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レオナルド•ディカプリオが映画で語る私たちが直面する課題とは?

レオナルド•ディカプリオが映画で語る私たちが直面する課題とは?

#TREND

12月24日にストリーミング配信サービス「Netflix」より豪華キャストが出演する
映画『ドント・ルック・アップ』が公開。
このブラックコメディがSNSをはじめ、メディアで今話題になっています。
ブラックコメディと聞くと風刺映画のような激しいものに思われるかもしれませんが、この映画には真剣に地球の未来を守りたい大人たちの意思が見える気がします。
見た人を複雑な感情にさせる『ドント・ルック・アップ』
この映画を通して私たち人類に何を感じてほしいのでしょうか…

Don’t Look Up = Please Look Upではないか?

この映画の主演俳優であるレオナルド・ディカプリオが
Netflixのインタビューでこの映画を一言で表すと
「科学的真実に耳を傾けられない人間のお話」と表現しました。
つまり、目の前に科学的な証明がされている危機が迫っていたとしても、
様々な要因の影響で目を逸らしてしまい、
後戻りができない状況になってしまうこと事態が起こりうることを
伝えたいと解釈することができるのではないでしょうか?

環境保護活動家でもしられるレオナルドディカプリオは、
「環境問題」にまつわる作品を求めていたそうで
『ドント・ルック・アップ』はそのひとつ。

ということは…この映画の背景には私たちが直面している「環境問題」について
訴えかけているのかもしれません。

画像出典:Netflix JP公式 Twitter

今私たち人類が直面してる問題とは?

私たちが直面している問題のひとつである「地球温暖化」
地球温暖化によって、年々地球温度や海水温度が上昇しています。
それによる地球へのダメージは世界各国で様々な形として起きているのが現状。
例えば、COP26でも話題になったツバルですが、
ツバルは地球温暖化が進むことで国が沈んでしまう可能性があるといわれています。
ツバルは毎年2〜3月の大潮のタイミングで、海面の水位が上がり島のいたるところで水が吹き出すことで有名なのですが、それにより民家の床下浸水や道路・畑の浸水という災害に悩まされています。地球温暖化がこのまま進むと海抜の低いツバルのような国では水没の危機があるということが言えます。
このような地球温暖化によって起こる災害はツバルだけでなく日本を含む世界各国が現在直面している問題です。

この映画の最大のメッセージは…
「取り返しがつく前に受け止めて、行動しよう」
なのかもしれません。

「地球温暖化」や「SDGs」に関わる情報が毎日私たちの身の回りで発信されているものの、どのくらい真剣にその問題と向き合えているのでしょうか…。
怖い真実を受け止めることは安易ではありませんが、
取り返しのつかないことになる前に一人一人ができることから手をつけていくと
間に合うかもしれません。私たちが暮らす地球をこれからも守るためにできる行動を。

お家時間に…
日頃映画などをみる時には気候変動のような気持ちが暗くなってしまう内容は避けてしまいがち…
だからこそブラックコメディとしてクスッ笑えながらもドキッとさせられる映画が今の私たちには必要なのかもしれませんね!
だってまだ間に合うのだから…
ぜひ、見る映画に迷ったときには『ドント・ルック・アップ』を見てみてはいかが?

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