Z世代エンジニアの「テクノロジーとモノ創りを楽しむ才能」を伸ばすプロジェクト「GIFTech」始動
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株式会社レアゾン・ホールディングスが、 エンジニアの創造性を刺激し、モノ創りの喜びを再発見するためのプロジェクト「GIFTech」をスタート。アカデミーや次世代型ハッカソンを通じて仲間と共にプロダクトやサービスをゼロから開発するアイディアや技術を深掘りし、これらの体験から「テクノロジーとモノ創りを楽しむ才能」を伸ばす事を目指します。
Youtubeには「GIFTech CH」を開設し、その過程を動画で公開することで多くの人々に知識と情熱を共有。1月15日にサイトが公開され、3月に開催する次世代型ハッカソンの募集がスタートしています。
Z世代エンジニアの可能性と未来を創造する注目のプロジェクト「GIFTech」
『GIFTech』は、 GiftedとTechを掛け合わせた造語で、「テクノロジーとモノ創りを楽しむ才能」を象徴する言葉。エンジニアの原点となる 「テクノロジーとモノづくりの楽しさ」 を再認識してもらうため、発見の場を提供するプロジェクトとして生まれました。
・0から開発ができるスキルを身につける
・仲間と共創する能力を習得する
この2つのポイントを軸に、エンジニアの創造性を刺激し、モノ創りの喜びを再発見するための様々なコンテンツを展開します。
参加者は「有名インフルエンサーの求めるパーソナライズドサービスを開発する」 というテーマでMVP開発を行い共創能力を身につけます。各コンテンツの模様は全てムービーコンテンツとしてGIFTech CHにて無料で視聴可能に。Z世代エンジニアの可能性と未来を創造する注目のプロジェクトとなりそうです。
IT業界で躍進し続ける企業に属するエンジニアの約80%が仕事にやりがいを感じている
レアゾン・ホールディングスは『GIFTech』発足にあたり、同社に加え、 menu株式会社、株式会社Preferred Robotics、株式会社AbemaTVなどIT業界で躍進し続ける企業のエンジニアを対象に2つの調査を実施しました。
調査では、「いまのエンジニアの仕事にやりがいや充実を感じているか」という質問に約80%が「やりがいを感じている」「やや感じている」と回答しています(図1)。
さらに「この会社での将来に対して、ポジティブなイメージを持っているか」と いう質問には87%が「持っている」「やや持っている」と回答。約9割が現状に満足していることがわかり、自身の置かれている現状にポジティブな考え方を持っていることがわかりました。
一方、調査対象を全国のZ世代エンジニアに移すと、 「やりがいを感じている」 のは52%と約3割も減少することが判明。「やりがいを感じている」と断言した割合はわずか1割である事がわかりました(図3)。
やりがいを感じていると回答したエンジニアは「新しい事にチャレンジする機会が多いから」(23.6%)、「社内の成⻑機会が豊富だから」(20.2%)などを理由に挙げたのに対し、やりがいを感じていないと回答としたエンジニアは自身の将来性への不安や新しい取り組みに参加できる機会の少なさを挙げており、働く環境にも違いがあるように見受けられました。
「仲間と共創能力に⻑け、プロダクトやサービスを0から開発ができるエンジニア」 を目指して
また、調査の結果から、「IT業界で躍進し続ける企業のエンジニアの40%が『仲間と共創し、プロダクトやサービスを0から開発できる』と自認しており、53%が自身の『なりたいエンジニア像』であることがわかりました。
一方、全国のZ世代エンジニアで現状自身が『仲間と共創し、プロダクトやサービスを0から開発できる』に当てはまると考えているのは10.5%(図6) にとどまりました。
これらの結果から、職場環境や利用可能なリソースに応じて生まれるモチベーションの違いは非常に大きいことがわかります。これを受けレアゾン・ホールディングスは、エンジニアがやりがいを感じ、なりたいエンジニアを目指せる環境整備が早期に必要と判断。今回のプロジェクトの始動に至りました。
若手エンジニアの育成が将来の技術やイノベーションの推進に
GIFTechはエンジニアの創造性を刺激し、モノ創りの喜びを再発見するためのプロジェクトです。 アカデミーや次世代型ハッカソンを通じて、仲間と共にプロダクトやサービスをゼロから開発するアイディアや技術を深掘りします。これらの体験から「テクノロジーとモノ創りを楽しむ才能」を伸ばす事を目指し、「GIFTech CH」ではその過程を動画で公開することで、多くの人々に知識と情熱を共有できるようにします。
GIFTechの目標は、モノ創りの楽しさを再認識し、それを次のステージへと導くこと。この取り組みは、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」の達成にも繋がります。
4-4 2030年までに、はたらきがいのある人間らしい仕事についたり、新しく会社をおこしたりできるように、仕事に関係する技術や能力をそなえた若者やおとなをたくさん増やす。
若手エンジニアに教育機会やスキル向上の機会を提供し、育成することは、国や世界全体の将来の、技術やイノベーションの推進に寄与します。多くの人がこうした機会を逃さずに、自分自身のスキルアップをしていくことで明るい未来が見えてきそうですね。
執筆 / フリーライター Yuki Katagiri
次世代型ハッカソンの開催!GIFTech2024春、参加者募集
第1部「GIFTech Academy」
「学び」に特化したコンテンツを提供し、特に「N1を満足させるMVP (Minimum Viable Product)」 の開発に焦点を当てます。第 一回目では、menu、ABEMA、KachakaのプロダクトのMVP開発に携わったエンジニアやプロダクトオーナーからの講義を含む、MVPの作り方、デザイナーとの共同作業方法、ユーザーインタビューの手法などを学びます。
【内容】
・MVPの作り方、MVPを作ることの価値を学ぶ
・クリエイティブプランナー、デザイナーと共同して開発を行う方法を学ぶ
【対象者】
以下の4つの条件のうち1つでも満たす方
・「GIFTech」 になることに興味のある方、共感できる方
・プログラミングの経験はあるものの、実際にプロダクトを0から開発したことがなく、0からのプロダクト創りにチャレンジしたい方
・0からの開発経験があり、その楽しさを他のエンジニアに伝えたい方
・プロダクトを作りたいと思っているものの、社内でプロダクトを創る経験などがあまりなく、プロダクトを創る楽しさを感じたいと思っているエンジニアの方
【スケジュール】
3月16日(土) 10:00-17:00
・MVPの創り方講座
3月17日(日) 10:00-17:00
・MVPワークショップ ・GIFTech Challengeのお題発表
第2部「GIFTech Challenge」
「実践する場」として設計されています。Academyでの学びを活かし、参加者は「有名インフルエンサーの求めるパーソナ ライズドサービスを開発する」というテーマでMVP開発を行っていただきます。このChallengeで開発されたプロダクトは 広く公開され、開発したプロダクトはプロフェッショナルなポートフォリオとして活用できる機会を提供します。
【目指すこと】
Academyで習得した知識を活用し、クリエイティブプランナー・デザイナーと共に企画から開発に至る全過程に取り組み、ターゲットの 課題を解決するプロダクトを開発する
【内容】
著名インフルエンサーのパーソナライズドサービスを開発
【対象者】
GIFTech Academyを受講された方
【スケジュール】
GIFTech Academy最終日3月17日(日) にお題の発表
3月18日(月)〜4月27日(土)でチームで開発
4月28日(日)にプロダクト発表