<radiko配信中>「ウェルビーイング」の指標を知り、その実現のための制度や法律、自分たちにできることを考えよう
ニッポン放送で毎週日曜日14時10分からオンエア中のラジオ番組『SDGs MAGAZINE』。パーソナリティは元乃木坂46で現在はファッションモデルや女優としても活躍中の新内眞衣さん。
今回も、前回に引き続き、臨床心理士・公認心理士のみたらし加奈さんをゲストにお迎えし、「心と体の健康のはなし」、「ウェルビーイング」をテーマにお届けしました。暮らしの中で「ウェルビーイング」を実現するにはどんなことが必要なのか。国、会社、組織の取り組みなどをご紹介しています。
聞き逃してしまった方はぜひradikoの聴き逃し配信をチェックしてくださいね。
この記事を読んでから聞いてみると、よりお楽しみいただけます。
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20231008141000
ウェルビーイングの指標と実現
ウェルビーイングの概念として有名なものに、「ポジティブ心理学」という自己実現理論を唱え発展させたマーティン・セリングマンが考案した「PERMA」という指標があります。
Positive Emotion:ポジティブな感情
Engagement:何かへの没頭
Relationship:人との良い関係
Meaning and Purpose:人生の意義や目的
Achievement/ Accomplish:達成
この5つがあると幸せ、とする考え方です。
また、世論調査やコンサルティング業務を行うアメリカのギャラップ社が定義した5つの要素というものもあります。
Career Wellbeing:仕事に限らず、自分で選択したキャリアの幸せ
Social Wellbeing:どれだけ人と良い関係を築けるか
Financial Wellbeing:経済的に満足できているか
Physical Wellbeing:心身ともに健康であるか
Community Wellbeing:地域社会とつながっているか
これら全てを満たすとなると少し難しいことのようにも思えますが、会社や組織などではこれを実現するため制度や法律などを変えていこうという動きが増えています。
それぞれに合った「ウェルビーイング」の形
「ウェルビーイング」はもともとWHOから生まれた言葉ですが、国内では”日本人の国民性”も視野に入れたウェルビーイングの実現が進められています。国が違えばそれぞれバックグラウンドが異なり価値観も違うので、それぞれに合った法律や制度が必要になります。
みたらしさんには、臨床心理士の目線で、どうすれば「ウェルビーイング」が実現できるのか、どんな考え方をしていけば良いのか、また、周りにメンタルを崩している人がいた時の向き合い方なども伺いました。
10月8日に放送したラジオ番組「SDGs MAGAZINE」は、radikoにて聴き逃し配信中。時間が合わず聴き逃してしまった方はぜひ、radikoのタイムフリーで確認してみてくださいね。
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20231008141000
ゲスト 臨床心理士・公認心理士のみたらし加奈さん
1993年、東京都生まれ。臨床心理士・公認心理師。大学院卒業後、総合病院の精神科に勤務。専門家と共に性被害や性的同意に関する情報を発信するNPO法人『mimosas(ミモザ)』の代表副理事も務め、LGBTQの当事者として活動中。「心の専門家」臨床心理士として『若者のメンタルケア』『ウェルビーイングとの向き合い方』などメンタルヘルスに関する講演のほか、LGBTQ+の当事者としてマイノリティーへの理解を深め、差別や偏見をなくす一端を担う講演を企業や団体などに行っています。