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ハロウィンはもう目前!エコフレンドリーなチョイスでゴミの出ないイベントにしよう

ハロウィンはもう目前!エコフレンドリーなチョイスでゴミの出ないイベントにしよう

#SHOW CASE
  • つくる責任つかう責任
  • 海の豊かさを守ろう

長い夏も終わり、一気に気温も秋らしくなりましたね。秋のイベントといえばハロウィン!日本でも、街中でジャック・オ・ランタンや、おばけのデコレーションが施されています。 ハロウィンは、アメリカをはじめ、世界各国で大々的に祝われるお祭りです。古代ケルト人たちが、10月31日に先祖の霊がやってくるという言い伝えのもと行っていたサウィン祭というものが起源だと言われています。また、その日、良霊と一緒にやってきてしまう悪霊たちから身を守るため、火葬をして魔除けをするようになったのが、ハロウィンで行われる仮装のきっかけだそう。

このイベントは、時間の流れや、国境を越えた広がりの中で形も変化し、現在は国や地域によって様々な祝われ方があります。中でもメジャーに見られるのは、老若男女が衣装や派手なメイクを施して仮装をしたり、子供たちがお菓子を求めて近所の家を渡り歩いたりする姿。家の庭や垣根に光を灯したジャック・オ・ランタンを置くことは、子供たちにむけて、お家を訪ねてきてもいいよ!というサインになるのだそうです。

そんな楽しいハロウィンですが、SDGsの取り組みの必要性が叫ばれる今、そのイベントにおける環境破壊が非常に問題視されています。問題の一つひとつは、ハロウィン自体を撤廃しなければならないようなシリアスなものというよりは、やり方を少し変えることで解決がみられそうな些細な問題です。今回は、ハロウィンを地球にも優しく楽しむ、とっておきのヒントをお届けします。

①ハロウィンのスナック、スイーツ

ハロウィンの時期が近づくと、スーパーやコンビニなどでもそれにちなんだたくさんのキャンディなどのお菓子が売られます。それらは大抵、プラスチックペーパーに包まれ、一つひとつ個包装されていて、食べ終わったら捨てられてしまいます。The Reatil Council of Canadaによると、ハロウィンはクリスマスに次いでお菓子が消費されているらしく、その金額はなんと3億9700万ドルにものぼると言われています。
そんなハロウィンにおけるプラスチックの排出量は言わずもがな数知れません。
個包装をやめてお皿に盛り付けたり、紙の包装のものをチョイスしたり、ちょっとした工夫でプラスチックゴミを減らすことができます。

②コスチューム

ハロウィンには欠かせない仮装ですが、これも一度きりしか使用せず、その後は再生できない廃棄ゴミになってしまうことが問題視されています。
The Reatil Council of Canadaによると、カナダでは、ハロウィンのドレスアップに一人当たりおよそ7000円近くのコストをかけており、その布地の85%近くがそのまま埋立地へ送られていると言います。 これも、ハロウィンというイベントによって引き起こされる、環境問題に当てはまる事実。今年は例えば、ビンテージショップで掘り出し物を探してみたり、家族の使わなくなった衣服を再利用するなど、あるものをうまく活用ながら、思い入れのある、ゴミを増やさないドレスアップに挑戦してみてはいかがでしょうか。

③メイクアップ

ハロウィンの仮装に合わせて、デイリーメイクアップとは一変した奇抜なメイクアップをする人も多いはず。肌の色とは違い、一風変わったコスメは、大部分に鉛、ニッケル、コバルト、クロムなど、人の肌には負担の強すぎる重金属が含まれます。 これらの化粧品は、言わずもがな環境にも人にもダメージの大きい製品です。そんな化学的な化粧品に代わる、優しい製品を使って、刺激を抑え、また地球環境にやさしい選択をしてみましょう。

アメリカ発、ナチュラル・アース・ペイント社のアースペイントキットは、ナチュラルで防腐剤や人工着色料を使っていないだけでなく、再生紙を利用した包装で、アートを楽しみつつ環境にもやさしい一石二鳥なブランドです。顔や布、木、石にも使えるため、さまざまな用途があり、使い勝手が良いのが特徴です。
このアースペイントを使えば、肌の刺激を起こすことなく、地球にやさしく楽しむことができます。

今回はハロウィンを代表する、お菓子、コスチューム、メイクアップを中心に、ハロウィンをエコフレンドリーな方法で行える裏技をご紹介しました。
10月31日ももう目前。今年は楽しいだけではなく、地球にやさしいハロウィンを心がけてみてはいかがでしょうか。

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