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すべての人がスポーツを自分らしく楽しめるように。楽天が今夏に実施した「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」とは


この記事に該当する目標
10 人や国の不平等をなくそう 12 つくる責任つかう責任 13 気候変動に具体的な対策を
すべての人がスポーツを自分らしく楽しめるように。楽天が今夏に実施した「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」とは

楽天は『スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER』をテーマに、すべての人々が豊かな環境でスポーツを自分らしく楽しみ、多様性を認め合う未来を目指すべく、さまざまな取り組みを実施しています。今夏、このミッションを掲げ『SUPER SUMMER SERIES 2024』を開催。楽天がスポーツを通して取り組んだサステナビリティ、ダイバーシティとは? 楽天グループ株式会社の加納愛さんと依田祥佳さんにお話を伺いました。

スポーツを通して、身近に環境やダイバーシティを考えるきっかけに

— まずは楽天による『SUPER SUMMER SERIES 2024』について教えてください。
依田さん 「当社はこの夏、国立競技場では『ヴィッセル神戸』、東京ドームでは『東北楽天ゴールデンイーグルス』、台湾では『楽天モンキーズ』の各公式戦で冠協賛試合を行いました。この3試合の総称が『SUPER SUMMER SERIES 2024』です。この試合では、当社が掲げる『スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER』をより多くの方々に知っていただくために、また、持続可能な社会、すべての人がスポーツを楽しめる世界の実現に向けてさまざまなアクティベーションを行いました」

— 試合を通して『スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER』の実現に向けた活動を行ったということですね。
加納さん 「試合を通してスポーツの感動を味わっていただきたいのはもちろんですが、スポーツ観戦をきっかけに、気候変動への取り組みや環境保全、ダイバーシティについて身近に感じてもらい、考えてもらえたら嬉しいと思っていました。そのために『SUPER SUMMER SERIES 2024』のプランニングには半年以上をかけて進めてきたのですが、広く深く伝えることを目的としたことで来場者から多くの反響をいただくなど、認知を広げることができたと思っています」

— どのような反響がありましたか?
加納さん 「国内の試合会場には、すべての人がスポーツを身近に感じられる体験型ゲーム、正しいごみの分別を促すパネルの設置、ペットボトルキャップの回収ボックスの設置や選手への応援メッセージボードの設置をはじめ、国立競技場では環境配慮素材を用いたカトラリーを導入したのですが、試合後には来場者アンケートを通して『スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER 』の認知があがったという検証結果がでたり、行列ができるほどの人気ブースができたりなど、アクティベーションを通して認知促進を実感できたことが何より嬉しかったです」

–サステナビリティの観点からはどのような取り組みを行い、また成果を実感されましたか?
加納さん 「会場内のゴミ箱の横に、昨年の試合会場のゴミの排出量などのデータを基に作った豆知識のパネルを展示したり、ペットボトルキャップ回収ボックスを設置し、回収したキャップはリサイクルすることによる売上金がワクチンになることを来場された方々に伝わるようパネルを設置するなどして取り組みを知っていただくための工夫をしました。取り組みに参加できなかったとしても、家に帰ったあとに思い出してもらえたらいいなって思うんです。例えば、ペットボトルのキャップをゴミ箱に捨てるのではなく「ワクチンになるからと思ってボトルキャップをまとめて貯めて預けてみよう」「牛乳パックを洗って解体してスーパーに持っていこう」など、日常の些細なことの変化に繋げられることができたら、これまで活動してきたことに意義があるなと感じます。
また、何度もメッセージを伝え続けることで、”楽天ってこういう取り組みもしているんだ”と多くの方に知っていただく機会が増え、最近はやってきたことが全部繋がったという実感も感じているんです。まずは当社が掲げる『スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER 』を知ってもらい理解をしてもらう。 Jリーグのサステナビリティに関する取り組みには『しっかり現実を知って、そして行動を変えて、最終的には社会の仕組みが変わっていく』という考え方があるそうです。私たちもその考え方に共感していて、まずは理解してもらえれば、その後の行動につながる。そして、最終的には社会を変えるところまでいきたいと思っています」

障がい関係なく、すべての人にスポーツを楽しんでもらいたい

–ダイバーシティの観点からはどのような成果を感じられましたか?
依田さん 「ダイバーシティの観点では、東京ドーム内に設置した”タンデム自転車”の反響が大きかったです。自転車を足で漕ぐことができない人でも、手で漕いでゲームをする体験型ブースなのですが、当日は行列ができるほどの人気で、子どもから大人まで、障害の有無を問わず多くの方に体験していただきました。アクティビティを通してどんな人でもスポーツを楽しめることを伝えられたのではないかなと感じています。他にも、東京ドームではサンボマスターさんやSOCIAL WORKEEERZ代表のDAIKIさん、3チームのチアリーディングの方々に参加していただいたことも認知拡大に繋がるアクティベーションだったと実感しています」

楽天とスポーツの力を掛け合わせて、もっといい未来を創る

–『スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER』今後の展望について教えてください。
加納さん「一人ひとりにとって、いい未来は異なるものではありますが、誰でも一緒にスポーツを楽しむことができる機会と場所づくりは、楽天としてこれからもどんどん提供していけると考えています。私自身も日々勉強しながら、楽天イーグルスや楽天モンキーズ、ヴィッセル神戸の皆様ともディスカッションも重ねることで可能性をひろげていきたいです」

依田さん「今回企画したブースが長蛇の列を作るなど、タッチポイントを築けたことって大きいと思っているんです。今後は東京、楽天モンキーズの本拠地の台湾(桃園市)だけでなく、楽天イーグルスの本拠地の仙台や、ヴィッセル神戸の本拠地の神戸、あるいは他のスポーツでも、当社が伝えたいメッセージを多くの方々に伝えていく活動をしていきたいと思っています。」

楽天の取り組みは、 SDGsの観点からも期待する価値あり。『スポーツとともに、もっといい未来へ。 A BETTER FUTURE TOGETHER」に今後も注目です。


取材・執筆/市岡彩香