既存の価値を活かし都市の質を更新する|福岡初の「Totsu Residence」に見るSDGsな住まいづくり
この記事に該当する目標




総合不動産会社の東通グループが福岡市博多区で進めていた「Totsu Residence Hakata East」の⼤規模修繕およびリニューアル⼯事が完了し、2025年12⽉に竣⼯しました。このプロジェクトは、2001年に竣工した築24年の鉄⾻鉄筋コンクリート造のレジデンスに対し、東通グループの不動産再⽣のノウハウを用い、現代のライフスタイルに即した「洗練された上質感」を持つ住環境へと刷新を図ったもの。九州の⽞関⼝である博多駅徒歩9分という⾼い利便性を誇る⽴地において、建物のポテンシャルを最⼤限に引き出し、居住者や地域に⻑く愛される資産としての価値を再定義しました。
このレジデンスの既存の建物を活かしながら都市の居住価値を高める取り組みは、まさにSDGsの考え方に通じるものです。
大規模賃貸シリーズ「Totsu Residence」福岡初進出
東通グループが扱う様々な物件のうち、⼤規模賃貸シリーズの居住⽤ブランドとなるのが今回博多に竣工した「Totsu Residence」。この名は、⽴地、規模、建物のポテンシャル全てにおいて優れた物件にのみ冠されます。これまで都内に4物件を展開しており、福岡に「Totsu Residence」が誕生するのはこの「Hakata East」が初めてです。
洗練された上質な空間、既存と現代デザインの調和がポイント
今回の物件のコンセプトは「洗練された上質な空間」、そして既存と現代デザインの調和です。外壁基壇部やエントランスを中⼼に、現代的なデザインで刷新しており、既存の建物の重厚感にモダンな意匠を融合させ、レジデンスに相応しい落ち着きと⾼級感を演出しています。


注目は、素材と光で「空間の質」を昇華させたエントランスホール。エントランスホールは空間デザインを全⾯的に⾒直し、質感を現代の⾼級レジデンス⽔準へ昇華させています。また、照明を柔らかな光へ更新し、⾼い天井を活かしたペンダントライトを配置。温かみと奥⾏きのある、品格漂う迎賓空間を実現しています。
住まいを地域にひらく、これからの賃貸に必要な視点
「Totsu Residence Hakata East」では、建物周囲に間接照明を効果的に配し、夜間の表情を美しく彩ると、同時に前⾯道路を照らす街灯としての機能を付加しています。このライティング計画で、⼊居者の安全性を⾼めるだけでなく、地域の防犯や景観向上にも寄与します。こうした取り組みは、建物単体の価値向上にとどまらず、住まいが地域の一部として機能することを意識したものであり、これからの賃貸のあり方に必要な考え方です。


築24年の建物を解体せず、再生という選択で新たな価値を与えた「Totsu Residence Hakata East」。これは、都市の更新を“壊してつくる”のではなく、“活かしながら育てる”という、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」、そして目標12「つくる責任 つかう責任」の考え方を体現する取り組みといえます。
元々まちにある建物の魅力を生かしながら、時代に合ったものに生まれ変わらせる。「Totsu Residence 」は、これからの時代に求められる物件としての、一つの答えかもしれません。
執筆/フリーライター Yuki Katagiri





