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8月18日は「米の日」!今知りたい“お米の保存法”をアコメヤお米コンシェルジュが伝授


この記事に該当する目標
11 住み続けられるまちづくりを 12 つくる責任つかう責任 15 陸の豊かさも守ろう
8月18日は「米の日」!今知りたい“お米の保存法”をアコメヤお米コンシェルジュが伝授

いま、私たちにとって身近な「お米」を取り巻く環境は、大きく変わろうとしています。価格の高騰や供給不安が続き、備蓄米の放出によって“古米”にも注目が集まるなど、「お米は貴重な存在」として改めて見直されているのです。2025年の夏は記録的な猛暑も予想されており、「お米の保存」に悩む家庭も増えるのではないでしょうか。

お米のプロ「アコメヤお米コンシェルジュ」に聞く、お米の保存術

そんな日々のお米の悩みを解決するため、お米の品種や保存方法、炊き方に精通し、お客様のご希望に沿ったお米の提案ができる
“お米のプロ”である「アコメヤお米コンシェルジュ」が、家庭で実践できる“お米を美味しくするための方法”を伝授します。

Q1. お米はどこで保存すればいいの?
お米は生鮮食品です。 そのため、保管場所として最適なのは冷蔵庫の「野菜室」。 密閉容器に入れることで、臭いの吸着を防ぎ、酸化のスピードを遅らせることができます。
精米されたお米は2〜3週間程度で食べ切るのがおすすめです。

Q2. 今あるお米に、新しく買ったお米を混ぜてもいいの?
品種を混ぜて保存するのは、食味が変わってしまうためおすすめしません。なるべく分けての保存をおすすめしますが、最後残ってしまったお米を少量で炊くのは難しい場合もあるので、最後だけ混ぜて召し上がっていただくのが望ましいです。
また、同じ品種であっても、古いお米と新しいお米を混ぜることは避けたほうが良いでしょう。精米したお米は劣化していくため、まずは古いお米から消費することが大切です。

Q3. 炊飯器や土鍋でお米を炊いた後、どのくらい保温していいの?
保温はおすすめできません。 熱が加わったままの状態が続くと、水分が抜けて食味が落ちてしまいます。 食べきれない分は、粗熱をとってから小分けにし、冷凍保存するのが良いでしょう。

Q4. お米を買い溜めしてもいいの?
もし買い溜めをする場合は、玄米で購入することをおすすめします。 長くとも1ヶ月で食べきる量を目安に精米してください。 白米で購入する場合は、空気に触れると酸化が進み風味が劣化するため、密閉した環境で「野菜室」で保存するのがおすすめです。
購入時のお米の外袋は、多少空気が入っているので、詰め替えての保存が良いでしょう。

Q5. お米を美味しく「冷蔵保存/冷凍保存」する方法は?
炊いたご飯の冷蔵保存は、でんぷんが老化し味が落ちる原因になるためNGです。 タッパーなどに小分けにし、粗熱が取れたら冷凍保存してください。

お米をおいしく食べるための、こだわりの道具

毎日食べるお米だからこそ、その一粒一粒を大切に味わいたいものです。炊き立ての湯気、しゃもじを入れた時のふっくらとした感触、そして口いっぱいに広がる甘み。そんな日々の食卓の小さな幸せは、お米の保存や炊飯に使う道具に少しこだわるだけで、さらに豊かなものになります。古くから受け継がれてきた日本の食文化の知恵を、現代の暮らしに取り入れてみませんか。

・桐の米びつで、お米の鮮度を保つ
古来より、大切なものを保管するために使われてきた桐。その優れた防腐・防虫効果と調湿性で、お米を最適な状態で保存してくれます。AKOMEYA TOKYOと桐箱の老舗、増田桐箱店が手がけた米びつは、そんな伝統の知恵と現代のライフスタイルを融合させた逸品です。冷蔵庫のドアポケットにすっきりと収まる牛乳パックサイズの1kgタイプや、野菜室に入れやすい2kgタイプなど、コンパクトな設計も魅力的です。お米を袋のまま保存するのではなく、桐の米びつに移し替える。そのひと手間が、お米の鮮度を守り、毎日のごはんをより一層美味しくしてくれます。

・「おひつ」で、時間が経っても美味しい食卓を
炊き立てのご飯を、昔ながらの「おひつ」に移す。それだけで、食卓の風景はぐっと趣深いものになります。木が余分な水分を吸い、そして乾燥すれば水分を補ってくれるため、ご飯がべたつかず、ふっくらもちもちとした理想的な状態を保つことができるのです。AKOMEYA TOKYOの木曽さわらおひつは、樹齢100年以上の厳選された木材を使用しています。蓋をあけた瞬間に立ち上る、さわらの清々しい香りと炊き立てのご飯の香りが混ざり合い、食欲をそそります。時間が経っても美味しいご飯が楽しめる「おひつ」のある暮らしは、忙しい毎日の中でも、心豊かな食事の時間を演出してくれるでしょう。

お米を慈しみ、日々の食卓を豊かに

貴重な存在となったお米。その価値が見直されている今だからこそ、お米を最後まで美味しく、無駄なく楽しむための工夫を、暮らしの中に取り入れてみませんか。日々の食卓が、より豊かになるヒントがそこにあるはずです。