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美味しい水を求めて。ミネラルウォーターより東京の水道水が美味しい!って本当?

美味しい水を求めて。ミネラルウォーターより東京の水道水が美味しい!って本当?

#SHOW CASE
  • 安全な水とトイレを世界中に

「東京の水は飲めない!」と思ったことはありますか?大都市・東京の水道水は、「安全性が心配」「ツンとしたカルキ臭がする」「おいしくない」とイメージしている人もいるかもしれません。 しかし、東京の水は本当においしくないのでしょうか。おいしい水を飲むための選択肢には、何かあるのでしょうか。今回は、東京の水道水について考えていきます。

おいしくないイメージはもう古い!?

おいしくないと言われてしまいがちな東京の水道水。そのイメージを払拭すべく、東京都水道局は「東京水飲み比べキャンペーン」を実施しています(延べ70回)。
その内容は、一般の被験者30,002人に、10~15℃に冷やした水道水とミネラルウォーターをどちらか分からないようにして飲み比べてもらうというもの(2016年)。その結果、なんと40.4%の人が、「水道水の方がおいしい」と回答!「どちらもおいしい」が14.8%、「ミネラルウォーターの方がおいしい」が44.8%でした。
「水道水の方がおいしい」と「どちらもおいしい」の回答数を足せば、50%超え。ミネラルウォーターにこだわる必要はないのかもしれません。

なぜ東京の水はまずいと言われるのか

東京の水に悪いイメージがついたのは、40~50年前だと考えられます。かつて、イタイイタイ病や水俣病をはじめ、公害が非常に問題となりました。工場などから排出される汚水が川に流れ出て、全国的に川が汚れていた時代。

以来、公害問題、環境問題対策がされ、汚水は浄水施設で適切に処理をされるようになりました。しかし、その浄水技術は現代のレベルではなかったのです。飲めるレベルにはあっても、おいしい水には程遠かったのでしょう。
でも、今ではミネラルウォーターと水道水の味の違いがわからないほど、東京の水道水のクオリティは上がっています。つまり、浄水技術も発展し、より環境にもよい状態になっているといます。

SDGsの目標6に「安全な水とトイレを世界中に」とあります。UNICEFのHPによると、“世界人口の半数以上が水道を使えるようになった今なお、6億6,300万人もの人々が、安心して飲める水が身近になく、池や川、湖、整備されていない井戸などから水を汲んでいます。その半数近くが、サハラ以南のアフリカ諸国に集中しています。
多くの途上国では、水汲みは子どもたちの仕事。サハラ以南のアフリカ諸国だけでも、330万人を超える子どもたちが、水の重さに耐えながら、毎日遠い道のりを歩き続けています。疲れ果てた子どもたちには、学校に通う時間も体力も残されていません。”

これが世界の現状です。またUNICEFによれば、毎日800人もの子供の命が、汚れた水や不衛生な環境が原因で失われています。

SDGs目標6では、「人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」ことが課題とされ、多くの機関や企業が力を注いでいます。水道水がおいしく飲めること。この技術がすべての地域に浸透すれば、状況は改善していくはずです。

ミネラルウォーターと水道水の違いは

水道水がおいしい時代。では、ミネラルウォーターにはメリットはないのでしょうか。二つの違いを見ていきましょう。

1.品質基準の違い

ミネラルウォーターも水道水も、厚生労働省が定めた基準をクリアしていないと流通することができません。実は、基準となる検査項目は、ミネラルウォーターよりも水道水の方が多いです。
ミネラルウォーターは自社で独自の基準を設け、厚生労働省に求められる以上の基準を定めているところがほとんど。それぞれのミネラルウォーターで差があるので、基準や数値を確認してみるとよいでしょう。

2.味の違い

水の味はミネラルの含有量によって変わります。ミネラルウォーターの場合、その含有量の差が個性に。カルシウムとマグネシウムが120mg/L以下のものを軟水、120mg/L以上のものを硬水と呼び、日本人には軟水が好まれると言われています。
日本の水道水はほとんどの地域で軟水ですが、安全のために用いられる塩素消毒が味にわずかに影響することがあり、水道管や貯水槽の管理状態によっても味に変化が出ることがあることも。

3.価格の違い

水道水は、1リットルあたり0.1~0.2円。ミネラルウォーターと比べて、圧倒的に安いです。
水道水もミネラルウォーターも安全性は心配ないものの、ミネラルウォーターはメーカーによってそれぞれ味に細微な違いがあります。とくにコーヒーや紅茶をたしなむ人は、ミネラルウォーターにこだわると楽しみが増えるかもしれません。

もっと安全においしいお水を飲むなら

塩素が気になったり、自分の好みの水を飲みたいと思ったりしたら、ウォーターサーバーを活用するのも手。

例えばアクアクララは、赤ちゃんでも安心して飲めるミネラルウォーターを宅配するサービスを展開しています。ウォーターサーバーと聞くとハードルが高いと感じるかもしれませんが、意外と誰でも手の届きやすい価格です。
またアクアクララでは、環境に配慮したリターナブルボトルを採用。空のボトルを配達時に回収し、厳しい衛生基準に則って洗浄殺菌を行い、再利用することで、マイボトルの利用促進も努めるなど、宅配水事業者としていち早く「3R(Reuse/Reduce/Recycle)」に取り組んでいます。

『アクアクララ ウォーターボトルレギュラー(12L)』は、2年割プランだと、1本12Lが1404円。1リットルあたり117円の計算になるので、頻繁に自動販売機で500mlのペットボトルの水を買うと思ったら、お得と言えるでしょう。

また、アクアクララの水は、1000万分の1mmの極小浄化孔フィルター「RO膜」(逆浸透膜)でろ過した水にミネラルを最適に配合したもの。H2O以外をほとんど含まないクリアな水で、まろやかな口当たりが特徴です。

©Disney ©Disney. Based on the “Winnie the Pooh” works by A.A. Milne and E.H. Shepard. ©Disney/Pixar

そんなアクアクララは7月28日、ゲストにモデルのトラウデン直美さんと、お笑いタレントのFUJIWARA 藤本敏史さん、原西孝幸さんを迎え、ディズニー/ピクサーデザインを通してウォーターサーバーとマイボトルの更なる普及を推進するため、アクアクララ「ディズニー/ピクサーデザイン サーバー」発表会を、会場(ベルサール虎ノ門)とオンライン配信の併催にて執り行いました。

昔はおいしくないと言われていた水道水も、今では浄水技術の進化により、安心して飲めるようになりました。でも、ウォーターサーバーを活用すれば、まろやかさなど繊細なところまでこだわることができます。自分の好みの水を探すのも、楽しいかもしれませんね!

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