「大地から生える二本の大樹」をデザインコンセプトに「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」が提案するタワーレジデンスの新しい暮らし方
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三菱地所レジデンス株式会社、東京建物株式会社、東急株式会社、東急不動産株式会社の4社が、武蔵小杉駅北側エリアの「まち一体型複合開発」における、武蔵小杉最大級2棟 1,438 戸(サウス719戸、ノース 719 戸)の地上50階建、免震タワーレジデンス「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」 の概要を発表しました。
「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」のデザインコンセプトは「大地から生える二本の大樹」。
ここでは敷地内に緑を多く取り入れる他、太陽光発電パネルを設置して共用部の電力を賄ったり、電気自動車の充電設備を多く配置するなど、環境に配慮した開発が行われています。さらに、周辺に住む人たちの生活に便利な付帯施設も多数併設することが予定されており、単なる住居にとどまらず、多様な世代の人々が、生涯にわたって安心して豊かに暮らし続けるための環境を備えた”まち一体型複合開発 “が進められていることがわかりました。
ザ・パークハウスがつくるエコロジーでエコノミーな住まい。CO2排出量削減−50%の覚悟
「ザ・パークハウス」は、「住まいの品質を創造する5つのアイズ」というものを掲げています。建物の品質を独自の目線で見て安心してもらうための「チェックアイズ」、環境に配慮した「エコアイズ」、こだわりの住空間の「カスタムアイズ」、防犯や防災訓練など、住まいの安心を求める「ライフアイズ」、暮らしをサポートする「コミュニティアイズ」です。
そのうちのひとつエコアイズでは、「環境に配慮した経済的で快適な暮らしを実現するために行う様々なアプローチ」を行なうとしており、2030年までのCO2排出量を2019年比で50%削減することを目指しています。
三菱地所レジデンス代表取締役 社長執行役員 宮島氏は、この物件の発表会で「マンションはつくる時にお金がかかりますが、エコを充実させたマンションは光熱費を安くでき、環境に配慮しながらも、経済的です。”マンションのエコロジーはエコノミーだ”という思いでエコアイズを考えています。」と語りました。
CO2排出量50%の削減を叶えるには、建築現場での努力だけでは限界がありますが、人々が暮らしはじめたあとも、継続的な負担軽減が行える仕組みが考えられています。
加えて、この物件では高い緑化面積に加え、生物多様性に配慮した「BIO NET INITIATIVE(ビオ ネットイニシアチブ)」を採用しています。「ザ・パークハウス」では、この取り組みを通じて「生物多様性」の保全再生にも貢献しています。
そんな「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」の外観デザインの監修を担当したのは、日本を代表する建築家の隈氏。「地域の人々の暮らしの営みを守りながら新たな価値を提供し、まちに開かれた場所でありたい。」という想いに隈氏が共感し、参画が決まりました。外観デザインコンセプトは「大地から生える二本の大樹」。タワーレジデンスという先進性があって利便性が高い大きな建築物を、もっと優しく、木の温もりをもって、暮らしながら自然を感じるものにしたいというディテールが随所に現れています。タワーを周辺地域や自然環境に調和させるため、低層部には緑とオープンスペースを広く確保。大樹のふもとに人々が集まるようなイメージでデザインされています。
地域に開かれた環境を整備する、「まち一体型複合開発」
地域に開かれた環境を整備する 「まち一体型複合開発」を行う「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」。周辺に住まう人の意見や要望を取り入れ、敷地内には、物件に住む人だけでなくその周辺に住まう人も含めた人々の憩いの場となるような広場や、通勤・通学にも便利な貫通通路を設けます。また、高齢者福祉施設や医療施設、子育て支援施設や健康増進施設に加えて、生活支援施設の整備、地域包括ケアシステムを構築。地域の防災拠点として防災備蓄倉庫の機能も完備します。
目指すのは、単なるマンション、住居をつくることではなく、地域に開かれた広場やさまざまな施設でコミュニティが生まれ、地域の憩いの場・賑わいの場となり、小さな子どもから高齢者まで幅広い世代の人が生涯にわたり安心して豊かに暮らせる“まち”づくりです。
外観デザインを監修した隈氏も、「タワーレジデンスは今後、優しく柔らかい空間になってほしい。閉鎖的な空間にするのではなく、外部の人々も気軽に立ち寄れるような開かれた空間を意識しました。」とコメントしています。
【主な付帯施設(予定) 】
高齢者福祉施設:中原老人福祉センター、地域密着型サービス事業所、交流・相談・情報提供スペース(川崎市)
高齢者向け住宅
医療施設:クリニック
子育て支援施設:保育所
健康増進施設:スポーツジム
生活支援施設:スーパー、ドラッグストア
特設サイトレポーターに起用された高橋一生さんと隈研吾氏が語る「ニホンの未来の暮らし」
2024年9月27日に公開された 「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」の特設サイトでは、俳優の高橋一生さんがレポーターとなり、現場を訪れ、人と会い、自らも考えながら、 「ニホンの未来の暮らし」のヒントを探しています。
この特設サイトの公開を記念して、同日、高橋さん、隈氏、三菱地所レジデンス 代表取締役 社長執行役員 宮島氏のトークショーも行われました。
隈氏は、今後実際にここに人が住まう上でのポイントについて「“自然”と“まち”の2つが重要なキーワード。コロナ禍を機に大勢の人が“自然”のありがたさや心地よさを感じ、注目も高まっています。“住宅”は単独で存在するのではなく、その周辺の“まち”も含めてのひとつの価値となっていて、“まち”自体に人々の関心も集まっていると思います。」と語り、ここでも「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」は単なるマンションではなく、”まち”であることを強調しました。
また高橋さんは、この物件のある武蔵小杉を実際に見て歩いたことを振り返り、「(都会的なイメージもある武蔵小杉だが)ここで三代続く八百屋さんや、ベビーカーを押すお母さんなど、人々が暮らすいい空気を感じ、地域に根付いた文化のようなものを感じました。でも新しい人も入りやすい雰囲気があり、現在と未来が繋がっているような街である印象を受けました」と話しました。
こうしたトークを受け、最後に三菱地所レジデンスの宮島氏は、「この開発によって、お客様の人生が豊かになるような、そんな住まいをつくっていかないといけないなと改めて感じました。」とコメントし、イベントを締めくくりました。
「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」は、この「まち一体型複合開発」を通じて
目標3 すべての人に健康と福祉を
目標7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標12 つくる責任つかう責任
目標15 陸の豊かさを守ろう
など、様々なSDGsの目標に貢献しています。
多くの人に愛される武蔵小杉のまちがこれからもずっと愛されていくように。2028年の「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」の完成を楽しみにしましょう。
執筆/フリーライター Yuki Katagiri