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加賀建設が取り組む女性活躍推進とは?


この記事に該当する目標
5 ジェンダー平等を実現しよう 8 働きがいも経済成長も
加賀建設が取り組む女性活躍推進とは?

(画像:https://kagaken.co.jp/sustainability/women/より)

ジェンダー格差が問題になっていることは分かってきているのものの、企業は具体的にどういった取り組みをしていけばいいのでしょうか?
今回はソーシャルメディアを活用し、ジェンダー平等の推進に成功している企業として、2017年に『女性活躍促進モデル企業』として認定された石川県金沢市の(株)加賀建設の取り組みについてご紹介します。
男性イメージの強い土木建設業ですが、同社はFacebookを活用し、女性の活躍している姿を配信したことにより、女性職員の数が2013年〜2018年で5倍に増加したそうです。また、女性の就業率が14%台が平均の建設業において、全従業員の約34%が女性で構成されています。
今も女性活躍推進の取り組みを行い続け、令和元年には厚生労働省からえるぼし認定を受けています。

えるぼし認定とは、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(以下、「女性活躍推進法」)に基づき、一定基準を満たし、女性の活躍促進に関する状況などが優良な企業を認定する制度です。
https://shokuba.mhlw.go.jp/published/special_02.htm#:~:text=%E3%80%8C%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%BC%E3%81%97%E8%AA%8D%E5%AE%9A%E3%80%8D%E3%81%A8,%E5%8F%97%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

加賀建設が取り入れている女性活躍推進の一例
・建設作業現場のおける更衣室・男女別トイレの設置
・分煙の徹底
・採用プロセスにおける性別によるバイアスの排除
・女性の建設業界への入職に繋がるような様々な媒体による広報活動の実施
・女性管理職の積極的登用
・性別にとらわれない公正な透明性のある能力評価の実施
・5S運動を中心に男女ローテーションでの社内清掃実施
・男女共同の業務・労働環境改善ワーキンググループによるグループディスカッションの定例化
・社内電子掲示板(ICT)を利用して働き方に関する情報共有
(加賀建設HPより)

ソーシャルメディアでジェンダー平等をうたうだけではなく、企業として女性の活躍を後押しする仕組みを備えているからこそ、長年にわたって女性活躍を推進している企業として認定されてきたことがわかりますね。