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サステナ冷やし中華始めました。小麦でも米でもない麺とは?

サステナ冷やし中華始めました。小麦でも米でもない麺とは?

#SHOW CASE

今年は異例の早さで梅雨が明け、全国で記録的な猛暑日が続いている夏のはじまりですが、暑い日が続くと食べたくなるのが、かき氷やスイカ、冷やし中華など、夏ならではの冷たい食べ物ですよね。

とくに冷やし中華は、熱を持った体をクールダウンしてくれるほかにも、タレに使われている酢は、食欲増進効果や疲労回復効果もあり、夏にぴったりの食べ物です。
冷やし中華の麺というと小麦が主流ですが、最近では米粉でできたグルテンフリーの麺なども楽しめるようになりました。しかし今、小麦でも米粉でもない、おいしくて健康にも良い原料からできた麺があることをご存知でしょうか。
その原材料とは、世界でも注目されている「黄えんどう豆」。

今回は栄養価も高く、環境にもやさしい黄えんどう豆100%でできた麺「ZENB NOODLE」を使い冷やし中華を作ってみました。おいしいだけではなく、世界の食料危機を救うかもしれない黄えんどう豆の「ZENB NOODLE」で夏の食事を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

小麦でも米でもない、黄えんどう豆100%からできた「ZENB NOODLE」

植物を可能な限りまるごと使い、おいしくてカラダにいい、人と社会と地球の健康に貢献する、ウェルビーイングな食生活を提案しているミツカングループのブランドの「ZENB」。
「ZENB」は、普段捨てている部分や食べない部分も、可能な限りまるごと全部使ったサステナブルな食品を開発、「おいしさ」と「健康」を両立させた食生活を提案しています。

今回ご紹介するZENBブランドの「ZENB NOODLE」は、黄えんどう豆を原材料としています。黄えんどう豆は、日本ではなじみのない食材ですが、北欧やロシアなど海外では伝統的に食べられているポピュラーな食材になります。
最近では、植物性たんぱく質や食物繊維が多く含まれている食材として、世界でも注目されています。また、黄えんどう豆を含む豆類は、おいしいだけではなく、たんぱく質の生産効率が良く栄養価も高いこと、また、環境にもやさしい食材としても注目されています。
この黄えんどう豆だけを使って、独自製法で作られたのが「ZENB NOODLE」になります。もちっとした弾力のある食感に、噛むと広がる豆の旨味が特徴です。

「ZENB NOODLE」冷やし中華を作ってみました。

「ZENB NOODLE」は約1.1mmの細麺で、和・洋・中・エスニックと様々な味付けと相性が良く、パスタや焼きそば、汁麺などで楽しむことができます。そこで、今回は夏ならではの冷やし中華を作ってみました。 見た目はそうめんのように細く、のどごしが良いため、つるっとした食感を楽しむことができます。また、小麦粉を使用している麺と比べても食べた後の満足感も変わらず、代替品として重宝できそうです。

冷やし中華の材料(1人前)
・ZENB NOODLE 1束
・卵 1個
・ロースハム 2枚
・トマト 中1/4個
・きゅうり 1/4本
・カニカマ  2本
・タレ(市販)

世界で注目される「黄えんどう豆」の魅力とは?

世界で注目されている黄えんどう豆ですが、栄養価が高いほかにも、さまざまな魅力があります。

1.地球への環境負荷が小さい食材

現在、世界では人口爆発、環境悪化、食料不足といった問題を抱えています。持続可能な未来に向けて、地球への環境負荷が小さい植物性素材として黄えんどう豆は注目されています。
その理由は、今後、供給不足が懸念されている必須栄養素である「たんぱく質」の生産効率が良いこと。そして、栽培中、窒素肥料の使用量を抑えることが可能で、環境への負荷軽減が期待されているからです。

2.たんぱく質危機を救う食材としても期待

世界の人口は2030年には85億人、2050年には97億人に達すると推計されています。このまま人口が増え続けることで、食料不足に陥り、その中でも必須栄養素の「たんぱく質」の供給量が追いつかない「たんぱく質危機」が懸念されています。
わたしたちは主に肉類からたんぱく質を摂取していますが、供給量には限界があります。そのため代替肉として「植物性たんぱく質」が豊富な黄えんどう豆が世界のたんぱく質危機を救う食材として期待されています。

 糖質が低く、食物繊維も豊富!ダイエットにも最適

黄えんどう豆は、たんぱく質のほかに、食物繊維も豊富です。さらに、小麦や玄米と比べて、糖質が低いことから、糖質制限やダイエットのために主食を控えている方でも、我慢することなく、健康的に、そしておいしく食事を楽しむことができます。

「ZENB」は、これまで捨てられてきた食材の皮や芯、さや、種、ワタなどを余すところなく全部使うので、限りある資源の有効活用につながると同時に、食材をまるごといただくことができる、まさにサステナブルな次世代の食品ブランドです。

今回ご紹介した「ZENB NOODLE」も、黄えんどう豆のうす皮もまるごと使い、さらに増粘剤などのつなぎも使わない黄えんどう豆100%でできた麺になります。食物繊維や植物性たんぱく質も豊富で、いつものそうめんより糖質は48%オフ、たんぱく質は1.3倍とたっぷりで、食物繊維も1食で1/2日分以上とることができます。今年はサステナブルな冷やし中華で、おいしく、そして健康的に、暑い夏を乗り切りましょう。

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