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「SDGsにモノサシを」AIを活用し企業・都道府県の非財務/SDGsデータをスコア化したオンラインデータバンク「テラスト」とは

「SDGsにモノサシを」AIを活用し企業・都道府県の非財務/SDGsデータをスコア化したオンラインデータバンク「テラスト」とは

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「どの企業や自治体も”SDGsを推進している”と言っているけど、そもそもどうやって比較すればいいの?どの情報を信頼すればいいの?」多くの企業や自治体がSDGsやサステナビリティ分野の活動を進めている中、そんな素朴な疑問を持つ読者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

現在の日本では、企業や自治体がどれだけ環境や社会に貢献しているかを示す「客観的なデータ」や「指標」が十分に整備されておらず、サステナビリティ分野の評価や判断が「主観的な主張」や「印象論」で行われているケースが多いのも事実です。

こうした課題を解決するため、「SDGsにモノサシを」をコンセプトに、非財務情報やSDGs達成度を客観的なデータなどで”見える化”するべく「テラスト」という新たなサービスが誕生しました。

「主観的」に語られることの多かった、非財務/SDGsの分野

「テラスト( https://terrast.org ) 」を手掛けるのは、2019年に設立されたサステナブル・ラボ株式会社です。AI(機械学習)技術を活用し、企業や都道府県の非財務/SDGsデータを分析することで、非財務情報やSDGs貢献度など、これまで「主観的な発信」に近かったものをスコア化し、オンラインデータバンクとして運営しています。

「テラスト」では、上場企業約2,000社と47都道府県の非財務データをシステムで抽出し、AIが企業の従業員規模や経済規模などを踏まえた上で比較処理し、リアルタイムで分析。それらのデータを元に有識者や専門家との協議を行い、非財務情報やSDGs貢献度などをスコア化しています。

非財務データは、企業や自治体が自ら開示する各種報告書やレポート、HP等での記載情報に加えて、株式市場情報、官公庁統計、地理情報、各種オンラインメディア等のいわゆる「オープンデータ」から適時抽出。原則としてアウトプット(取り組みの実施など)ではなく、アウトカム(結果として生じたインパクト)情報を中心に収集しているため、まさに「客観性に基づいたスコア」がはじき出されています。

あの企業や自治体のSDGs達成度は?
「テラスト」では、企業・都道府県の様々な非財務データをランキング形式でまとめられています。
その中でもSDGsMAGAZINE編集部が注目したのは、SDGsで掲げられている17の目標ごとに47都道府県のスコアをまとめたランキングです。
2021年3月末時点で掲載されている「47都道府県 SDGs総合ランキング」を見てみると、第1位は東京都。次いで、大阪府、長野県、神奈川県と続きます。
17の目標ごとに目を転じてみると、「目標12.つくる責任 つかう責任」に紐づいた「モノが循環するまち」ランキングでは、長野県、京都府、滋賀県といった名前が上位に。「13.気候変動に具体的な対策を」に紐づいた「気候変動に立ち向かうまち」ランキングでは東京都、鹿児島県、埼玉県などが上位に名を連ねています。

移住や引越しを検討する際にこのサービスを活用すれば、教育面や健康・福祉面など、住む前に知っておきたいポイントを他県と比較することができ、ネットの口コミや評判だけに頼らない客観的な情報として参考にもできるそう。今まで知らなかった魅力的な地域の発見も期待できますね。

「テラスト」というサービス名称には、「terra(地球)」と「照らす人」という意味が込められているそうです。これまで陰に隠れていた、”真のサステナビリティ推進企業・自治体”にも光を照らす「テラスト」。持続可能な社会の実現へのヒントが、このサービスの中に隠されているのかも知れません。

上場企業2000社&47都道府県の非財務データバンク「テラスト」 https://terrast.org

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