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エンジニアとクリエイターの共創が新たな経済成長のカギに?『GIFTech Challenge』開催

エンジニアとクリエイターの共創が新たな経済成長のカギに?『GIFTech Challenge』開催

#SHOW CASE
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう

株式会社レアゾン・ホールディングスが2024年1月、エンジニアの創造性を刺激し、モノ創りの喜びを再発見するためのプロジェクト「GIFTech」をスタート。
3月16日(土)・17日(日)に行われたゼロからプロダクトやサービス開発の方法を学ぶ『GIFTech Academy』を経て、4月28日、『GIFTech Academy』に参加したエンジニアが、3 名のインフルエンサーの持つ悩みを解決するために開発したサービスをプレゼンテーションする『GIFTechChallenge』が行われました。

たった一人に向ける N1 エンジニアリング

『GIFTechChallenge』には、「有名インフルエンサーの求めるパーソナライズドサービスを開発する=N1 エンジニアリング」をテーマに『GIFTech Academy』に参加した30名計6チームが挑戦。

このイベントに参加したタレント・モデルのゆうちゃみさんは「とにかく面倒くさがり屋」、オモコロ二代目編集長の原宿さんは「暇を作りたい」、トラックメーカーのチバニャンさんは「モチベーションが上がらない」というそれぞれの悩みを抱えていました。『GIFTechChallenge』で行われたのは、それぞれ個々の悩みを解決する“究極のパーソナライズドサービス”のプレゼンテーションです。

“オーナーシップを持つことの楽しさと重要さ、エンジニアとしての成長”を実感

様々なサービスのプレゼンが行われる中、「悩みはないけどとにかく面倒くさがり屋」だと言うゆうちゃみさんに提案された1つ目のアプリは、忘れ物チェックアプリ『モッテンダー』。忘れ物が多くマネージャーさんに管理をしてもらっているゆうちゃみさんのためのアプリです。もう1つが、面倒くさいスマホの充電を楽しくしたいという想いから開発された、スマホ充電を助けるアプリ『#ゆーちゃーじぃ』。
サービスを開発したエンジニアたちの指示に合わせて実際にそれぞれのアプリを体験するゆうちゃみさんは、操作するたびに「すごい!」と笑顔を見せます。

両方のアプリを体験したあと、SNSで紹介したいアプリをどちらか1つ選ぶことになったゆうちゃみさん。どちらも便利で面倒くさがり屋な自分にとってピッタリだとかなり悩んでいる様子でしたが、選ばれたのはスマホ充電を助けるアプリ『#ゆーちゃーじぃ』でした。 

この『#ゆーちゃーじぃ』を開発したチームは、イベントの最後に行われた表彰式でも最優秀チームに選ばれ、賞金50万円が贈呈されました。

『#ゆーちゃーじぃ』開発チームのエンジニアは、「ゆうちゃみさんのためにチームみんなで1ヶ月間考えて作った『#ゆーちゃーじぃ』が優勝できて、嬉しいし、ありがたいと感じています!」と喜びのコメントと共に、「プロジェクトに参加したことでオーナーシップを持つことの楽しさと重要さを知ることができ、1つのプロダクトをアイデア出し・企画から、開発・プレゼンまでの一貫した経験ができたことで、開発だけじゃないエンジニアとして成長することができた」と語りました。

今求められる、次世代型エンジニアを生み出すプロジェクト

プロダクトやサービスをゼロから開発するモノ創りに魅せられてエンジニアを目指した人が多いのに対して、社会に出ると誰かの指示で業務をこなす受け身型のエンジニア化してしまうケースが多いからこそ、スキルの向上と仲間が必要であり、それらを“楽しく体験できないか”と考えて生まれたという「GIFTech」プロジェクト。
エンジニアリングのスキルを育成するこのプロジェクトは、教育を通じて技術革新や産業発展に貢献し、結果として経済成長(SDG8)や産業の発展(SDG9)にも繋がっていくのではないでしょうか。

「『仲間との共創能力が長け、0からプロダクトやサービスを開発できるエンジニア』を次世代型エンジニアと定義して、教養を深める場の提供を急ぎながら、『仲間との共創能力に長け、0からプロダクトやサービスを開発できる“クリエイター”』も同じように生み出し、支援していきたい。動画やグラフィックなど、コンテンツクリエイティブに従事するクリエイターも、0からプロダクトやサービスを開発することに目覚めた方が絶対に“面白い”」と、「GIFTech」を行ったレアゾン・ホールディングスの担当者は語ります。

今回の企画でも、“モノ創りをしたい”エンジニアとクリエイターが集い、尊重し、それぞれのスキルを高め合い、“ユーザー視点”でモノ創りを共創することで生まれる“感動”を、30名のエンジニアと12名のクリエイターが作り出してくれました。

「GIFTech」は今後、エンジニアだけではなくクリエイターも集め、参加者同士で0からのプロダクトやサービス開発を楽しんでもらうことや、社会課題解決や事業貢献の視点で「エンジニアリング×クリエイティビリティ」の掛け合わせから、モノ創りしたいという気持ちを感動に繋げていくことを目指します。

今まさに必要とされる、イノベーションを促進し、持続可能なインフラの構築や技術の普及に寄与する“次世代のプロジェクト” である、『GIFTech』から目が離せませんね。

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