国以上、4500社にものぼります。

なぜネスプレッソは「Bコープ」認証を得ることができたのでしょうか―。
そして私たちが今できる、サステナブルなモノの選び方とは?

モノ選びの基準となる「サステナブルラベル」

買い物をするとき、せっかくならば環境・社会に良いものを選びたいという人が増えています。しかし、どの商品が良いか分からない…。そんなとき目印となるのが、サステナブルな商品・企業にのみ与えられる、国際認証「サステナブルラベル」です。

1.有機JASマーク
農薬や化学肥料の使用を避ける、遺伝子組み換え技術を用いていないなどの基準を満たす、農産物等の事業者に与えられる「有機JAS」。有機JASを取得していない食品は「有機」、「オーガニック」と表現してはならないと定められています。
2.国際フェアトレード認証
安価や製造効率を追及するあまり、生産者や労働者の労働環境を重視せず、賃金未払いや児童の強制労働が行われることがあります。国際フェアトレード認証は原料から完成品となるまでの過程において、労働者や環境に配慮されているか(国際フェアトレード基準)を証明するものとなっています。
3.MSC認証
スーパーの水産物コーナーでよく見かけるMSC認証。MSCこと海洋管理協議会によると、世界の水産資源の3分の1以上は持続可能なレベルを超えて漁獲されているとされます。MSCはこのような過剰漁猟を避けて、水産資源と環境に配慮した漁業で獲られた水産物の証である「海のエコラベル」なのです。大手スーパーでも近年、MSC認証のついた商品の流通に積極的に取り組んでおり、認知も急速に拡大しています。

「Bコープ」取得企業となったネスプレッソ、約30年の歩み

一方、まだ日本ではあまり知られていない「Bコープ」についても、今後は国際的な流れに後押しされて認知が広がるとみられています。日本で数少ない「Bコープ」取得企業となったネスプレッソが環境問題に取り組み始めたのは、1986年の創業から5年後の1991年。スイスでネスプレッソの使用済みカプセルのリサイクルプログラムを開始しました。このプログラムは日本でも2020年に使用済みカプセルの回収プログラムとして発展し、これまでに約 230 トンの使用済みカプセルが回収されています。(2020年11月~2021年10月末までの合計回収重量)

「ネスプレッソ リサイクルプログラム」の流れ

1. 専用のリサイクルバッグに入れた使用済みカプセルを最寄りのカプセル回収ボックス設置店舗へ持参する
2. 回収した使用済みカプセルはリサイクル施設に運ばれる
3. アルミニウムとコーヒーかすに分別される
4. 分別したアルミニウムは再生アルミニウムとして再利用される
5. 分別したコーヒーかすは堆肥・培養土の材料として活用される

5月17日発売 2022年 夏の限定コーヒーでリサイクルプログラムに参加

5月17日から夏の数量限定コーヒーの販売がスタートしました。
こちらはアイスコーヒーを楽しむためにブレンド、焙煎された8 種類のアイスコーヒー専用カプセルコーヒーです。昨年好評を博したココナッツ・フレーバーを始めとする「オリジナル」「ヴァーチュオ」で味わう計 6 種類のラインアップに加え、ブラジルの夏を想わせるライムとミントの香りが特長のフレーバーコーヒー「リミーニャ・オーバー・アイス」(オリジナル向け)と「エキゾチック・リミーニャ・オーバー・アイス」(ヴァーチュオ向け)が新たに加わった展開となっています。さわやかな夏のコーヒータイムを楽しんだ後は、リサイクルプログラムを通じて、環境への取り組みに参加してはいかがでしょうか?

2022年夏の数量限定コーヒー商品紹介

「オリジナル」向けコーヒー
1.リミーニャ・オーバー・アイス(10 カプセル入 税込価格 1,080円 )
夏を鮮やかに彩るブラジルの夏をイメージしたフレーバーコーヒー。
2.ココナッツ・フレーバー・オーバー・アイス(10 カプセル入 税込価格 1,080円 )
中南米産アラビカ種コーヒーのエスプレッソが放つ焙煎香やキャラメルのような香りが調和し、バランスのとれた味わいのトロピカルなフレーバーコーヒー。
3.フレッド・デリカート(10 カプセル入 税込価格 1,026円 )
軽やかでフルーティーな香りとバランスのとれた味わいのコーヒー。
4.フレッド・インテンソ(10 カプセル入 税込価格 1,026円 )
香ばしく、穀物や木を想わせる香りが特長。アラビカ種コーヒー100%のブレンドコーヒー。

「ヴァーチュオ」向けコーヒー
5.エキゾチック・リミーニャ・オーバー・アイス(10 カプセル入 税込価格 1,188円 )
ブラジルのビーチで感じる風のようにさわやかなライムとミントが香るフレーバーコーヒー。
6.トロピカル・ココナッツ・フレーバー・オーバー・アイス(10 カプセル入 税込価格 1,296円 )
さわやかなココナッツの風味とかすかなバニラを想わせる香りが特長のコーヒー。中南米とアフリカ産のアラビカ種コーヒーのブレンドが放つキャラメルのような香り。
7.アイス・レジェロ(10 カプセル入 税込価格 1,080円 )
たっぷりのアイスコーヒーでさわやかな味わい。トーストした穀物のような香りとフルーツを想わせる香りが特長。
8.アイス・フォルテ(10 カプセル入 税込価格 1,188円 )
深煎りと中煎りのアラビカ種コーヒーのブレンドがもたらす力強い味わい。乾いた穀物のような香りと木や胡椒を想わせる香りが特長。

内線や経済困窮、自然災害など様々な課題を抱える地域のコーヒー産業の再活性化支援

さらにネスプレッソは環境問題だけではなく、コーヒー生産者の生活向上にも着目。その取り組みの1つがが「リヴァイヴィング・オリジンズ プログラム」です。

2011年に、内戦による影響を受け、コーヒー産業が壊滅的被害を受けた南スーダンのイェイ地区で暮らす生産者と共にコーヒー産業の再活性化を目指しスタートした取り組みを機に、世界各地で様々な課題を抱えるコーヒー生産地で育まれる希少なコーヒーの味わいと伝統を守るべく「リヴァイヴィング・オリジンズ プログラム」を発足しました。2020年8月には、コンゴ民主共和国におけるコーヒー産業の再活性化に向けた長期的な取り組みへの着手を発表。南キヴ州で暮らす人々やコーヒー生産者の生活を守るため、ネスプレッソは 100 万スイスフランを投資し、非営利団体「東コンゴ・イニシアティブ(ECI)」とパートナーシップを組み、約80,000人もの人々への安全な水の供給や健康管理の体制を整えました。
このプログラムから生まれたコンゴ産のオーガニックコーヒー豆を使用した、数量限定コーヒーが日本でも2022年2月に発売される(数量限定コーヒー「カハワ・ヤ・コンゴ」)など、広がりをみせています。

今後ますます注目される、サステナブルマーク。サステナブルな暮らしに興味はあるものの、「何から始めればいいか分からない」という人はまずサステナブルマークを取得した企業や商品をチェックすることから始めてみてはいかがでしょうか。

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