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サステナブルな産直コーヒーを日常でも。TYPICAの新たな取り組みとは

サステナブルな産直コーヒーを日常でも。TYPICAの新たな取り組みとは

#SHOW CASE
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 貧困をなくそう

日本、オランダ、韓国、台湾を拠点に、世界59ヵ国、約5000軒のコーヒー生産者とロースターが麻袋1袋からコーヒー生豆をダイレクトトレードできるオンラインプラットフォームを展開している「TYPICA」。

このプラットフォームでダイレクトトレードされたコーヒーを、より多くの方に楽しんでもらえるきっかけをつくるために展開された「It’s New Wave」キャンペーンについて、先日10月11日に発表会が開催されました。
発表会では、TYPICAがこれから展開していくさまざまなキャンペーンやボリビアからコーヒー生産者を招いたトークセッションなど、コーヒーに関するお話を聞くことができました。

「TYPICA」が急成長している理由とは?

1970年代から始まった大量生産により、コーヒーは先物市場で定量的に価格が決められるようになりました。そんな中、国際相場の下落や、投機による価格の急激な変動により、生産者にとってコーヒーは儲からない、リスクの高い作物であると捉えられ、世界各地で転作や離農が増加しています。

TYPICAは、このような状況を改善するために、世界のコーヒー農園とロースターがダイレクトトレードすることができるオンラインプラットフォームを構築しました。
これまでのコーヒーの生豆のダイレクトトレードは、コンテナ単位が基本となり、最小ロットは麻袋300袋(18t)が基本とされていました。そのため、この取引量が障壁となり、利用するのは一部の大規模な農家とロースターに限られるという問題を抱えていました。

しかし、TYPICAが実現したオンラインプラットフォームでは、麻袋1袋(60kg)単位での取引が可能となり、小規模の農家やロースターも、ダイレクトトレードすることができるようになりました。
「高品質なコーヒーのサステナビリティを育むことで、コーヒーに関わる全ての人々がともに幸福に生きる世界」を追求するTYPICAが、次に目指すには、一般消費者の私たちが、本当に美味しいコーヒーをいつでも楽しむことができる世界。「It’s a New Wave.」キャンペーンは、そのきっかけづくりのために展開されます。

産直コーヒーを、日常に。TYPICA「It’s a New Wave.」

TYPICAが展開する「It’s a New Wave.」では、美味しいコーヒーに出会うためのガイドサービス、毎月スペシャリティコーヒーが自宅に届くサブスクリプションなど、さまざまなプロジェクトが展開されます。これらのプロジェクトに共通するのは、世界中のコーヒーを愛する人のコミュニティの可能性を追求しているところです。

全国47都道府県で開催「カルチャーペアリング POP UP イベント」

「カルチャーペアリングPOP UPイベント」は、TYPICAでダイレクトトレードされたコーヒーを味わうことができます。全国各地のロースターと多種多様な施設やショップがコラボレーションし、47都道府県で約200回開催される予定です。
特設サイト

本当に美味しいコーヒーに出会うための「TYPICA GUIDE」

「TYPICA GUIDE」は、コーヒー愛好家をはじめ日本全国の人々が、本当に美味しいコーヒーに出会うためのコミュニティ型のガイドサービスです。10月13日(木)に東京ビックサイトで開催される「TYPICA GUIDE Final Round」では、日本を代表する三つ星ロースターが決定します。
特設サイト

毎月届く、焙煎豆のサブスクリプション「TYPICA CLUB」

「TYPICA CLUB」は、生産者の顔が見えるコーヒーが毎月届く、焙煎豆のサブスクリプションです。ダイレクトトレードされたコーヒー生豆が生産地から日本に到着したら、すぐに各地のロースターによって焙煎され、自宅に届きます。
特設サイト

コーヒー生産地にシェードツリーを「OKAGESAMA」

「OKAGESAMA」は、コーヒー生産意にシェードツリーを植樹する森づくりプロジェクトです。「シェードツリー」は、コーヒーの木を直射日光から守る重要な存在です。また、CO2を吸収することで、気候変動問題の解決につながると考えています。
特設サイト

【トークセッション】TYPICAで自分の仕事に誇りを持つことができるようになった

発表会の後半では、TYPICA創業者の後藤氏、山田氏がプレゼンターとなり、ボリビアのコーヒー生産者のナシア氏、同じくボリビアのコーヒー精製工場のフアン氏、世田谷の人気コーヒー専門店Raw Sugar Roastのオーナーの小田氏による、トークセッションが行われました。
このトークセッションで印象的だったのが、コーヒー生産者のナシア氏のお話です。これまでナシア氏は「自分たちが作ったコーヒーをどんな人が飲むのか、どんな味がするのか知らなかった。しかし、TYPICAに出会い、ロースターや消費者と、さまざまな人たちと関わる中で、自分が作ったコーヒーが美味しいことを知り、自分の仕事に誇りを持つことができるようになった」といったお話をされていました。

日本では、安全意識の高まりから「その商品がいつ、どこで、だれがつくった」かが分かるトレーサビリティの重要度が増しています。私たちの身近では、野菜売り場で生産者の写真が紹介されているものがわかりやすいのではないでしょうか。

私たち消費者は、生産者の顔を知ることができますが、一方、生産者側が、私たち消費者の顔を知ることができません。このような点からも、TYPICAが掲げる「世界中のコーヒーを愛する人のコミュニティ」への取り組みは、さまざまな可能性を秘めているのではないかと感じました。
普段、何気なく飲んでいるコーヒーですが、1杯のコーヒーが私たちの手もとに届くまで、たくさんの手間や労力、時間がかかっています。TYPICAが変えていくコーヒーの世界に、今後も注目していきたいですね。

WRITTEN BYSDGs MAGAZINE

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