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「たとえ寝たきりになっても、仲間たちと働く自由を」をコンセプトにしたオリィ研究所の分身ロボットカフェとは?

「たとえ寝たきりになっても、仲間たちと働く自由を」をコンセプトにしたオリィ研究所の分身ロボットカフェとは?

#SERVICE
  • すべての人に健康と福祉を
  • 働きがいも経済成長も

コロナ禍によって当たり前になったテレワーク。実は、SDGsの「誰一人取り残さない」という原則にもぴったりの未来のテレワーカーが働く「分身ロボットカフェ」が、コロナ禍以前に期間限定でオープンしていました。

株式会社オリィ研究所とカフェ・カンパニー株式会社が、2020年1月16日(木)〜1月24日(金)の期間限定で「分身ロボットカフェDAWN Ver.β(ドーン・ヴァージョン・ベータ)」(https://dawn2019.orylab.com/)を実施。

店舗ではオリィ研究所が開発・提供を手掛ける分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」がサービススタッフとして働いていました。実は、この「OriHime」を遠隔操作して働いているのは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)等の難病や重度障害で外出困難な方たちです。

このプロジェクトは、「動けないが働きたい」と思う人々がいることを知ってもらうと共に、社会参加を妨げている課題をテクノロジーによって克服していく為に社会そのものの可能性を拡張していくことを目的に実施。2019年12月に「WIRED SHIBUYA」(「100BANCH」1F)での実証実験を経た両社の取り組みになっています。

オリィ研究所は「あらゆる人たちに、社会参加、仲間たちと働く自由を。」というヴィジョンのもとに開発・提供を手掛けており、分身ロボットカフェを一時的なものではなく、常設することを目指しています。

コロナ禍により「働くこと」の価値観が変革しつつある今。「分身ロボットカフェ」という取り組みの中に、未来の“新しい働き方や生き方”のヒントが隠れているのかも知れません。

Webサイト:https://dawn2019.orylab.com/

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