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飛騨高山の自然や文化を伝える「ヒルトン高山リゾート」開業|地域資源を生かし、観光を通じた地域の発展へ


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飛騨高山の自然や文化を伝える「ヒルトン高山リゾート」開業|地域資源を生かし、観光を通じた地域の発展へ

9月14日、岐阜・高山に「ヒルトン高山リゾート」が誕生しました。ヒルトンとJR東海グループの協業によるリブランド開業で、岐阜県にヒルトンができるのは初となります。

同ホテルでは、飛騨高山の豊かな自然や伝統文化、食の魅力を生かした滞在体験を提供します。

飛騨高山とゲストを繋ぐ新たな滞在拠点

100年以上にわたり世界中で人、文化、地域をつないできたホスピタリティブランド「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」。日本では1963年に「東京ヒルトン(現ヒルトン東京)」を開業し、現在は北海道から沖縄まで17軒のホテルを展開しています。

今回新たにオープンした「ヒルトン高山リゾート」は、JR高山駅から無料シャトルバスで約8分という好アクセス。豊かな自然や歴史・文化、食の魅力を有する日本を代表する観光地である高山で、国内外から訪れるゲストと地域との新たな交流を生み出す場となることを目指します。

ホテルの中には、全283室の客室をはじめ、飛騨高山の地元食材を活かした4つのレストラン・バー、エグゼクティブラウンジ、北アルプスを望む天然温泉、最新機器を備えた24時間利用可能なフィットネスセンター、多様な用途に対応する宴会場など、さまざまな施設が揃います。

高山の自然や伝統文化を取り入れた空間デザイン

館内では、高山の伝統行事、飛騨高山アルプスの自然、そして高山の人々が生み出したユニークな造形や美しい色からインスピレーションを得た、高山らしい“かたち”や光と力強さを随所に表現しています。その一例として、客室には高山地域に伝わる飛騨刺し子をモチーフにアクセントクロスを採用。リブランド前のホテル開業当時から受け継がれる飛騨の家具も活かしながら高山のロッジを表現しています。

スイートルームは「NEO 民藝」をデザインコンセプトとし、高山の民藝が宿す美しさを家具やアートワークに新たな形で取り入れています。

4階のエグゼクティブラウンジは、高山の工芸技術と大工が用いる伝統的な接合技術の継手から、新しい時代のつながりを表現。椅子には岐阜県産材を用いた伝統的な飛騨家具を配し、北アルプスの雄大な山々の景色を眺めながら、心地よいインテリアとともに非日常のひとときを楽しめます。

地元食材を生かした料理と、北アルプスを望む温泉

レストラン・バーでは、いずれも飛騨高山ならではの厳選された地元食材を使用。

ダイニングルーム 「ヴィスタス」には大きな窓があり、向こうには北アルプスの雄大な山並みが広がります。

日本料理「和氣」では、飛騨高山の豊かな自然が育んだ山の幸と、北陸・日本海から届く新鮮な海の幸、地元の酒蔵から厳選した銘酒を提供。宮川の穏やかな流れから着想を得た優雅で落ち着いた店内には、地酒好きの方にもぴったりのバーカウンターが併設されています。

鉄板焼 「岳」では、A5 等級の飛騨牛をはじめ、地元食材をシェフが目の前で丁寧に焼き上げた料理を、高山市のワイナリーとコラボレーションしたホテルオリジナルの白ワインとともに楽しめます。

ラウンジ&バー 「シーナリー」では、やわらかな陽光が差し込む空間で、季節のケーキやアフタヌーンティーを。夜は大人の隠れ家のようなバーエリアで、飛騨山椒を使用したジントニックや、ヒルトン発祥のカクテル「ピニャコラーダ」をアレンジした「飛騨コラーダ」をはじめとするシグネチャーカクテルがいただけます。

また、北アルプスの雄大な自然を眺めながら心と体を癒す極上の温泉体験ができる「天望の湯 温泉テラス」は、日帰り温泉としても利用可能。短い滞在でも高山の魅力を存分に感じることができます。

地域の魅力を生かし、持続可能な観光と地域の発展を目指す

開業にあたり、ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区代表のジョセフ・カイララ氏は、「このホテルを通じて、より多くのお客様に飛騨高山ならではの美しい大自然と文化の魅力を体感いただくとともに、観光需要の創出に貢献してまいります」とコメント。東海旅客鉄道株式会社 代表取締役社長 丹羽 俊介氏も「本ホテルが国内外から訪れるお客様と地域をつなぐ交流拠点となり、高山の魅力発信とさらなる観光振興に貢献することを期待しております」と語っています。

『ヒルトン高山リゾート』では、飛騨高山の自然や歴史・文化、食、工芸など、地域ならではの資源をホテルのさまざまな場面に取り入れています。国内外から訪れるゲストに高山の魅力を伝え、観光需要を生み出すことは、SDGs目標8「働きがいも経済成長も」が掲げる、持続的な経済成長や地域の雇用・産業の発展にもつながります。

また、飛騨刺し子をモチーフにしたデザインや、地域に受け継がれてきた飛騨家具、伝統的な大工技術、地元食材などを取り入れることで、高山が培ってきた文化や技術の魅力を国内外に発信。地域の文化や資源を生かしながら、地域と観光客との新たな交流を生み出す場となることを目指しています。こうした取り組みは、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」にもつながるものです。

『ヒルトン高山リゾート』の誕生は、飛騨高山の魅力がより多くの人に伝わるきっかけとなりそうです。



執筆/フリーライター Yuki Katagiri