学生の言葉で“日傘文化”を広げる!酷暑時代の通学路を守る「日傘は愛だ」プロジェクトが始動
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傘ブランド「Wpc.」を展開する株式会社ワールドパーティーは、学生の熱中症対策と意識改革を目的とした特別プログラム「#日傘は愛だ―頑張る学生の通学路を日傘で守れ!―」プロジェクトを実施。東京農業大学第一高等学校・中等部の学生85名とともに、日傘の新しい価値を考えるワークショップを行いました。
国内最高気温41.8℃を記録!異常な暑さが当たり前の“酷暑”時代の到来
ワークショップは、気象予報士・防災士の石榑亜紀子による熱中症対策セミナーからスタート。2025年に福井県越前市で国内最高気温となる41.8℃が観測されたことや、昨年の熱中症による救急搬送者数が全国で10万人を超えたことなど、近年の暑さがもはや「異常」ではなく「日常」になりつつある現状が共有されました。


また、熱中症の予防策の1つとして、暑い環境に体を順応させる「暑熱順化」の重要性を石榑氏は挙げました。「具体的に何をすればいいかというと、15分程度のウォーキングを週5回行うこと。それが難しい場合は、湯船に浸かることでもいいので、ぜひ実践してみてください」と学生たちに提案していました。
気温40℃以上の日を表す新たな言葉として「酷暑日」が登場した今、中高生にとっては毎日の通学時間も熱中症のリスクと隣り合わせであると考えられます。
石榑氏も「気温は、高さ1.5メートルくらいの場所に温度計を置いて測った数字です。だから、実際はアスファルトの照り返しなどで、通学中などはプラス5~6度ほど暑く感じるはずです」と語っていました。
「夏の通学路を安全な場所へ変えたい」日傘ブランドとしての熱い想い
2019年から環境省は日傘の活用を推進していて、帽子を被っている人よりも遮熱効果のある日傘を差している人のほうが、発汗量が17%も減少し、体感温度も1~2℃下がるというデータも出しています。
こうした背景を受け、Wpc.事業本部・広報の中村友香氏は「Wpc.は日傘ブランドとして、夏の通学路を危険な場所から安全な場所へ変えたい」との目標を述べました。


同社では年間約600万本の傘を販売し、その約7割を日傘が占めているとのこと。ただ、中高生世代への普及率がまだまだ低い点が課題であるそうです。
そこで今回は、単に日傘の効果を伝えるだけではなく、中高校生自身に「どうすれば日傘を使いたくなるか」を考えてもらうワークショップが企画されました。
「日傘」を使いたくなるキャッチコピーを考える!学生たちのワークショップ
ワークショップのテーマは、『日傘を「使いたい!」と思わせるキャッチコピーを考える』。参加した学生たちは複数のグループに分かれ、それぞれにターゲットを設定しながら、日傘の魅力を表現する言葉を必死に考えていました。


長年連れ添ったパートナーを想う気持ちを想像して作ったという「太陽にも見せたくない君の美しさ」という作品や、日傘を差すことへの心理的ハードルを下げ、雨の日にも使えるという実用性も伝えた男性向けのコピー「雨にも負けず、夏の日差しにも負けず」など、各グループが順番にキャッチコピーを発表。
「虹の下、君の隣。」という青春を感じさせる表現や、「塗らない日焼け止め」「365日あなたを守る屋根」「片手でもてるオアシス」など、日傘を別のものに例えるユニークなアイデアも多く見られました。


今回のワークショップでは、全部で15個の日傘のキャッチコピーが誕生。暑さから身を守る“必需品”として日傘の良さをもっと伝えていくために、学生のみなさんは日傘の安全性、必要性を広めるプレゼンターにも任命されました。
熱中症を防ぐために大事なこと!社会全体で新たな文化を作っていく
熱中症はもはや個人の努力だけで防げる問題ではなくなってきています。気候変動の影響で暑さが激しさを増す中、社会全体で新しい生活習慣や文化を作っていく必要があるでしょう。
熱中症予防を通じて人々の健康を守る今回の取り組みは、SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」に通じていますし、SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」の実践例ともいえます。
中高校生自身が課題解決の担い手となり、新たな日傘文化を発信していく姿は、持続可能な社会づくりの可能性も示してくれるはずです。





