企業間未払い問題のスムーズな解決を目指す、オンラインサービス「ワンネゴ」に新機能が追加
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少額の未払いというと、個人の支払いの遅延、滞納などが思い浮かぶかもしれません。しかし昨今では、サブスクリプションサービスも広がり、企業間取引(BtoB)においても、月会費や利用料などの少額債権の未払いが問題となることがあります。中には、決済エラーや手続きの行き違いなど、悪意のない「うっかり」によるものも少なくありませんが、支払い側に悪意がなくても受け取り側にとっては大きな負担となります。
こうした課題の解決を目指し、株式会社AtoJが、少額債権の未払いをオンライン上で解決するサービス「OneNegotiation(ワンネゴ)」において、新たに通知機能「One通知」をリリースしました。未払いに“気づくきっかけ”を仕組みとして提供することで、企業間取引におけるスムーズな問題解決を支援します。
少額債権の未払いを早期に解決、「ワンネゴ」に新機能「One通知」が追加


「ワンネゴ」は、BtoBにおける少額債権の未払いという課題に対し、オンライン上で債務者による支払いを完結できるプラットフォームです。事業者が、対象者の名前、連絡先、未払いの金額を入力すると、「ワンネゴ」から申立て通知が送られます。通知を受け取った債務者は、QRコードから即時払い、分割払いなど支払い方法を選択し、その場で支払いを完了することができます。
「ワンネゴ」は、企業と顧客が対話を通じてオンライン上で合意形成を行うオンラインでの対話型ODR(※1)で、新機能「One通知」は、このODRに先立つプロセスです。


One通知では、企業が顧客に対して、“自社名義で”未払いに関する通知を送付することができます。必要項目を入力するだけで、メールやハガキなどを通じて「支払いが完了していない」旨を迅速かつ適切に通知でき、早期解決を促します。これにより、未払い対応の初動から解決までを一気通貫でオンライン化し、企業の業務効率化と顧客との円滑な関係維持を両立します。
※1:ODR:Online disputing resolution
未払い問題の多くは、適切なタイミングでの通知によって解決できる
同社が実施したアンケート調査(※2)によると、過去2年間にサービス料金の未払いを経験したことがある人は全体の23%にのぼりました。その理由としては、「決済エラーに気づかなかった」「解約・退会手続きをしたつもりだった」など、悪意のない“うっかり”によるものが半数以上を占めています。さらに、未払いに関する通知を受け取った後には、70%以上の人が支払いを完了していることも分かりました。この結果から、未払いの多くは意図的なものではなく、適切なタイミングでの通知によって解決できる可能性が高いことが示唆されます。
一方で、未払い対応業務にあたるスタッフの心理的・物理的負担は大きく、日々の業務に追われる中で、未払いが発生している旨の通知そのものに十分な時間を割けていないケースも少なくありません。
同社はこうした課題に対し、「うっかり」に気づくための適切なコミュニケーション導線の設計と、スムーズに支払いを完了できる利便性の高いプロセスを両立させることで、事業者と顧客双方の負担を軽減し、より良好な関係性の構築ができると考え、この機能を開発しました。
※2:【サービス利用料未払い実態調査】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000126490.html
未払いトラブルを効率的に解決する仕組みづくり
企業間取引における未払いトラブルは、解決のために多くの時間や労力を要することがあります。場合によっては法的手続きに発展し、当事者双方にとって大きな負担に。
このような課題に対し、オンライン上で支払い手続きを完結できる「ワンネゴ」は、未払いトラブルへの対応プロセスを整え、スムーズな解決へと導く取り組みです。健全な取引環境の整備は、持続的な経済成長を支える取り組みとして、SDGs目標8「働きがいも経済成長も」につながります。また、広義には、トラブルの円滑な解決という点で、目標16「平和と公正をすべての人に」にも関連しているといえます。
ワンネゴのように、トラブルのスムーズな解決を支援するオンラインサービスは、持続可能な企業活動を支える仕組みとして、今後広がっていきそうです。
執筆/フリーライター Yuki Katagiri





