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収納もサブスクの時代!?「minikura」が提案する”手放すだけじゃない”モノとの向き合い方


この記事に該当する目標
12 つくる責任つかう責任
収納もサブスクの時代!?「minikura」が提案する”手放すだけじゃない”モノとの向き合い方

音楽、映像、衣服、食事に至る、あらゆる分野が“サブスク化”される今の時代、「持たずに使う」というライフスタイルが定着しつつあります。そんな中、新たな注目を集めているのが「収納のサブスク」です。
都市部での地価上昇やサステナブルな暮らしへの意識の高まりを背景に、モノを手放すではなく“大切に保管しておく”という考え方が浸透しています。

収納スペースを「借りる」のではなく、「預ける」

現代の都市生活では、地価上昇や狭小化によって、収納スペースの確保が難しくなってきています。
テレワークの普及も加わり、暮らしにおける“スペースの確保”はより求められるようになりました。 
これまで外部での収納といえば、トランクルーム(屋内型・屋外型)やレンタル倉庫などが主流でしたが、「アクセス面での不便さ」「セキュリティや環境面での不安」「コストパフォーマンス」などのハードルがありました。
そうした中で、新たなる選択肢として、スマホひとつで完結し、自宅にいながらモノを預けたり取り出したりできる宅配型トランクルームが登場しました。
宅配型トランクルームサービス「minikura」では、預けたものを1点単位で取り出し可能なプランやクリーニングサービスなどの自分に合った豊富なプランによる利便性からより注目を集めています。
収納スペースを「借りる」のではなく、「預ける」という体験に変える。それが、現代において新たなる価値観の選択として支持されています。

minikuraは保管にとどまらず「モノの価値を循環させるハブ」

利用者はボックスに荷物を詰めて送るだけで、温度・湿度が管理された専用倉庫に保管されます。
預けたアイテムは写真付きでマイページに登録され、確認が可能。取り出したい時にはスマホでワンクリックすれば自宅へ配送されるという、クラウド感覚での操作性が特徴です。
また、用途に応じて, 写真撮影をし、モノ単位で管理できる「MONOプラン」、大切な服をハンガーにかけて保管する「クローゼットプラン」など柔軟なプラン設計も魅力。たとえば季節の衣類や思い出の品、趣味のコレクションなど頻繁には使わないけれど手放したくないアイテムの“居場所”として重宝されています。

さらに、minikuraでは、手放すモノをYahoo!オークションへの出品や、寄付サービスで寄付をすることも可能。単なる保管にとどまらず、「モノの価値を循環させるハブ」として、利用者と社会を繋ぐ機能も担っています。

「手放さずに生かす」サステナブルな選択肢

サステナブルな暮らしと聞くと「モノを減らす」ことが第一に思い浮かびがちですが、それが唯一の選択肢ではありません。minikuraが提案するのは、“手放さずに、必要なときまで大切に保管する”という、
もう一つのサステナブルなライフスタイルです。
誰かからもらった贈り物、思い出のある品々、季節ごとに活躍するアイテム。そうした“好き”を無理に手放すことなく、暮らしにゆとりを生むminikuraは、「つくる責任、つかう責任」という視点とも一致しています。
必要なときに取り出し、不要になれば再活用や寄付という形で循環へつなげる。モノの寿命を延ばし、資源の無駄を減らすことにも貢献できる。
minikuraは、持続可能性を身近な暮らしの中から実現する手段となっているのです。

持たない暮らしでも大量消費でもない、モノと自分とのちょうどよい距離感を模索する時代。minikuraは、収納そのものをアップデートすることで、モノを大切にする心を守りながらも、空間と心にゆとりを与えるサービスです。
暮らしの中で「モノを手放すではなく“大切に保管しておく”」。そんな現代的でサステナブルなモノとのつき合い方を、私たち一人ひとりが見直すタイミングが、いま来ているのかもしれません。