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持続可能な社会とすべての人がスポーツを楽しめる世界の実現のために、楽天が取り組む「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」とは

持続可能な社会とすべての人がスポーツを楽しめる世界の実現のために、楽天が取り組む「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」とは

#PR #SHOW CASE
  • 人や国の不平等をなくそう
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を

スポーツやエンターテイメントにおいて積極的な取り組みをみせる楽天が「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」をテーマに、同社のサステナビリティ重点分野と国際的イニシアチブへの取り組みにおいて、スポーツとの親和性が高い分野にフォーカスをし、すべての人々が豊かな環境でスポーツを自分らしく楽しみ、多様性を認め合う未来を目指しています。そこで、楽天が考えるスポーツ×サステナビリティの可能性「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」の取り組みについて、楽天グループ株式会社の長田希望さんと 本間尚さんにお話を伺いました。

スポーツから “もっといい未来” を目指す。

「私たちは2022年からスポーツのさまざまな場面において、大きく2つの指針を持って活動を行っています。

1つ目は『Sports for Everyone』。これまでには、アイマスクをして音だけを頼りに試合を進める「ブラインドサッカー」をサポーターの皆様に体験していただいたり、楽天イーグルスの試合の際には、手話で選手の紹介を行ったりなど、環境や性別、障がいにとらわれることなく、誰もがスポーツを平等に楽しめる環境を作っていくための取り組みを実施してきました。 

2つ目は『Green for Future』。気候変動への対策実施や資源の好循環をもたらすこと、これからもスポーツを楽しめる豊かな環境を生み出す活動を目指しています。昨年には、ヴィッセル神戸の選手、楽天ソシオビジネスに所属しているパラサイクリストの木村和平さんや、やり投げの武本紗栄さんなどにご協力をいただき、試合で使っていたスポーツアイテムをフリマアプリ『楽天ラクマ』に出品。その売上を WWF ジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)に寄付する活動を行いました」 

また、楽天イーグルスやヴィッセル神戸では、楽天が冠協賛する試合において楽天エナジーと連携することで使用される電気、選手やスタッフの移動手段などにおいても環境に配慮した様々な取り組みを行ってきたのだそう。具体的には楽天イーグルスで2022年9月に開催した「Rakuten DAY」にて試合運営に伴い排出されるCO2および、来場者全員(最大27,000人想定)の半日分のCO2排出量を「カーボン・オフセット」したほか、昨年7月に開催した「楽天スーパーナイター」では、試合観戦で来場者が排出するCO2を「ブルーカーボン」によってオフセットする「ブルーカーボン・オフセット」を実施。ヴィッセル神戸では昨年10月に開催した「Rakuten SUPER MATCH」にて、来場者の半日分のCO₂排出量とヴィッセル神戸の選手の移動に伴うCO₂排出量を、再生可能エネルギー由来のJ-クレジットを用いてオフセットするなどの取り組みを実施。そのほか、ヴィッセル神戸は2023年シーズンの3試合を対象に、楽天とホームゲームにおける環境負荷の数値化、資源の調達から廃棄までの循環性(サーキュラリティ)を可視化して、今後の改善に向けたアクションに繋げている「サーキュラリティ評価」の導入など取り組みを推進した。今年はさらに具体的な活用を進めていくのだそうです。  ※「ブルーカーボン」とは、海藻などの海洋生物によって取り込まれた炭素のことを示します。

「今年は、資源を把握することはもちろん、ゴミの分別やフードロス対策など、試合に来てくださったファンの皆さんを巻き込みながら、無駄な資源の排出を少しでもなくすためのアクションができたらと考えています」 

楽天はなぜ「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」の活動を続けるのでしょうか。さらに具体的に教えていただきました。 

「スポーツチームの運営やスポンサーシップを行うなど、楽天はスポーツに関わる様々な取り組みを行っており、スポーツには言語や文化の垣根を超えて人々を繋いでいくことができる力があると思っています。『楽天ラクマ』の出品を例にすると、発表当日にほとんどの出品アイテムが即日購入申請をいただけるなど、私たちの思いをしっかりと理解をしてくださりサポートしてくださる方がいると実感することも増えてきました。このような取り組みを続けることで、国境などを超えて、より多くの人たちに私たちの思いが年々多くの方に伝わっていったら嬉しいです」

試合を楽しみながら、ダイバーシティやサステナビリティについて考えるきっかけを

今後、6月16日には、国立競技場にて行われるヴィッセル神戸のホームゲーム「明治安田J1リーグ 第18節 ヴィッセル神戸 対 川崎フロンターレ」を「Rakuten SUPER MATCH」として楽天が冠協賛します。また、8月1日には、楽天イーグルスの一軍公式戦「楽天イーグルス 対 福岡ソフトバンク」の試合を「楽天スーパーナイター」として冠協賛します。
当日試合会場にて展開する「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」を知ってもらうための取り組みについて、見どころについても伺いました。 

「選手の勇姿を見ていただき、スポーツの感動を味わっていただきたいのはもちろん、スポーツ観戦を通じて、気候変動への取り組みや環境保全、ダイバーシティの認知、理解促進に貢献できる取り組みを行っていきます。試合当日は、大人から子どもまで幅広い年代の方々がスポーツを身近に感じてもらえるような体験型ゲームや「いい未来」に必要だと思うキーワードを選択し、そのキーワードに合った画像を背景に写真撮影できるブースなど、皆様に楽しんでもらえるブースを用意します。また場内の一部売店においては環境配慮素材を用いたカトラリーを導入予定です。竹を使用した割り箸、白樺の間伐材を使ったスプーン、フォークを用意し、さらにゴミの分別も促進することでサステナブルな取り組みも行っていきます」 

最終目標は、全ての人が平等に自分らしくスポーツを楽しめる世界

「スポーツを楽しみたいすべての方が豊かな環境下で、スポーツを自分らしく楽しむこと、多様性を認め合うことができる持続可能な未来を目指しています。『Sports for Everyone』『Green for Future』という指針に基づいた活動を行うことで、スポーツを楽しむ人にとっても、選手にとっても、もっといい未来にできたら。すべての人がスポーツを楽しめる世界のを実現したいという思いが少しでも伝わるよう、今年も積極的に活動を続けていきます」

「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」の取り組みは、 SDGsの観点からも期待する価値あり。楽天が掲げる「スポーツとともに、もっといい未来へ」に今後も注目です。


取材・執筆/市岡彩香

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