ヒルズマルシェ毎年恒例の特別企画「秋の大収穫祭」を開催!長野県小布施町の魅力を丸ごと味わえる「信州おぶせフェス」を深掘り
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アークヒルズで毎週土曜日に開催している「ヒルズマルシェ」の特別企画「秋の大収穫祭」が10 月 25 日(土)に行われます。
今年の「秋の大収穫祭」には、60 店舗が参加。会場内では昨年初開催の「信州おぶせフェス」を展開し、長野県・小布施町の様々な農産物や地酒などの特産品を販売されます。長野県小布施町の魅力を丸ごと味わえるだけではなく、作り手と直接関われる機会となっています。この取り組みは目標4「質の高い教育をみんなに」目標11「住み続けられるまちづくりを」目標12「つくる責任つかう責任」にもつながります。今回は目標11「住み続けられるまちづくりを」を中心に掘り下げました。
小布施町と秋の大収穫祭とは
ヒルズマルシェは「つくり手に会えるマルシェ」をコンセプトに、2009年に都市型マルシェの先駆けとしてスタートしました。毎週土曜日、アーク・カラヤン広場に全国各地から選りすぐりの食材や特産品が並び、地域住民をはじめ、近隣で働く人々や来街者が、食を通じてつながる場として親しまれています。単なる買い物の場ではなく、生産者の思いやこだわりを直接聞きながら購入できることが特徴であり、都市と地方を結ぶ交流の拠点となっています。


その中でも毎年注目を集めるのが「秋の大収穫祭」です。今年も、長野県小布施町の農家集団「おぶせファーマーズ」と協力し、「信州おぶせフェス」を会場内に展開します。
長野県小布施町は北信濃に位置し、千曲川東岸に広がる豊かな土地です。
「栗と北斎と花のまち」として知られ、豊かな自然と文化を背景にした農産物や加工品が取り扱われています。「栗と北斎と花のまち」とあるように、小布施町と言えば栗を連想する人が多いのですが、実のところ生産量が全国有数というわけではありません。町の南側を流れる松川が作った水はけの良い扇状地という地形と特徴ある酸性の土壌、そして北信濃の気候が、どこにも負けないおいしい栗を生み出したそうです。伝統的に生産されて来た栗菓子製造などの産業や、育まれ継承されてきた独自の文化は、そのまま現在の街に活かされています。
小布施文化観光協会 小布施日和より(https://www.obusekanko.jp/)
今回のイベントで出展している塩屋櫻井、桜井甘精堂いずれも200年以上の歴史を誇るなど小布施町の文化も体験することができます。
地域のこだわりを感じられるのも、生産者と関われるイベントならではと言えるでしょう。


ヒルズマルシェと小布施町の関係は深く、2019年の台風19号による千曲川氾濫の直後には「信州フェスティバル in ヒルズマルシェ」が開催されました。単なるグルメイベントにとどまらず、農業支援や地域活性化を実現する場として機能してきたことは特筆すべき点です。
今回の「秋の大収穫祭」では、アークヒルズ内のレストランとのコラボメニューが数量限定で登場します。旬の農産物を活かした一皿は、訪れた人々に“ここでしか味わえない特別な体験”を提供し、農産物の消費促進に加えて、都市のレストラン文化との新しい融合を生み出しています。


受け継がれてきた味を楽しむことができるのもイベントの醍醐味ではないでしょうか。
消費者、生産者にとっての価値
地域の生産者と都市住民が直接顔を合わせ、言葉を交わすことによって、暮らしを支え合う循環が生まれています。消費者にとっては「安心して旬の食材を手に入れる喜び」、生産者にとっては「都市での販路拡大と直接交流の機会」という双方にとって大きな価値を持つ取り組みです。こうした活動は、SDGsの掲げる「住み続けられるまちづくり」にも通じる意義を持っています。
秋の味覚を堪能しながら、都市と地方の新しい関係性を感じられるヒルズマルシェ。今回の「秋の大収穫祭」は昨年以上に充実した内容で、小布施町の歴史と魅力を丸ごと体験できる場であるとともに、食と地域を未来へつなぐ架け橋となることが期待されます。
食と地域を楽しめるイベント
旬の栗をはじめとした秋の味覚や地酒など小布施町の魅力を、生産者や出店者と交流しながら味わうことができる他にはないイベントとなっています。また、イベント限定で登場するアークヒルズ、小布施町のコラボメニューにも注目です。
今年の秋は、ヒルズマルシェ秋の特別企画「秋の大収穫祭」を訪れて、この季節ならではの食や地域の特産品を楽しんでみてはいかがでしょうか。






