“SDGs”と“企業”をもっと近づける!SDGs MAGAGINE

カーボンニュートラルを学び、グリーン人材に!カーボンニュートラル検定とは?

カーボンニュートラルを学び、グリーン人材に!カーボンニュートラル検定とは?

#SHOW CASE
  • 気候変動に具体的な対策を

カーボンニュートラルってよく聞くけれど、よく意味がわからない。環境問題について興味があるけれど、範囲が広くてどこから学べばいいかわからない。そんな方のためにカーボンニュートラルについて正しい知識を提供するのが「カーボンニュートラル検定」です。2023年6月からはオンラインでどこからでも受験できるようになりました。

カーボンニュートラルについて学び、具体的なアクションをとることはSDGsの目標13の「気候変動に具体的な対策を」につながります。地球温暖化の影響で大きな社会の変化を求められている現代だからこそ、環境問題に関する知識を持ったグリーン人材が必要とされます。グリーン人材の入り口となるこの検定についてみていきましょう!

「カーボンニュートラル検定」とは?

「カーボンニュートラル検定」は主にカーボンニュートラル、脱炭素のルーツやルールを学ぶことができる検定です。試験問題はIPCC報告書や省庁の発表資料からつくられており、信頼性の高い知識を身につけることが可能です。
この試験の合格者はカーボンニュートラル、脱炭素に必要な行動を正しく検討できることを証明できます。
カーボンニュートラル検定公式サイトはこちら

主催は一般社団法人 脱炭素事業推進協議会です。主な取り組みとして企業や自治体への脱炭素事業の支援業務及びコンサルティング事業や、カーボンクレジットおよび二酸化炭素排出権売買の仲介などを行っています。

そもそもカーボンニュートラルとは

カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。
具体的には、温室効果ガスの排出量をできるだけ削減し、削減できなかった分については同じ量を吸収または除去することで実質的にゼロにする取り組みです。

ただし2020年度の環境省の発表によると、2020年度の総排出量は11億5000万トンなのに対し、森林等の吸収量は4450万トンしかありません。
およそ1億トンが排出されており、これをゼロにするには日本社会全体で正しい知識を持ち、実践することが必要です。

カーボンニュートラルの高まる注目度と人材の人材の重要

日本政府は2020年10月に「2050 年カーボンニュートラル(脱炭素社会)の実現を目指すこと」 を宣言し、「2050 年カーボンニュートラルに伴うグリーン成⻑戦略」を策定しました。
温暖化対策を経済成長を抑えて行うのではなく、成長の機会として捉え「経済と環境の好循環」を作っていく「グリーン成長戦略」を打ち出しています。

企業レベルでは2021年のコーポレートガバナンス・コードの改定により サステナビリティを巡る課題への取組みが重要視されるようになりました 。上場企業に対して自社の環境に対する取り組みを開示することも求められています。

これらの事情からカーボンニュートラル・脱炭素の分野における専門知識を持つ人材が求められると考えられており、「カーボンニュートラル検定」はその証明となる資格です。この機会にぜひ環境に対する理解を深め、人材価値を高めてはいかがでしょうか。

カーボンニュートラル検定」の詳細
受験方式:
1. CBT(日本全国各地の試験センターにて受験可能)
2. IBT(ご自宅等、プライバシーが確保できる環境での受験が可能
3. 団体受験/ マークシート方式
出題数:50問
回答形式:4問ラジオボタン
試験時間:50分
受験料:16,500円(税込) 学習テキスト含む
合格基準:100点満点中、70点獲得で合格基準に達したと認定

IBT方式について:
IBT方式は受験の申し込みから受験、合否通知まですべての試験工程をオンラインで行えるもの。不正防止のために幾つか準備が必要です。
必要なもの
・高速なインターネット回線
・カメラ付きパソコン
・カメラ付きスマホ
・スマホを固定できるスタンド

試験前にオンライン受験操作体験で、IBT方式で受験できる環境かを確認してから申し込みましょう。
詳細は公式サイトをご確認ください。

アバター画像

WRITTEN BYSDGs MAGAZINE

カテゴリーの新着記事

新着記事

Page Top