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アシックスから再生可能なサトウキビ由来の素材を使用したランニングシューズ「GEL-NIMBUS 26」発売


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アシックスから再生可能なサトウキビ由来の素材を使用したランニングシューズ「GEL-NIMBUS 26」発売

アシックスジャパンが、ソフトな履き心地と快適性を追求したランニングシューズ「GEL- NIMBUS 26(ゲルニンバス26)」4品番を、1月18日からアシックスオンラインストアで先行発売。1月25日からアシックス直営店(一部店舗を除く)、全国のスポーツ用品店などで順次販売します。

「GEL-NIMBUS 26」 のミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)には、環境に全面的に配慮したクッションフォーム材「FF BLAST PLUS ECO(エフエフブラストプラスエコ)」が使われており、この素材の約24%は再生可能なサトウキビ由来のものとなっています。軽量でやわらかなクッション性を実現しつつ、サスティナビリティにも配慮したアシックスの最新シューズに注目です。

アシックスを代表するクッション性を重視した高機能モデル「GEL-NIMBUS」シリーズ

「GEL-NIMBUS」シリーズは、1999年から展開している同社を代表するクッション性を重視した高機能モデルのひとつ。「NIMBUS」はラテン語で「雲」を意味し、文字通り走りを軽く快適に感じさせ、雲の上で走っているような履き心地を提供します。

今回発売する商品は、アッパーと呼ばれる足の底をのぞいた上部の素材に当たりの良いエンジニアードニットを採用しており、部位によって密度を変えることで必要箇所を補強しつつ、通気性にも優れた仕様になっています。さらに、ベロ部と履き口部には伸縮性のあるニット素材を採用し、足の上部をやわらかく包み込むようサポート。これからランニングを始める方やフルマラソンを目指す方にぴったりのモデルです。

機能性と環境へのやさしさを同時に実現

「GEL-NIMBUS 26」の靴底には、独自開発のラバー素材2種類を配した「HYBRID ASICSGRIP(ハイブリッドアシック スグリップ)」を採用し、グリップ力と耐久性を両立。中部にはさまざまな路面コンディションでも優れたグリップ力を発揮する「ASICSGRIP(アシックスグリップ)」を使用し、着地や蹴り出し時に力のかかりやすいつま先部とかかと部には同社従来のラバーと比較し約3倍の耐摩耗性をもつ「AHARPLUS(エーハープラス)」を採用しています。

一方ミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)には、環境に全面に配慮したクッションフォーム材「FF BLAST PLUS ECO(エフエフブラストプラスエコ)」を採用し、軽量でやわらかなクッション性を実現。この素材の約24%に再生可能なサトウキビ由来の素材が使われています。
また、かかと部には足にかかる負担を軽減する衝撃緩衝機能「PureGEL(ピュアゲル)」を内蔵。
スポーツシューズに求められる身体的なサポート機能だけでなく、心にも優れた構造設計を目指したのが今回のモデルです。

カーボンフットプリントも表示!身体と心、両方に優れた構造設計を追求する「ASICS DESIGN PHILOSOPHY」

「GEL-NIMBUS 26」は、ユーザーテスト、サイエンス、イノベーション、サステナビリティの4つの構成要素からなる「ASICS DESIGN PHILOSOPHY(アシックスデザインフィロソフィー)」という独自の設計思想に基づいて開発されたアシックスならではの商品。
「ASICS DESIGN PHILOSOPHY」は、人を常に中心に据えた科学的なアプローチを行い、身体や動きの特徴をあらゆる観点から詳細に分析する 「ヒューマンセントリックサイエンス(人間中心の科学)」 といった研究ポリシーは変えず、さらに人に寄り添うことを目的に4つの主要分野の研究開発を軸としたものです。

・ユーザーテスト(性能評価とユーザーの感覚的な着用テスト) 
・サイエンス(フィジカルと感性の両面からアスリートを支える科学的研究)
・イノベーション(長期にわたる製品考察、継続的な改善プロセスの構築) 
・サステナビリティ(資源効率の向上やCO2排出量削減、持続可能なプロセスの構築)
この4つの項目に配慮しながら、身体にも心にも優れた構造設計を追求しています。

今回の「GEL-NIMBUS 26」は、製品ライフサイクル(材料調達・製造・輸送・使用・廃棄)で排出される(カーボンフットプリント(温室効果ガス排出量)も表示。その数値は10.8kg CO2eで、業界平均よりも25%低くなっています。

アシックスは製品の環境負荷を透明性をもって開示しており、これは同社が掲げる”2050年までに事業における「温室効果ガス排出量実質ゼロ」”の実現に向けた取り組みの一環です。今後も温室効果ガス排出量の表示を順次行っていくというアシックス。機能性が重視される製品もいまや環境に配慮することは必須の時代とも言えそうです。

※アシックスが実施している温室効果ガス排出量の測定方法、および業界の平均的なランニングシューズに対して利用できる最も包括的な資料(マサチューセッツ工科大学によるレポート)を基に算出


執筆 / フリーライター Yuki Katagiri