10月13日はスポーツの日、ピンクリボン月間も! ヘルスケア×スポーツの力で目指す誰もが健やかに生きる社会
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秋といえば「スポーツの秋」。毎年10月に制定されている「スポーツの日」は、体を動かすことを通して、心と体の健康を育む日です。同じく10月は、乳がんの早期発見・早期治療を呼びかける「ピンクリボン月間」でもあります。どちらも、“すべての人が健康で、いきいきと生きられる社会を目指す”という点で、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」と深くつながっています。
医療・介護・予防医療を通して社会のウェルビーイングを支える桜十字グループは、熊本のプロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」と協力し、スポーツと健康を軸にした地域づくりを進めています。
応援することで幸福度とQOLが上がる!社会的な健康が生み出す「つながり」の力


スポーツ庁が2022年に実施した「スポーツの実施状況等に関する世論調査」によれば、週に1日以上運動をしている人の約7割が「精神的にゆとりがある」と答えています。 一方で、たとえ自ら運動する習慣がなくても、スポーツを「観る人」や「支える人」は、そうでない人に比べて幸福度や人生の満足度が高い傾向にあることも分かっています。
スポーツは、体を動かすことによる身体的な健康だけでなく、応援や交流によって得られる“社会的な健康”を育む力も持っています。
WHOが提唱する「健康の定義」には、身体的・精神的な側面に加えて“社会的にも良好であること”が含まれます。桜十字グループがスポーツを通じた地域支援を行うのは、この「社会的な健康」を重視しているからです。
応援や感動を共有する体験は、人と人とをつなぎ、幸福感を高めます。スポーツによるこうしたつながりは、SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」、そして目標11「住み続けられるまちづくりを」にもつながる取り組みといえます。
ヘルスケアとスポーツの融合で地域全体のWell-beingを高める


桜十字グループが熊本ヴォルターズのサポートをスタートしたのは2023年。経営課題を抱えるチームに、医療や介護などのヘルスケア分野の経営で培ったノウハウを活かすという異色の挑戦に踏み出しました。 以来、単なる協賛にとどまらず、ヴォルターズとコラボしたデイサービス「Let’s ヴォルリハ!」や管理栄養士監修の「アスリート弁当」など、多彩な取り組みを展開してきました。
そしてここから、ヴォルターズの新シーズンとともに、桜十字グループの挑戦は次のステージへ。スポーツを通じて、 地域全体のWell-beingをさらに高めていきます。
健康のその先、“社会全体の幸福”へ
10月19日に開催されるイベント、「PINK VOLFES」に合わせて、桜十字グループと熊本ヴォルターズは、乳がんの啓発を目的とした特別検診コースを実施します。
女性が自分の体と向き合い、安心して健康を守る機会をつくることは、SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」にも繋がる取り組み。誰もが自分らしく生きるための社会づくりを、スポーツと医療の力で後押しします。
「桜十字×スポーツ」という掛け算は、健康の意味を“体の元気”から“社会全体の幸福”へと広げる挑戦。人生100年時代を迎えた今、桜十字グループは、医療・介護の枠を超えた“ウェルビーイングな地域社会”の実現を目指しています。
執筆/フリーライター Yuki Katagiri






