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博多阪急の仮囲いウォールアートをヘラルボニー契約作家の作品が彩る!


この記事に該当する目標
3 すべての人に健康と福祉を 10 人や国の不平等をなくそう 11 住み続けられるまちづくりを 17 パートナーシップで目標を達成しよう
博多阪急の仮囲いウォールアートをヘラルボニー契約作家の作品が彩る!

株式会社ヘラルボニーは、3月3日に開業15周年を迎えた博多阪急のクリエイティブパートナーとして、契約作家・福井将宏氏のアート作品を用いた館内装飾を展開しています。

博多阪急開業15周年のストアメッセージ「FUN BLOOM(楽しさが、街を咲かせる)」のもと、リモデルが進む3階フロアでは、工事用の仮囲いをキャンバスに見立てたウォールアートが登場。さらに、7階のキッズスペース、地階および1階のエントランスやウィンドウにも15周年ビジュアルを用いた装飾が施され、館内の様々な場所でアートと出会える空間が広がっています。

ヘラルボニーと博多阪急、双方の未来に向けた想いが重なる

今回の取り組みは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、福祉を起点に新たな文化の創出を目指すヘラルボニーと、「なくてはならない楽しさ 九州 NO.1 百貨店」をストアビジョンに掲げる博多阪急の想いが重なり実現しました。

ヘラルボニーは障害のある作家が描くアート作品をIPとして管理し、その表現を様々な形で社会に広げることで、障害のイメージ変容と新しい文化の創出に取り組んできました。一方、博多阪急は地域の人々の暮らしに寄り添いながら、楽しさや新しい体験を提供する百貨店として、九州の文化や魅力を発信し続けています。
このような両社の価値観が重なり合うことで、商業施設という日常の空間に新しい視点や彩りをもたらす本プロジェクトが具現化したそうです。

また、アーティストの福井将宏氏は、アクリル絵具を用い、モチーフを見ながら描き上げる制作スタイルで知られています。長年に渡り花を主なモチーフとして描き続けており、近年では一つの花にじっくりと向き合い、数か月にわたって同じ花を描き続けることもあるといいます。

商業空間とアートの融合によるSDGs

博多阪急に描かれる今回のアートは、単なる装飾ではなく「視点を変えるレンズ」として空間に取り入れられています。普段何気なく通り過ぎる百貨店の通路やエントランスが、アートによって新しい景色として立ち現れ、訪れた人々に小さな発見や気付きをもたらします。買い物の合間にふと目に入る作品が、日常に新しい感性との出会いを生み出すきっかけになるかもしれません。

また、博多阪急という地域に開かれた商業施設とヘラルボニーのアートを掛け合わせることで、日々の生活の中に多様な表現と出会う機会を生み出し、誰もが創造性に触れられる環境づくりにも繋がります。
来館者にとっては、買い物や滞在のひとときの中で新たな発見や気付きを得られる場となり、障害のある作家の活躍の場の拡大や文化的価値の循環にも寄与します。
こうした取り組みを通じて、「これまでの感謝とこれからの期待」を込めたメッセージを発信し、持続可能な社会の実現を目指しています。

SDGs実現を後押しする、共創の力

本取り組みは、障害のある作家のアートを百貨店の空間に取り入れることで、社会に新たな価値観を生み出す共創プロジェクト。作品を館内の装飾として展開し、作家の表現活動を社会の中で生かしながら、働きがいの創出や文化的価値の循環に繋げていると言えるでしょう。

これは、障害のある人の社会参加を後押しする活動として、SDGsの目標である「3すべての人に健康と福祉を」や「10人や国の不平等をなくそう」に寄与しています。
さらに、博多阪急という街に開かれた場所でアートを展開することで、地域の文化的な魅力を高め、「11住み続けられるまちづくりを」にも貢献しています。

そして、企業同士が想いを共有しながら実現した今回の共創は、まさに「17パートナーシップで目標を達成しよう」と重なり、SDGs実現に向けた大きなアクションの一つではないでしょうか。

※本記事では、ヘラルボニーの表記方針および思想を尊重し、社会の側にある課題を指す意味を込めて『障害』と表記しています。