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鎌倉 建長寺で企画展開催。ヘラルボニー契約作家のアートと光が交わるインスタレーション


この記事に該当する目標
3 すべての人に健康と福祉を 10 人や国の不平等をなくそう 16 平和と公正をすべての人に 17 パートナーシップで目標を達成しよう
鎌倉 建長寺で企画展開催。ヘラルボニー契約作家のアートと光が交わるインスタレーション

東アジア文化都市2025鎌倉市実行委員会が主催する企画展「わたしの輪郭が、やわらかくなる。」が、建長寺 応真閣にて、12月12日(金)から 12月16日(火)までの5日間催されます。
この企画展は、株式会社ヘラルボニーが、ARu inc.と協働し、企画・運営を行っているもの。
今回の企画展では、歴史的建造物である建長寺 応真閣を舞台に、アーティストたちの作品と光のインスタレーションが静かに交わり、来場者の感覚に寄り添う体験を創出します。

「障がい」を「異彩」と捉える文化創出を目指すヘラルボニーと、世界に文化を発信する国家プロジェクトが出会う

ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに、障がいのあるアーティストたちの2,000点以上のアートをIPとして管理。アートを軸に、自社ブランド「HERALBONY」の運営・企業共創・国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、様々な事業を展開。アーティストたちに正当なロイヤリティを支払うことで、持続可能な独自のビジネスモデルを構築。「障がい」を「異彩」と捉え、新たな文化創出を目指している企業です。

一方東アジア文化都市とは、日本・中国・韓国との合意により毎年各国から選定された都市が、さまざな文化芸術イベントや交流事業を行うことで、東アジアの国々の相互理解と連帯感を深めながら、世界に多様な文化の発信力を強化していく国家プロジェクトです。

企画展への理解が深まるオープニングイベントも

企画展の開催に先立ち、オープニングトークイベント「ひとりひとりの『ちがい』が響き合う社会のかたち」が、12月12日(金)15:00より実施されます。ヘラルボニー Co-CEO 松田 崇弥氏や鎌倉市長も登壇されるので、企画展への理解を深めるのにぴったりな機会です。

事前申し込みが必要なので、興味がある方は下記のURLから登録をお忘れなく。
https://culturecity-kamakura2025-inclusivesociety.peatix.com/

共生社会の実現のために、私たち一人ひとりができること

SDGsの目標である「10 人や国の不平等をなくそう」や「16 平和と公正をすべての人に」は、貧困国や紛争下の人々だけでなく、日本で暮らす私たち一人ひとりにも関わるものです。

SDGsの目標はスケールが大きく、日常生活とは結びつけにくいと感じる人も多いかもしれません。しかし、日本においても本当に誰もが公平さを享受できているのか、今一度自分自身に問いかけてみる必要があるのではないでしょうか。

100人いれば100通りの輝かしい「個性=異彩」があります。障がいの有無にかかわらず、その個性と出会い、尊重する姿勢こそが、共生社会の実現の第一歩となるのではないでしょうか。

この記事を通して、障がいがあるアーティストの存在を初めて知った方もいるかもしれません。まずは企画展を訪れ、障がいがあるアーティストの創造性に触れ、関心を持つところから初めてみるのはいかがでしょうか。

「わたしの輪郭が、やわらかくなる。」展示概要

展示タイトル:東アジア文化都市 2025 鎌倉市企画展「わたしの輪郭が、やわらかくなる。」
会期:12月12日(金)から12月16日(火)
開館時間:10:00から16:30 ※最終入場 16:00
会場:建長寺 応真閣
料金:無料 ※建長寺の拝観料が必要です
 -大人(高校生以上)500円、小人(小中学生)200円
 -お支払いはすべて現金のみ
 -障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は、ご本人と付添1名まで無料
休館日:なし
主催:東アジア文化都市 2025 鎌倉市実行委員会
企画・運営:株式会社ヘラルボニー/ARu inc.

● 展示アート(一部)/アーティスト情報

作品名:男の人
アーティスト:岡元俊雄

作品名:般若心経(羯諦羯諦)
アーティスト:小林覚

作品名:プールサイド
アーティスト:SATO

作品名:バラ
アーティスト:福井将宏

作品名:いつかの日曜日
アーティスト:藤田望人

● STAFF

プランナー:大門 倫子(ヘラルボニー)
プロジェクトマネージャー:森山 翔太(ヘラルボニー)
ビジネスプロデューサー:亀山 紘治(ヘラルボニー)
コーディネーター:板垣 崇志(しゃかいのくすり研究所)
光演出・インスタレーション(ARu Inc.):
プロデューサー:松島 宏佑
デザイナー:藤本 雅司
エンジニア:雪野 瞭治
グラフィックデザイン:オダヒロト(株式会社 SOJI)