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渋谷スクランブルスクエアで「HTTクリスマスツリー」点灯式が開催!


この記事に該当する目標
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
渋谷スクランブルスクエアで「HTTクリスマスツリー」点灯式が開催!

東京都は脱炭素化社会に向けた取り組み「HTT(へらす・つくる・ためる)」を広める活動をしています。その一環として2024年のクリスマスシーズンに「歩いて灯す、エコツリープロジェクト」を開催しました。
このイベントでは東京都と渋谷スクランブルスクエアが連携。来場者が踏む「発電床」で電力を生み出し、クリスマスツリーを点灯する企画です。
11月7日にはプロジェクトの象徴である「HTTクリスマスツリー」の点灯式が渋谷スクランブルスクエア12階で開催されました。スペシャルゲストとしてモデル・女優の堀田茜さんが登場。クリスマスの思い出や自身のHTTに関する具体的な取り組みについて語りました。

東京都が推進するHTTとは?

東京都が推進するHTTは都民や事業者が日常の中で電力を「へらす、つくる、ためる」ことを意識し、持続可能な社会の実現に向けて行動することを目指しています。

まず「へらす」こと。使っていない電気やエネルギーをムダにしないことです。たとえば家の電気をこまめに消したり、使っていない機械の電源をオフにするだけで、エネルギーのムダを減らせます。
次に「つくる」ことです。たとえば太陽光パネルを使えば、太陽の光を電気に変えて使えます。最後に「ためる」。作った電気を電池にためておくと、必要なときにすぐ使えるようになります。

このようにエネルギーを上手に管理するのがHTTの考え方です。

「歩いて灯す、エコツリープロジェクト」について

渋谷スクランブルスクエアは2024年6月に「HTT取組推進宣言企業」として登録しました。2022年の電力がひっ迫した夏から、館内のエネルギー削減や脱炭素化に積極的に取り組んできたことが評価されています。

「歩いて灯す、エコツリープロジェクト」はHTTの考え方を実践的かつ体験型で伝えるイベントです。
10月24日から11月7日の期間は渋谷スクランブルスクエア地下2階のエントランスに発電床が設置されました。来場者が歩くことで発電される電力をためて、HTTクリスマスツリーが点灯されます。
本プロジェクトの最大の特徴は来場者が楽しみながらエコ活動に参加できることです。

発電床には「今年の冬、節電対策するならどっち?」という質問と、その回答として「暖房の設定温度を下げる」「一枚多く重ね着する」の選択肢が書かれています。踏むことで音が鳴る楽しい仕組みで、家族やカップルでも誰もが楽しめる形です。

発電床を踏むという簡単なアクションで電力を生み出し、その電力がツリーを照らす光になるという体験がHTTの考え方を身近に感じさせています。

点灯式当日、堀田茜さんの登場とメッセージ

点灯式当日はスペシャルゲストとしてモデル・女優の堀田茜さんが登場しました。堀田さんはSDGsについて学んでいて、企業へのインタビューも行なっているそうです。

発電床を踏んだ体験について堀田さんは「普通の床と何ら変わりなく、一歩一歩踏み締めるだけで発電しているというのは、社会の役に立っている感じがして嬉しかったです」と語りました。

また自身のHTTに関する取り組みについては「たくさん着込むというのは身近にできるアクションで、家では靴下を3枚履いたり、ダウンを着て過ごしています」と説明し、身近な取り組みが環境に良い影響を与えることができると呼びかけました。

クリスマスに未来を灯すエコのアクション

東京都と渋谷スクランブルスクエアが共同で展開する「歩いて灯す、エコツリープロジェクト」は、環境への配慮と持続可能な暮らしを考えるきっかけを提供するイベントです。このプロジェクトでは来場者が自らの力でクリスマスツリーを灯す体験を通じて、日常の行動がどのように持続可能な社会の実現に繋がるかを体感できました。

点灯したクリスマスツリーは環境意識を楽しく高める象徴的な存在です。12月7日からツリーの周りでクリスマスマーケットも開催されます。この機会にぜひ渋谷に足を運び、未来を照らすエコな光を感じてみてください。

「SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE- CHRISTMAS LOVERS MARKET-」概要
出展イベント:SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE- CHRISTMAS LOVERS MARKET-
日 程:12月7 日(土)より12月25 日(水)まで
営業時間:13:00~21:00
場 所:渋谷スクランブルスクエア 12 階 イベントスペース Scene12


執筆/Shinichi Tsukada