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「視覚障害の現状とその中で『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』の役割とは

「視覚障害の現状とその中で『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』の役割とは

#RADIO
  • 住み続けられるまちづくりを

ニッポン放送で毎週日曜日14時10分からオンエアしているラジオ番組『SDGs  MAGAZINE』。パーソナリティは元乃木坂46で現在はファッションモデルや女優としても活躍中の新内眞衣さん。
前回は、バリアフリーやユニバーサルデザインについて研究されている慶應義塾大学経済学部の中野泰志教授をゲストにお迎えし、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」をテーマに「ラジオ・チャリティー・ミュージックソンから考えるバリアフリー」や「街づくりにおける現状と問題点」について伺いました。

そして今週の放送でも引き続き、中野教授と一緒に「住み続けられるまちづくりを」についてお届けしました。今回はトークの後編でもあり、24時間放送も来週に迫っているということで、ニッポン放送のチャリティイベント『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』についてより詳しくお伝えしています。その中で、視覚障害を取り巻く状況と『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』の役割なども考えました。

時間が合わず、聞き逃してしまった方はradikoにて聞き逃し配信されています。この記事を読んでから聞いてみると、よりお楽しみいただけます。ぜひチェックしてくださいね。
radiko: https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20221218141000

『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』とは

ニッポン放送が行う、目の不自由な人たちが「安心して街を歩けるように」ということを目指し、「音の出る信号機」や目の不自由な方の社会参加につながるアイテムを一つでも増やすための基金を募るキャンペーン活動です。
今年で48回目を迎え、去年の放送前までにミュージックソンでの基金を元に設置された「音の出る信号機」は全国で3,350基、(去年から今年にかけても105基)首都圏の約20%近くはニッポン放送での募金を元に生まれています。

視覚障害を取り巻く状況

一口に視覚障害といってもその程度や置かれている状況は人によってさまざま。「全盲」、「弱視・ロービジョン」など見え方の違いや「先天性」や「中途」など見えづらくなる時期の違いなど、人によって症状は異なります。そのため、日常生活の問題点や就労の問題など、近年の「目の不自由な方」の周りで起きる問題もさまざまです。どういったことが原因で視覚障害になることがあり、どれくらいの数の方がいるのか。まずはそれを知ることも大切です。

『ミュージックソン』の役割

視覚障害について、普段の生活ではなかなか知る機会が少ないのも事実。パーソナリティの方やニッポン放送を通して、たくさんの人に知ってもらうことがミュージックソンの役割です。
ミュージックソンを聞いて、視覚障害の方への声かけの際に注意する点や、白杖から読み取るサイン、また、ハード面だけではなく、ソフト面=心の部分などについて、考える機会にできるといいですね。

12月18日に放送したラジオ番組「SDGs MAGAZINE」は、radikoにて聴き逃し配信中です。時間が合わず聴き逃してしまった方は、ぜひradikoのタイムフリーで聴いてくださいね!
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20221218141000

ゲスト 中野泰志先生

国立 特別支援教育 研究所の視覚障害教育・研究部を9年間勤務されたのち、慶應義塾大学経済学部の教授として心理学とバリアフリーを担当。
その後、東京大学のバリアフリープロジェクトにて福祉のまちづくりにおける障害当事者参加と「気づき」に関する研究を進めていき、現在も慶應義塾大学にてバリアフリーやユニバーサルデザインに関する研究もされています。
そして、ニッポン放送で毎年開催されるチャリティ番組『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』にもゲスト出演やメインパーソナリティーのアドバイザーとしても長年に渡って携わってこられました。

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