“SDGs”と“企業”をもっと近づける!SDGs MAGAGINE

土壌を修復しつつ生産。“環境再生型農業”で育った素材から誕生「ウェルネス ジン」

土壌を修復しつつ生産。“環境再生型農業”で育った素材から誕生「ウェルネス ジン」

#OPINION
  • つくる責任つかう責任

お酒を飲むという行為は、あなたにとってどんな意味を持ちますか?ストレス発散や、寝る前のちょっとしたルーティン。私たちの生活に自然に溶け込んでいるお酒ですが、そんな私たちの「飲酒体験」を変える新しい蒸留酒、「ニュースピリッツ」が、2023年4月に誕生します。

それは、リユースボトルを再利用し、環境再生型農業で原料を育み、醸造から蒸留まで手仕事で作られた、地球と人のウェルネスに貢献する「WELLNESS GIN」です。

「WELLNESS GIN」とは

「WELLNESS GIN」をつくった「REUNION」はまだ新しいブランドですが、農業やものづくりに興味関心を寄せてきた精鋭メンバーが揃っています。彼らが酒造りにサステナビリティを求めたのは「お酒は人が造るものではなく、原料となる植物を作る土や水、そして地中の微生物が健やかであってはじめて美味しいお酒ができる」から。健やかにお酒を楽しむために、健やかな環境づくりから取り組んでいるのです。

「WELLNESS GIN」に使われている原料のサツマイモは、環境再生型農業が利用されています。環境再生型農業とは、農地の土壌をただ健康的に保つのではなく、微生物や植物の力で土壌を修復・改善しながら、自然環境の回復に繋げることを目指す農業のことです。土壌中の生態系が豊かになることで、作物はより美味しく育ちます。また、豊かな土壌ほど大気中のCO2をより多く吸収することができます。まさに「環境を再生」しながら、美味しい作物を手に入れることができるのです。

環境の健やかさを保ち続ける土壌で育ったサツマイモは、酒蒸留のパイオニアである「佐多宗二商店」の手によって、手作業でお酒へと姿を変えます。
出来上がったGINは、日本中から集められたリユースボトルに詰められます。*集まった様々なブランドのボトルは、古くから洗瓶業を生業とする職人たちの手でもう一度清潔さを取り戻し、新しいお酒を彩るボトルへと生まれ変わります。「そこに瓶がある、だから洗ってまた使う」。とてもシンプルで自然な選択ですが、環境にとってはポジティブな選択です。
*2023年に販売する全ての製品にリユースボトルは採用されていないが、今後リユースボトルの割合を高めていく予定。

現在酒瓶の多くは、リサイクル業者によって集められた後、一度粉砕し、溶かされた後に再利用されています。原料は再利用できても、そのために多くのエネルギーが使われているのです。しかし酒瓶をリユースボトルにするだけで、80%もの温室効果ガス削減を実現できると言います。多少の傷やサイズの違いも、ひとつひとつの個性。そう思うと、手元に来たお酒にもより愛着が湧きます。

こうして出来上がった「WELLNESS GIN」は、環境を壊すことなく、生活に寄り添うお酒として、私たちの手元にやってきます。

環境だけでなく、身体も健やかに

「WELLNESS GIN」のパッケージはとてもシンプル。真っ白なラベルに「REUNION」と小さなロゴが入っています。お酒を楽しむ場は、誰かと語らえる場でもあります。真っ白なパッケージには、何かを添えたくなりますね。思いを込めて色を塗ったり、メッセージを添えたり、自由にパッケージングしてみるのも楽しそうです。

ボトルに詰められた落ち着きのあるアンバーな色合いは、霊芝(れいし)という原料の色合い。実はジンは、オランダでかつて薬酒として生まれたお酒でした。霊芝は、古くから漢方として珍重されてきており、その効能の高さから「幻のキノコ」とも呼ばれています。 トリテルペノイドやβグルカンなど、500を超える多様な有効成分で、私たちの健康をサポートしてくれます。

お酒を楽しみながら明るく生きていくためには、環境はもちろん、私たち自身の身体も健康であるべきという、ブランドからのメッセージ性も感じます。

食中にも合う!「WELLNESS GIN」の飲み方4選

薬酒として生まれただけあり、華やかなハーブの香りが特徴的なジン。「WELLNESS GIN」はどんな味わいなのでしょうか。

まずはストレートで飲んでみると、まろやかなコクを感じることができます。霊芝の深い味わいと一緒に、鼻に抜けるボタニカルな香りを楽しむことができるでしょう。

次に、炭酸で割ってみると、爽やかさが際立ちます。炭酸で爽やかさが際立つ分、少し苦味が増したような味わいになり、食中酒としてぴったり。油っこい料理を食べている時も、口をすっきりとさせてくれそうです。味の濃い中華料理や、甘じょっぱい酒のあてが欲しくなります。

ちなみに、炭酸に加え、少しだけトニックウォーターを入れてみるのもおすすめ。爽やかさと一緒に甘みを感じやすくなり、お酒が苦手な方でも飲みやすい味わいになります。
また、ジンはスパイス類にもよく合う合うお酒。お好みのスパイスを組み合わせてみるのもいいですが、ブランドからは陰陽五行の観点をベースに食前、食中、食後の3つのシーンに合わせたオリジナルスパイス「YAKUZEN SPICE」も提案されています。スパイスと組み合わせることで、薬酒としての効果を強めることもできます。お酒を「ストレス発散」としてだけでなく、健康な身体づくりの一環として楽しみたい人にはぴったりです。

「WELLNESS GIN」はワイングラスで空気を含ませることで味わいが変化したり、スパイスの組み合わせやソーダの種類で、際立つ味わいの変わる不思議なお酒。大切な誰かとの食事中や、寝る前の読書のお供など、どんなシーンで飲むかによって、好きな楽しみ方を選ぶことができそうです。

リスペクトするバーテンダーが注ぐ「WELLNESS GIN」

「WELLNESS GIN」の発売日は、アースデイである4月22日。ですが、ブランドがリスペクトする飲食店やバーテンダーのいるお店では、一足先に楽しむことができるようです。
複雑な味わいを持つ「WELLNESS GIN」のユニークな飲み方や、シーンに寄り添う楽しみ方、食べ合わせのコツを聞くことができるかも。ボトルを購入する前に、ひとくちお試ししてみるのもいいかもしれませんね。

「WELLNESS GIN」提携店舗
Ace Hotel Kyoto
京都府京都市中京区車屋町245-2
Quarter Room
東京都世田谷区代田5-10-7
nakahara-sou B1F
The SG Club
東京都渋谷区神南1-7-8
Tea &Library 青淵-Ao-(K5)
東京都中央区日本橋兜町3-5 K5 1F
Bar K6
京都府京都市中京区東生洲町481ヴァルズビル 2F
Bar Savant
奈良県奈良市椿井町30-3
Bar Noble YOKOHAMA
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-15
CRANE YOKOHAMA 5F
Bar BenFiddich
東京都新宿区西新宿1-13-7 大和家ビル 9F
mizumachi
神奈川県横浜市中区山下町14-1
LAMP BAR
奈良県奈良市角振町26 いせやビル104

カテゴリーの新着記事

新着記事

Page Top