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<radiko配信済>テナントの埋まらない高層ビル、美しいイチョウ並木も破壊される?


この記事に該当する目標
11 住み続けられるまちづくりを
<radiko配信済>テナントの埋まらない高層ビル、美しいイチョウ並木も破壊される?

ニッポン放送で毎週日曜日14時10分からオンエア中のラジオ番組『SDGs  MAGAZINE』。パーソナリティは元乃木坂46で現在はファッションモデルや女優としても活躍中の新内眞衣さん。今回は、下北沢の再開発にも携わり、都市デザインに詳しい明治大学理工学部の教授・小林正美さんをゲストにお迎えし、目標11「住み続けられるまちづくりを」にテーマに都心各地で行われている再開発の問題などについてお届けしました。
あちこちに次々とできていく高層ビルは本当に必要なのか。最近話題となっている神宮外苑の再開発についてもとりあげながらお話ししています。聞き逃してしまった方はぜひradikoの聴き逃し配信をチェックしてくださいね。この記事を読んでから聞いてみると、よりお楽しみいただけます。
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20230514141000

各地の再開発とそれに伴う「2023年問題」

東京都都市整備局のホームページによると令和4年10月の段階での再開発地区は284地区。そもそも再開発は、最初にその街が出来てからどのくらい経つと行われて、どの組織が主導で行うものなのでしょうか。今都心では、超高層ビルが林立中。「八重洲再開発」をはじめ、「虎ノ門・麻布台再開発」「東京三田再開発」「渋谷桜丘地区再開発」で大規模ビルがいくつも作られています。しかしながら、中には「テナントが半数しか決まっていない」というビルも。都内各所の再開発によりビルが大量供給されることは「2023年問題」と呼ばれ、問題視されてきました。コロナ禍で東京からの転出者も増え、テレワークが普及し、働き方も変わる中、高層ビル・タワーマンションなどは、どれくらい必要なものなのでしょうか。
5月14日に放送したラジオ番組「SDGs MAGAZINE」は、radikoにて聴き逃し配信中です。時間が合わず聴き逃してしまった方は、都市デザインの専門家である小林さんの意見をぜひ、radikoのタイムフリーで確認してみてくださいね!
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20230514141000

ゲスト 明治大学教授 小林正美さん

東京生まれ 東京大学工学部建築学科卒業。同大学院修士課程修了の後、東京都庁舎や国立代々木競技場を手掛けた世界のタンゲ こと丹下健三・都市建築設計研究所に勤務し、アメリカのハーバード大学への留学を経て、明治大学理工学部専任講師となる。専門は建築設計および都市デザイン論。「シャレットワークショップ」の手法により全国各地でまちづくり活動に参加。下北沢地区、岡山県市、兵庫県姫路市などの都市デザインを手掛け、日本建築学会賞やグッドデザイン・地域づくりデザイン賞も受賞。自身の設計事務所・アルキメディア設計研究所所長の他、東京都台東区景観審議会会長、川崎市横須賀市景観審議会会長なども務める。