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東日本大震災から15年〜宮城の『今』を知る〜


この記事に該当する目標
11 住み続けられるまちづくりを
東日本大震災から15年〜宮城の『今』を知る〜

2026年3月11日は東日本大震災から15年

2026年3月11日、東日本大震災から15年を迎えます。 あの日から積み重ねられてきた復興の歩みは、宮城の風景や人々の営みに確かな変化をもたらしてきました。これは、SDGs11の目標でもある「住み続けられるまちづくりを」にも繋がるところです。震災の記憶を未来へつなぐ新たな施設、地域の魅力を再発見できるスポット、そして東京でも体験できる学びのイベントなど、多様な形で宮城の『今』に触れられる環境が整いつつあります。 震災以降にオープンした宮城県内のスポットや東京都内で開催される震災の記憶継承イベントの中から編集部のオススメをご紹介します。

3.11以降にオープンした「今、行きたい宮城のスポット」

宮城県の玄関口である仙台市と中部沿岸エリアでは、都市機能と観光、地域交流を担う拠点が震災以降に整備されてきました。県内外からのアクセス性を生かし、食や文化、学びをテーマとした施設が集積しており、宮城の『今』を知る入り口となるエリアです。

「仙台うみの杜水族館」は、東日本大震災で大きな被害を受けた仙台港周辺の再生を象徴する復興拠点として、2015年に開館した水族館です。震災後のまちづくりの中核施設として整備され、三陸の豊かな海の生態系や人と海の関わりを発信しています。
また、震災で集団移転跡地となった場所に、再び人々が集える空間をつくることを目指して、2022年に「アクアイグニス仙台が誕生しました。施設の中心には地下1000mから湧出する天然温泉「藤塚の湯」があり、ゆったりと入浴をお楽しみいただけます。また、地元農産物を扱うマルシェや、スペシャルティコーヒーを味わえるカフェもあり、地域の食材や資源を活かした商品を通じて、東北の魅力を発信しています。

朝ドラでも話題となった「気仙沼エリア」

東日本大震災で大きな被害を受けながらも復興を遂げてきた三陸有数の港町です。内湾地区の再整備や新たな交流拠点の整備が進み、海とともに生きる文化や産業を体感できる地域となりました。新鮮な海の幸や港町の風景、震災の記憶と再生の歩みを感じられるエリアです。

「道の駅 大谷海岸」は、約10年間の仮設店舗での営業を経て2021年3月に新たにオープンしました。「日本一海に近い駅」として親しまれ、産直コーナーや飲食スペースには気仙沼産の食材や特産品が並び、目の前に広がる大谷海水浴場とともに、港町の魅力を気軽に楽しめる施設です。
また、気仙沼の内湾地区を再整備して誕生した買い物やグルメ、散策が楽しめる観光スポットの「ないわん」。レストランは幅広いジャンルがそろい、オープンテラスでこだわりのコーヒーが楽しめるカフェ、魚屋が営む海鮮小屋など多彩な店舗が集うだけでなく、気仙沼初のクラフトビール醸造所などで、地元の味を存分に堪能できます。ショッピングスポットも充実しており、気仙沼名物であるサメ革製品を扱うショップやセレクト雑貨店で、ここならではのお土産選びも楽しめます。

都内開催!震災の記憶継承イベント

東日本大震災から15年の節目に、震災の記憶を風化させない取り組みとして東京都内でもイベントを開催します。都心にいながら、被災地の復興の歩みや防災の教訓を発信し、災害について考える機会として参加してみては?

イベント名称:東北3県の現在(いま)と、私たちが創る未来~東日本大震災から15年を経て~
開催日時:3月9日~3月13日(金)
会場:農林水産省北別館1階「消費者の部屋」
   ※特産品販売は北別館玄関と地下の総合売店
内容:岩手・宮城・福島の東北3県で、震災を乗り越え活躍する農林水産業の生産者や事業者等の皆さんの取組や、観光・産品の魅力、 食品の安全性を確保するために実施されている取組等を、パネル展示や動画の放映、ミニ講演会で紹介します。北別館玄関や地下総合売店で東北3県の特産品等の販売もあります。

まとめ

震災から15年、宮城県では復興の先にある「新しい街の形」を長い年月をかけて再構築してきました。
仙台や気仙沼、そして東京など、それぞれの場所で発信されるメッセージは、私たちが持続可能な未来を考える上での大切なヒントを教えてくれます。災害や過去の事例、現地の人々の想いを「知ること」も応援のひとつです。宮城の美しい風景や美味しい食、そして力強く歩む人々の物語に触れてみてください。
その小さな一歩が、SDGsが掲げる「住み続けられるまちづくりを」という目標だけでなく、「誰一人取り残さない」社会の実現へと繋がっています。15年目の節目、あなたも宮城の『今』を感じて、実際に宮城県へ旅に出かけてみませんか。