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「あなたが受け取ったメッセージは何でしたか?」大坂なおみ選手がマスクに込めた想いを振り返る

「あなたが受け取ったメッセージは何でしたか?」大坂なおみ選手がマスクに込めた想いを振り返る

#TREND
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 平和と公正をすべての人に

画像出典:大坂なおみ選手Instagram(https://www.instagram.com/naomiosaka/)

先日、アメリカのタイムズ紙が毎年発表する「世界で最も影響力のある100人」にて、テニス選手の大坂なおみ選手が2019年からの2年連続で選出されました。「スポーツの領域を超えた存在感を示した」という評価を受けた大坂選手ですが、全米オープンでのBLM(Black Lives Matter)を表した黒いマスク姿は印象的でしたね。

現在世界中で巻き起こっているBLM運動。運動のスタートは時を遡ること約8年、2012年にトレイボン・マーティンさんが白人警官によって射殺されたことが発端でした(全米オープン第4回戦では、大坂選手は彼の名前が書かれたマスクを着用)。そして今年5月、黒人男性のジョージ・フロイドさんが再び白人警官によって死に至らしめられたこをきっかけに、アメリカだけではなく、世界中を巻き込んだムーブメントへと発展しました。

「息ができない」と何度も助けを求める被害者の声を無視し、約8分40秒にも渡って膝で首を抑え続けていた警官の衝撃的な映像は、SNSによって世界中に瞬く間に拡散しました。多くの通行人が現場に居合わせ、警官にやめるよう叫んでいたのにも関わらず起こってしまった今回の事件。多くの人が違和感や不快感を覚えながらも、人種差別に対する変化が見られないという“理不尽な現状”が露わとなりました。そして、そのような現状に疑問をもった多くの人々が立ち上がり、声を上げ、変化をもたらせようとしています。大坂選手をその内の一人でした。

大坂選手は大会中、自身のインスタグラムやツイッターでBLMに関するメッセージを頻繁に更新。試合会場では、被害者となった7人の名前の書かれたマスクを用意し、無言の訴えを行っていました。

「7枚のマスクでは、多くの犠牲者の名前をつづるのには足りないのを残念に思う。決勝に行って、全てのマスクを見せたい」そう語っていた大坂選手でしたが、見事宣言通り決勝まで勝ち進み、用意した全てのマスクをつけて世界中に向けてメッセージを発信しました。

決勝インタビューでマスクのことについて尋ねられると、「あなたが受け取ったメッセージは何でしたか?あなた方がメッセージをどのように受け取ったかに興味があります。より多くの人が、このことを語るきっかけになればといいと思います」と語っていました。

全ての人が平等に扱われる世の中を実現するために、私たち一人一人が当事者意識をもち、行動に移すことが大事ですね。テニス選手としても、一人の人間としても存在感・影響力のある大坂選手の今後の活躍に期待です!

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