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<radiko配信中>SDGsの目標達成を妨げるものとは?“ミスターSDGs”に聞く世界の現状

<radiko配信中>SDGsの目標達成を妨げるものとは?“ミスターSDGs”に聞く世界の現状

#RADIO

ニッポン放送で毎週日曜日14時10分からオンエア中のラジオ番組『SDGs MAGAZINE』。パーソナリティは元乃木坂46で現在はファッションモデルや女優としても活躍中の新内眞衣さん。

今回は、日本でのSDGs研究の第一人者であり、“ミスターSDGs”こと慶応義塾大学大学院教授で同大学SFC研究所xSDG・ラボ代表を務める蟹江憲史教授をゲストに迎え、2023年のSDGsを振り返りました。

SDGsの目標の目安となる2030年まであと6年。目標達成への見通しや課題などについてお話を聞いています。聞き逃してしまった方はぜひradikoの聴き逃し配信をチェックしてくださいね。この記事を読んでから聞いてみると、よりお楽しみいただけます。

radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20240107141000

世界の独立科学者15人

今回のゲストである蟹江先生は、SDGs関連の研究において、去年の9月に国連事務総長の任命を受け、「世界の独立科学者15人」のうちの1人に選ばれています。
「世界の独立科学者15人」は、地域、性別、年齢などが偏ることなくバランスよく選ばれており、多様性があります。実際に「世界の独立科学者15人」として活動している蟹江先生は、「いろいろな国、立場の視点からSDGsの現状を見ることができるのは、非常に良い経験」だと言います。

蟹江先生の「持続可能な開発に関するグローバルレポート」から見る目標達成までの道のり

そんな蟹江先生は、発表したグローバルレポート「持続可能な開発に関するグローバルレポート」の中で、「ほぼすべての目標で、2030年までの達成は極めて厳しい」というコメントを出しています。
その大きな要因となっているのは世界を脅かしたパンデミックと、気候変動。そして、戦争です。

特に、“貧困”に関連する項目の目標に対するパンデミックの影響は予想以上に大きく、目標達成どころかこの分野は後退。新型コロナは健康に関わるものですが、”お金”にも響きました。SDGsはすべてつながっているものだと言われてきましたが、これが良くない形で表に出ることとなりました。

また、去年のロシアのウクライナ侵攻に続いて、今年はイスラエルとパレスチナの紛争が始まりました。戦争や紛争もSDGsを「停滞」どころか「後退」させてしまうということですが、改めて紛争がもたらすSDGsへの影響も考えたいところです。
さて、少し暗い話になってしまいましたが、そんな中でも良かった点は何かあるのでしょうか。

1月7日に放送したラジオ番組「SDGs MAGAZINE」は、radikoにて聴き逃し配信中。時間が合わず聴き逃してしまった方はぜひ、radikoのタイムフリーで確認してみてくださいね。
radiko:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20240107141000

ゲスト 慶應義塾大学大学院 蟹江憲史教授

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 教授
専門分野は、国際関係論、地球システムガバナンス
SDGs関連では、慶應義塾大学SFC研究所xSDG・ラボの代表を務め、 日本政府SDGs推進円卓会議など多方面で活躍。

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