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ヘラルボニー主催、世界の異彩が集う国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の第2回が開催決定!


この記事に該当する目標
1 貧困をなくそう 8 働きがいも経済成長も 10 人や国の不平等をなくそう
ヘラルボニー主催、世界の異彩が集う国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の第2回が開催決定!

「異彩を、放て。」をミッションに、国内外の福祉施設に在籍するアーティストと共に新たな価値や文化の創造を目指す企業ヘラルボニー。
ヘラルボニーは2024年夏、初めての開催となる「HERALBONY Art Prize」を初開催しました。
グランプリをはじめとする各受賞作家と最終審査進出作家、総勢58名による全62点の作品を一堂に展示した「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」は2024年9月22日(日)に43日間の会期を終え、盛況に閉幕した。会期中の来場者数はなんと累計1万人に達しました。
そんなヘラルボニーが先日11月13日、HERALBONY Art Prize第2回目の開催実施を発表。
今回はどんな内容で実施されるのか、詳細に迫ります。

「HERALBONY Art Prize 2024」グランプリ作品は浅野春香氏の「ヒョウカ」に決定!

「HERALBONY Art Prize 2024」では、応募作品総数1,973点の作品のなかから厳正な審査により、浅野春香さんの作品「ヒョウカ」がグランプリを受賞しました。
浅野さんは20歳で統合失調症を発症、入退院を繰り返しながら闘病を続けています。
絵を本格的に描き始めたのは29歳のとき。
今回の受賞作品である「ヒョウカ」は「評価されたい」という浅野さんの純粋な感情から制作されました。このエネルギー溢れる作品は、「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」を訪れた多くの人々の心を震わせました。

ヘラルボニーは前回の開催に続き、障害のあるアーティストたちの輝かしい才能を称える場として、東京建物株式会社をプラチナスポンサーに迎え、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」の開催を発表しました。
世界28の国と地域から1973点の応募があった初開催の「HERALBONY Art Prize 2024」の感動を胸に、「限界はない。障壁を越え、創造性を解き放て!」をテーマに掲げ、さらなる高みを目指します。
そして、グランプリ作品の展示は、東京だけではなく、ヘラルボニー創業の地岩手、そして国境を超えてフランス・パリの3都市で行われることも発表されました。
東京の展覧会は2025年月31日(土)から2025年6月14日(土) の15日間、SMBC アースガーデンにて開催される予定です。岩手・パリは2025年秋冬に特別に展示される予定です。
今回のプライズではフランス・パリでもグランプリ作品が展示され、これまで以上に国際アワードとしての存在感を放っていきます。

4名のキーパーソンを審査員に迎える「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」

開催と同時に、審査員の発表も行われました。
金沢21世紀美術館チーフ・キュレーターの黒澤浩美氏、東京藝術大学長の日比野克彦氏は第1回開催から続き、今回のプライズに審査員として参加します。
海外からは、「Creativity Explored」アート・パートナーシップ担当ディレクター、Harriet Salmon (ハリエット・サルモン)氏、アウグスティヌム財団(ミュンヘン)EUWARD アーカイブおよびアトリエ・アウグスティヌムのキュレーター兼ディレクター、 Klaus Mecherlein(クラウス・メッヘライン) が新たに審査員に加わり、国内外の文化・芸術分野の専門家の視点から異彩を放つ作家を新たに見出します。

応募者の可能性を広げるHERALBONY Art Prize

ヘラルボニーはこのプライズを通じて、障害のある方々の創造性が社会に与える影響力を持続的に高めていくと共に、唯一無二の表現を多くの観客に届け、アーティストたちの長期的な成長と活躍を後押しする場を開拓していきます。

SDGs目標には、「世界中から不平等を減らそう」があります。
2030年までに、年齢、性別、障がい、人種、民族、生まれ、宗教、経済状態などにかかわらず、すべての人が、能力を高め、社会的、経済的、政治的に取り残されないようにすすめる。

「障害」の言葉の中にある無数の個性を、ヘラルボニーは「異彩」と捉え、その可能性を世の中へ放ちます。
国籍も年齢も関係ない。応募者が障害者ではなく、ひとりの作家としてその才能が評価され、さらなる活躍の道を切り開いてけるよう後押しする「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」に注目してみてはいかがでしょうか。
エントリーは12月30日(月)まで受付中です。

「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」
応募サイト
日版:https://artprize.heralbony.jp/
英版:https://artprize.heralbony.jp/en/
応募期間:12月30日(月)23:59まで
展覧会概要
会期:2025月5月31日(土)から2025年6月14日(土)
会場:三井住友銀行東館 1F アース・ガーデン(東京都千代田区丸の内 1-3-2) 
主催:株式会社ヘラルボニー