日本初上陸のフェアモント東京!最高ハピネス責任者に就任した「セリーン」とは?
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フランス・パリを本拠地とし、110カ国以上に5,600を超えるホテルを展開する世界屈指のホスピタリティグループ「アコー」のラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」。
その日本初上陸となる「フェアモント東京」が7月1日、東京港区芝浦に開業します。都内のホテル初となるユニークなプログラムや、小さな命を救う支援につながる宿泊プランに注目してみましょう。
公式ケイナイン アンバサダーの「セリーン」がデビュー
東京タワーや東京湾を一望できる絶好のロケーションに29のスイートを含む全217の客室を備えるフェアモント東京では、バンクーバーやボストン、ワシントンDCなど他の8つのホテルで導入されている愛犬プログラム「Canine Ambassador(ケイナイン アンバサダー)」が導入されます。
これは、“ワン”ハーティスト(ワンちゃん従業員)がロビーでゲストを温かく迎え、心安らぐ交流を通して、癒やしや笑顔を届けるユニークなプログラムです。ちなみにハーティストとは、一般的に「Heart」と「-ist(~に携わる人)」を組み合わせて、ハート(心)に携わる人という意味で使われている造語です。
フェアモント東京では、“ワン”ハーティストに、賢く冷静沈着な犬種で知られるラブラドールレトリバーの「セリーン」を採用し、最高ハピネス責任者(CHO:チーフ ハピネス オフィサー)に任命しました。


ホテル開業準備が始まった頃に、生後約一ヶ月だったセリーンと出会ったフェアモント東京のカラン シン総支配人は、セリーンの愛らしく穏やかで社交的な性格に心を奪われたのだといいます。
ホテルの一員となるべくすぐさまトレーニングをスタートしたセリーンは、今年5月に一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)のテストに合格しました。開業を間近に控えるフェアモント東京のレジデントドッグとして、世界中からのゲストを迎える準備は整っています。
愛犬と至福のひとときを!とっておきの宿泊プラン「ワンタスティック」
「家族の一員である愛犬と一緒に旅行がしたい」という需要の拡大から、最近はペットと一緒に泊まれるペットフレンドリーな宿が増えていますよね。


フェアモント東京でも、愛犬と一緒にホテル滞在を楽しめる宿泊プラン「ワンタスティック」が用意されています。料金は235,422円~(1泊1室2名様&愛犬1匹)となっていて、以下のアメニティやサービスがプランに含まれます。
- 愛犬用ウェルカムアメニティ(オリジナルスカーフ、おもちゃ、スナックなど)
- 愛犬用オーガニックブレックファスト&グルメディナー
- 愛犬の名前入りラグジュアリーベッド&ターンダウンサービス
- ご家族用「セリーン Jr.」とウェルカムアメニティ
いかがですか? 至れり尽くせりの内容で、愛犬とのラグジュアリーな滞在に期待が高まりますよね。ちなみに「愛犬の名前入りラグジュアリーベッド」とは、世界20カ国以上で愛されるアンビエントラウンジ社の高品質なドッグベッドのこと。予約時に伝えた愛犬の名前を刺繍してくれる上に、持ち帰りが可能となっています。
また「セリーン Jr.」とは、最高ハピネス責任者「セリーン」を再現した愛らしいぬいぐるみのことで、フェアモント東京のオリジナルマスコットとして、お部屋でお客様を温かくお迎えし、そのぬくもりをお持ち帰りいただける特別な記念品です。
愛犬と一緒に泊まることで、保護犬シェルターの支援に
フェアモント東京では、宿泊プラン「ワンタスティック」の売り上げの10%を、2011年に設立された動物愛護団体「NPO法人Tier Heim KOKUA(ティアハイム・コクア)に寄付することとしています。
ホテルに滞在することで、小さな命を救うための支援に貢献できるのは素晴らしいですよね。「ワンタスティック」は犬を愛する人同士を繋ぐ宿泊プランといえるのではないでしょうか。


今回は、7月1日に開業を迎えるフェアモント東京の取り組みに注目してみました。最高ハピネス責任者に任命されたセリーンの名前は、“穏やか”を意味する「Serene」からきています。まるで東京湾の穏やかさと優しさを映し出すかのような名前がつけられた彼女のフェアモント東京での役割は「MAKE SPECIAL HAPPEN(心に残る特別な瞬間を)」です。
世界中から訪れるゲストを1階のロビーで出迎えるセリーンは、フェアモント東京で笑顔とくつろぎをもたらす特別な存在になるに違いありません。
執筆/フリーライター こだまゆき