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国際女性デーにはミモザを贈ろう。今更聞けない国際女性デーのあれこれ

国際女性デーにはミモザを贈ろう。今更聞けない国際女性デーのあれこれ

#SHOW CASE
  • ジェンダー平等を実現しよう

3月8日は国際女性デー。女性の権利を守り、これまで果たしてきた功績を讃える日です。アメリカ・ニューヨークでのデモに由来し、今ではヨーロッパ諸国、ロシア、アジア圏にも普及している国際的な記念日です。
国際女性デーはSDGsの観点から見ても、いうまでもなく大切な日。男女が平等に生きられる世の中は、持続可能な世の中には必要不可欠と言えます。
今日は、この国際女性デーにおいて今さら聞けない作法から、この特別な日に女性が贈られる花、ミモザについてご紹介いたします。

そもそも国際女性デーのきっかけは?

画像出典: Green Queen Media

国際女性デーのはじまりは、1904年に婦人参政権を求めてニューヨークで行われたデモがきっかけ。その71年後の1975年に国連で提唱され、1977年の国連総会で議決されました。以来、国際女性デーは女性の社会参加や地位向上を訴えるとともに、これまでの素晴らしい活躍と、勇気ある行動を讃える日として、世界中で祝福されています。また、この国際女性デーを象徴するのが、ミモザという花。日本ではまだメジャーではないものの、海外では一般的に国際女性デーにミモザの花を贈る文化が根付いており、この日近辺になると、花屋という花屋がミモザを大量に仕入れ、たくさんの人がこぞって買いに行きます。

ミモザってどんな花?

画像出典:Nice-Matin

ミモザとは、暖かい地でみられることの多い、黄色い房状の花を咲かせるアカシア属の総称です。1月から3月の初春に見られることが多いことから、ヨーロッパでは春を告げる花として知られているそう。中でもフランス西部ニース地方では、毎年2月に海沿いにミモザが並ぶミモザ祭りが開催され、6万人以上の人々が訪れ、賑やかなお祝いが繰り広げられます。

アメリカからはじまった国際女性デーですが、このミモザの文化が根付いた場所はイタリア。ちょうどこの時期が最盛期であったミモザが国際女性デーを讃えるように満開に咲くことから、自然とシンボルになったそうです。以来、女性の活躍を再確認するとともに、日頃の感謝の気持ちを込めてミモザの花束を贈る文化は、イタリアから世界中に広がり、国際女性デーのシンボルとしてミモザが浸透したそうです。

国際女性デーには、ミモザを贈ろう

最近は日本でもこの時期になると、街中でちらほらとミモザを目にするようになってきました。母の日にカーネーションを送るように、今年の国際女性デーには日頃の感謝も込めつつ、誰かにミモザを贈ってみるのはいかがでしょうか。そんな花束は、女性の権利や男女平等な世の中について、改めて語り合ったりする機会になりそう。またもちろん、花を通して日頃の感謝の気持ちを伝える事もなるのではないでしょうか。ぜひ、この国際女性デーの文化を活用してみてくださいね。

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