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プラントベースが世界を救う?東京のおすすめビーガンレストラン

プラントベースが世界を救う?東京のおすすめビーガンレストラン

#SHOW CASE
  • 気候変動に具体的な対策を

近頃、日本でも身近に目にするようになった、ビーガン、ベジタリアンのメニューやレストラン。海外の真新しい食スタイル、というイメージから環境や身体への配慮など、さまざまな理由をきっかけに、日本でも馴染みあるライフスタイルの一つとなりました。
そんなビーガン、ベジタリアンって、実際どんなものなのか…今更聞けないといった悩みを持つ人も多いのでは?今日はそんな二つの違いや、東京、日本で楽しめるおすすめのお店を紹介します。

そもそも、ビーガンとは?ベジタリアンとは?

ビーガンとベジタリアンって実際どういうジャンルを指すのでしょうか。ベジタリアンとは、肉や魚を食べないプラントベースの食生活を送る人の総称を示し、その中に、魚や肉に加えて卵、乳製品、蜂蜜なども一切食べない、いわゆる完全な菜食主義者を示す、ビーガンというチョイスがあります。そのため、ビーガンとベジタリアンは同じカテゴリーに位置するのではなく、ベジタリアンの中にビーガンがある、というイメージなのです。

ベジタリアンは歴史ある食文化

ビーガンをはじめ、ベジタリアンの種類は多く、その数は10を超えると言われています。例えばフルーツや木の実のみを食べるフルータリアンや、肉や卵、乳製品は食べないが魚類は食べる人をさすペスカタリアンなど。世界では、宗教上食べてはいけないものがある人も多く、実はベジタリアンという選択肢は、今からはるか昔、紀元前6世紀から始まったという説もある歴史ある食文化。歴史があるが故の、その選択肢の幅広さも納得です。

プラントベースである利点

プラントベース、またはそんな食生活を積極的に送る利点は数多くあります。ここでは、環境保全、心身の健康といった2点を軸に、その例をご紹介します。
・地球環境
人がお肉を食べるために、たくさんの家畜が生まれ、また亡くなります。PLOS Oneという専門誌によると、ベジタリアンであることで、59%の二酸化炭素をカットすることができると言われています。これは、普通の食生活に比べ半分以下のCO2排出量です。また、飼育するために必要な水や餌、土地(土地の伐採を含む)などの整備を踏まえると、動物性食料は、環境へ大きな影響をもたらしていることがわかります。
・体への影響
日本動脈硬化化学会によると、カロリーやコレステロールが多く含まれる肉類の摂取を控えることは、肥満や高血圧などの生活習慣病へのリスクの軽減につながります。また、料理に使用する油一つにおいても、動物性油より植物性油の方が飽和脂肪が少ないといいます。健康だけでなく、動物性油は冷えると固まり、味の劣化が進みますが、植物性油は固まりにくく、例えば出来立ての状態で食べられなくても、比較的美味しく食べれるというメリットがあります。

日本でおすすめのビーガンフードレストラン

最後に、世界から日本にやってきた、美味しいビーガンレストラン・カフェをご紹介します。
①Superiority Burger

ニューヨーク発、日本に第二店舗目を持つ、Superiority Burgerは、オールビーガンのハンバーガー専門店。ここは、プラントベースの食べ物は淡白でジューシーさがない、などといった、物足りなさを感じている方々にぜひトライしてもらいたい、お肉を使っていないことを思わせないジャンキーな味わいが特徴的なお店です。
例えば、お肉の代わりに豆腐のパティを使用した、TFTは、仕込みに5日間を要する豆腐の味わい、そして、カリッと揚げられた外見の歯応えに対して中身のふんわりとした柔らかさが病みつきです。②HOMECOMING VEGAN SICILIAN PIZZA

ニューヨーカーであるオーナー達が日本にビーガンカルチャーを広めるためにオープンしたこちらのお店は、ビーガンのピザ専門店。四角いフォームのシチヒアンピザの特徴は、天然酵母のふんわりとした生地と、ビーガンチーズやプラントベースミートのビーガン感を感じさせないボリューム感。美味しくジューシーなのに、プラントベースのため、胃もたれ知らずで美味しく食べられます。
いかがでしたでしょうか。
さまざまなスタイルのベジタリアンがある今、地球のためにも、そしてもちろん私たちの健康のためにも、食生活を一度見直し、自分に合った形を模索して見てはいかがでしょうか。いままでは感じられなかった体の変化やメリットが感じられるかもしれません。

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