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旅行者の年間平均消費額が2000年以降最高額に?最新の国内外への旅行需要

旅行者の年間平均消費額が2000年以降最高額に?最新の国内外への旅行需要

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新型コロナウイルス感染症が5類に移行し半年が経ち、一時は本当に大きな打撃を受けた旅行業界も回復傾向を見せています。
今回はそんな旅行需要と合わせて、 今年注目の豪華客船「クイーン・エリザベス」と「クイーン・アン」の最新情報を見ていきましょう。

2023年の旅行者数、宿泊者数は大幅な回復傾向

旅行・観光消費動向調査2022年年間値(確報)によると、新型コロナウイルス流行前である2019年の国内旅行全体の延べ旅行者数が58,710万人であるのに対し、コロナ禍の2020年は29,341万人と半減しました。
しかし、一昨年の2022年には41,785万人にまで回復。
さらに2023年の延べ宿泊者数をみると、1〜10月の累計は3億9,876万5千人泊で、2022年同期(3億5,073万人泊)と比べると113.7%、2019年同期(4億172万3千人泊)と比べると99.3%となりました。
いずれも新型コロナウイルス感染症流行前には届かないものの、かなり回復してきていることがわかります。

2024年国外への旅行者数はさらに回復の見込み、平均消費額は2000年以降最高額に!?

オリンピック開催など世界的なイベントを控える2024年は、世界中で観光や娯楽を楽しむためにさらに多くの人々が国外への旅行をすることが予想されます。

2024年の海外旅行者数は1,450万人(対前年152.6%、対2019年72.2%)と2023年と比較すると約1.5倍に増加する見込みで、海外旅行での旅行者の年間平均消費額(1人あたり)については342,100円(対前年105.5%、対2019年144.2%)と前年比を上回り、2000年以降で最高額になるとも予想されています。

2024年の旅行シーンを彩る豪華客船

旅行者の平均消費額の予想もかなり高くなっている2024年、観光業界は経済の成長を押し進める大きな軸の一つとなりそうです。

そんな中、台湾の港にも寄港し、春爛漫の季節から初夏にかけ風光明媚な寄港地を周遊するのは世界で最も有名な客船の代名詞「クイーン・エリザベス」。3月28日から順次出航する初めての東京発着のコースでは、日本全国の名所はもちろん、韓国や台湾にも寄港します。

また、5月3日にはラグジュアリーの“伝統”と“現代”の架け橋となるといわれる「クイーン・アン」のデ ビューが予定されています。
現在運航する3隻に加わり4隻目となる新しい船は、英国・サウサンプトンを拠点に、地中海、スカンジナビア、カナリア諸島、ノルウェーのフィヨルドなど、2024年末までに合計31のクルーズを実施するそう。現時点で完売となっているデビュークルーズではラ・コルーニャ(スペイン)とリスボン(ポルトガル)を訪れ、その後も気軽に楽しめる4泊のショートクルーズから19泊のロングクルーズまで多様なクルーズが行われます。

観光業界が盛り上がる今年、華やかなクルーズ旅行は世界中で多くの人々が行き交い経済が復興する姿を自身の目で見ることができる絶好の機会かもしれません。

初めての東京発着クルーズを実施する「クイーン・エリザベス」※コーススケジュール一部抜粋 

「春爛漫 日本周遊と韓国 11日間」
日程 :2024年3月28日〜2024年4月7日
寄港地:東京、秋田、金沢、釜山(韓国)、長崎、清水
価格:海側バルコニー参考代金:330,000円〜
※2名1室利用時の1名あたりの料金(租税、手数料および港湾費用別)

「新緑の西日本歴史名所巡り11日間」
日程:2024年4月16日〜2024年4月26日
寄港地:東京、神戸、高知、釜山(韓国)、長崎、広島
価格:海側バルコニー参考代金 300,000円〜
※2名1室利用時の1名あたりの料金(租税、手数料および港湾費用別)

「春の沖縄リゾートと台湾クルーズ 10日間」
日程:2024年4月7日〜2024年4月16日
寄港地:東京、花蓮(台湾)、基隆(台湾)、石垣島、那覇
価格:海側バルコニー参考代金 320,000円〜
※2名1室利用時の1名あたりの料金(租税、手数料および港湾費用別)

「ゴールデンウィーク新緑の日本周遊と韓国 10日間」
日程:2024年4月26日〜2024年5月5日
寄港地:東京、青森、秋田、釜山(韓国)、長崎、鹿児島
価格:海側バルコニー参考代金 350,000円〜
※2名1室利用時の1名あたりの料金(租税、手数料および港湾費用別)


執筆 / フリーライター Yuki Katagiri

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