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コロナ禍で女性が直面する問題と自分らしく夢をかなえるヒントとは? ファーストリテイリングが国際女性デーを記念して女性応援施策を展開


この記事に該当する目標
5 ジェンダー平等を実現しよう
コロナ禍で女性が直面する問題と自分らしく夢をかなえるヒントとは? ファーストリテイリングが国際女性デーを記念して女性応援施策を展開

3月21日に約2か月半にわたった緊急事態宣言が明け、コロナ禍でのオンライン就活を乗り越えた新社会人の方の新生活が始まる時期になりました。
国内では、性別欄が削除された履歴書が発売されるなど、就職活動におけるジェンダー平等達成へ向けた動きが加速していましたね。
しかしながら、NHKとJILPTが共同で行ったLINEリサーチ調査によると、コロナ禍で「1度目の緊急事態宣言が出された直後、仕事を失った人」は男性32万人に対して女性は74万人という結果に。また、総務省「労働力調査」によると、「解雇や労働時間の減少など、雇用に大きな影響を受けた人」は男性18%に対して女性は26%という結果がわかりました。
そんな中、ファーストリテイリングとグループブランドの UNIQLO、GU、Theory は、“コロナ禍で⽇本の⼥性たちが直⾯する問題”、“ニューノーマルな時代に⼥性が⾃分らしく夢を叶えるヒント”を発信するオンラインイベントを開催。
世界中の女性たちが、ありのままの価値観を大切にして自分らしく生きていくことができる。そんな世界を信じるファーストリテイリングの「夢とチカラを、世界中の女性たちへ。」をテーマにした活動が話題になっています。

今回、SDGs MAGAZINEの編集部員は、3月14日と21日に都内で開催された『国際⼥性デー記念スペシャルトークオンラインイベント』に参加しました。
14日のテーマは「Support:コロナ禍で⼥性にどんな影響が?そして何ができるか。」。
⽣きづらさを抱える少⼥・若年⼥性を⽀援する「若草プロジェクト」の代表よびかけ⼈である村⽊厚⼦⽒と、NHK スペシャル「コロナ危機 ⼥性にいま何が」をプロデュースしたNHK 報道局 福⽥和代⽒が登壇。
実際に⼥性を⽀援する村⽊⽒と、さまざまな⼥性の危機に向き合い報じてきた福⽥⽒が、コロナ禍で困窮する⼥性の実情についてデータを踏まえて説明。何が根本的な解決となるのか、どういったサポートがあるべきなのかをそれぞれの視点から話しました。

21⽇のテーマは「Inspiration:⾃らの愛する仕事で輝くための⼥性エンパワーメント」。
総合芸術であるミュージカルを通して、⼦ども達の⼼・体・思考⼒を健やかに育む「JOY Kidsʼ Theater」代表 夏海清加⽒と、⽇本国内初の紙パックナチュラルウォーター「HAVARYʼS」の代表取締役社⻑ ⽮野玲美⽒がそれぞれの経験やビジョンについて語りました。

ファーストリテイリングは2016年から、若草プロジェクトが展開する、気持ちをつなぐプラットフォーム「TsunA が〜る」の女性支援活動を共同で実施。
Theoryは3⽉8⽇の国際⼥性デーを記念して、国連財団が⽴ち上げた、⼥の⼦たちが⾏動を起こし世界中で平等な権利を実現するために必要なツールやリソースを提供する「Girl Up」とのコラボTシャツを販売し、収益の⼀部「Girl Up」に寄付しているそうです。
今回のような働く女性が平等に活躍できるような環境づくりへのムーブメントは、コロナ禍というニューノーマルな時代で社会に旅立つ新社会人の方にとっても、大きな勇気になると感じました。
コロナウイルスの流行により、働く環境も悩みも大きく変わった1年を乗り越えやって来た春。
働く女性が、より自分らしく咲き誇れるような取り組みが今後も増えていくといいですね。

ファーストリテイリングEMPOWERING WOMEN 公式サイト:https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/people/diversity/womenempowerment/